2020年4月19日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(128)

~コロナ対策の迷走~アベ首相は責任を取って辞任せよ!
アベ政治の御都合主義、ここに極まれり。

アベ政権がコロナ対策として、「限定的に30万円給付」を朝令暮改で「国民一人に一律10万円給付」へと方針転換しました。

ここは内閣としての説明責任があるはずですが、4月17日に首相官邸で記者会見を行い、(プロセスで混乱を招いたことを)「国民の皆さまに心からお詫びしたい」と謝罪しましたが、それですむ問題ではないことは明らかです。

以前から野党から同様の要求があったのに拒否してきたアベ首相。公明党から要求されたらコロリと方向転換。国民なんか二の次、自身の政権維持のことしか考えていないからにほかなりません。

前代未聞の閣議決定した補正予算再編成へ。「改善したんだからいいじゃないか」とはなりません。しかし、アベ首相は「謝罪」だけで説明責任を放棄して幕引きを図っています。

さらには岸田政調会長が「自民党としても当初から訴えてきた10万円一律給付」とツイートし、炎上。また、三原じゅん子参議院議員らが「私たち党内の声が、やっと届いた!」とツイートして炎上。反省ゼロ、居直りのオンパレードです。
言うまでもなく、10万円給付で解決する問題ではありません。WHOなどによれば、「コロナ禍が収束するには、あと2~3年かかる」といいます。そうなると、営業を休業や自粛している中小・零細企業、小規模事業などは経営破綻や解雇などが拡大して経済は衰退していきます。また、医療崩壊も目前です。学校、保育園、幼稚園、学童などは今後どうするのか。

ここにきて、各地方自治体が次々と独自の支援策を打ち出しているのは、政府の政策を待っていたら間に合わないことを知っているからです。

政府がやるべきことは、医療体制の確立や生活・事業支援など、すぐさま次の政策を打ち出すこと。そして、まずは消費税率を0%~5%に引き下げて内需拡大をはかることです。しかし、その任務をアベ政権が担えるとは思えません。

謝罪会見で「私の責任」と言ったアベ首相は、モリカケ問題、桜を見る会問題を含めた一連の責任を取って辞任するべきです。

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