2021年7月22日木曜日

なにやら四方山話(68)

「第11回・八千代平和のつどい原爆の絵展」が開催中です

「第11回・八千代平和のつどい原爆の絵展」が今年も7月21日~7月23日の3日間、京成勝田台駅ステーションギャラリーにて開催中(10時~18時・無料)です。私も実行委員としてお手伝いをさせていただいています。

これらの絵は、広島平和資料館で所蔵されている原爆体験にもとづいて市民が描いた2千枚(印刷)の一部をお借りして展示しています。
絵は、もはや上手いとか下手とかを超越した、命をかけた魂の叫びともいえるもので、何回観ても心に強烈に突き刺さってきます。
実行委員会は「歳月と共に原爆の恐ろしさ、戦争の悲惨さが薄れ、風化しようとしている。私たちは世代を超え平和な世界実現に向け、二度と過ちを犯すことのないよう、日頃から平和に対する意識を喚起していくことが重要」と同展の趣旨を訴えています。
初日の21日から多くの市民が来場しています。親子連れの方や、印象的だったのは、塾帰りと思われる小学生の男の子が熱心に絵を観て、最後にアンケート用紙に一生懸命、感想を書いていた姿には感銘を受けました。
お近くの方はぜひご来場をお願いいたします。
●主催 八千代平和のつどい原爆の絵展実行委員会
●後援 八千代市教育委員会
●連絡 047-482-8200(町山)

2021年7月13日火曜日

なにやら四方山話(67)

 「オスプレイ配備に反対する市民学習会」が参加者で満席に!

参加者で満席の会場

7月10日は欠陥軍用機・オスプレイが木更津自衛隊基地に1機目が配備された日です。配備予定されている17機のうち、すでに7機が配備されましたが、まだ正式飛行はされていません。

「オスプレイいらない!八千代ネットワーク」は、昨年から毎月10日を抗議行動の日と定めて活動していますが、10日の駅頭宣伝翌日の7月11日には八千代市生涯学習プラザにおいて、「オスプレイ配備に反対する市民学習会」を開催しました。

当日は反基地運動のニュース・サイト「リム・ピース」の頼和太郎編集長を講師にオスプレイ配備問題に関する講演をしていただきましたが、コロナ禍にもかかわらず会場は参加した市民で満席となりました。また、オスプレイ配備反対運動に取り組む船橋市、習志野市や近隣の市民も参加していただき、連帯のアピールも受けました。活発な質疑も行われました。講演の要旨としては下記の通りです。

講演する頼編集長

①日米オスプレイの修理・整備機能が集約される木更津基地

米海兵隊のMV22と海軍のCMV22、陸自のMV22が「ラインを並べて」デポレベルのメンテナンスが行われる。

②日米オスプレイの整備基盤

木更津にオスプレイの整備基盤を置くことにこだわったのは、米軍よりも自衛隊。ライセンス生産ではないから、分解修理ができる修理拠点が国内に必要。日本企業に、国内で修理させる拠点とすべく、木更津に米軍オスプレイの整備を呼び込んだ。国内の業者に木更津の格納庫を使わせる、という下駄をはかせて米軍オスプレイの契約を取らせた。

③陸自オスプレイの居座り、木更津正式配備の可能性

なんといっても整備拠点が木更津にあるのが大きい。整備に時間がかかるオスプレイの稼働時間を延ばすためには、きめの細かいメンテナンスが必要。メンテ緊急対応と距離の問題。佐賀と木更津の差(南西諸島への距離の差)は、部隊運用によって埋めることが可能。佐賀の受け入れ反対が動かしづらくなった時に、整備基盤のある木更津に居座るという選択はありうる。

④オスプレイの飛行ルート 

関東全域、静岡、山梨、長野、新潟などに広がる。陸自オスプレイは、現行のCH47と同様のルートを飛び、同様の訓練を行うことが考えられる。飛行ルートは演習場をはみ出し、周囲の住宅地、工場群などの上も飛ぶ。 

⑤オスプレイの飛行をやめさせるには

監視と地道な抗議行動を。土地利用規制法の拡大解釈・反基地運動への妨害を許すな。

私も共同代表として主催者挨拶をしました