2015年5月28日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(25)

「新・みんなの広場」市政報告会がありました

去る5月24日に、私が所属している会派、「新・みんなの広場」の市政報告会がありました。同会派は所属議員が4人おり、数でいうと第3会派ということになります。

とは言え、当日に参加した市民は16名。単純に言えば「少ない」ということでしょう。多ければいいということでもありませんが…。

私が議員になる前から、同会派(当時の名称は「みんなの広場」)の市政報告会には時々参加していましたが、ただ漠然と各議員の質問内容を報告していました。やはり同様で、工夫が足りなかったことは自分も含めて反省材料でした。

しかし、このような報告会を開催している会派は少ないのが現状です。他の会派も、もっと市民との情報共有に努めるべきではないでしょうか。

報告会の冒頭で「私は、この会派では異端児です」と、苦笑まじりの挨拶をしました。私はブログでも発信しているように、秋葉市長は公約違反の責任をとって辞任すべきだと今でも思っています。

同会派は秋葉市長の出身会派ということもあり、客観的に見て「秋葉寄り」です。「会の方針は秋葉市政には是々非々でいく」と言いますが中で見ていると、そうは思えません。それが間違っているとか、正しいとかは、ここでは論じませんが、やっぱり私はこの会派ではアウトサイダーなのかもしれません。

                                   
                              
            前列の左から2番目が私です。(逆光ですみません)


     




2015年5月18日月曜日

なにやら四方山話⑩

大和田小学校の運動会に行ってきました

去る5月17日、地元の大和田小学校運動会に来賓として出席しました。本来は前日の土曜日だったのですが、雨模様ということで金曜に延期の連絡がありました。実際、土曜は朝から雨でしたし、早めの適切な学校側の判断でした。当日は快晴です。

さて、大和田小学校の運動会は末っ子が13年前に同校を卒業して以来でした。当日は来賓としてテントの最前列に案内されて少し不思議な感じでした。しかも、冒頭に紅組・白組の応援合戦があり、判定人(5人)を仰せつかるハメに…。

赤、白のプラカードを持って、どちらかを上げなくてはなりません。どちらも甲乙つけがたい元気あふれる応援で、かなり悩みましたが、ほんの少しの差で赤に上げました。結果は4対1で赤に。白組のみんな、ゴメンナサイ。

特に印象的だったのは、障がいのある子供たちを受け入れた「すずかけ学級」があること。おぼつかない足取りでも、中には歩行器を使ってでも、ゴールまで一生懸命に走っていました。最初から最後まで拍手は止みません。私も拍手しながら目頭が熱くなりました。

さて、子供たちの元気で一生懸命な姿には「お約束」のパパ・ママのビデオ、カメラ合戦が繰り広げられています。人のことは言えません。私も父兄の時は最前列に馳せ参じて親バカ全開でした。それでいいと思います。所用で途中退席しましたが久しぶりにリフレッシュできました。



不肖・三田登がモノ申す!(24)

~ 市民が主役の市政を実現する会・定期総会 ~
活発な議論で今年度の運動方針が確認されました!

                       議長席で立って資料説明をする三田
                                                              
去る5月16日に八千代市総合生涯学習プラザにおいて、「市民が主役の市政を実現する会」の第3回定期総会が開催され、多くの市民の参加で真剣な議論が行われました。詳細は後日に会のホームページで掲載されるでしょうから、要旨ですが報告しておきます。

まず、これまでの経過と取り組みの報告が行われ、秋葉市政については、有識者会議を経ての「提言」、2014年6月からの「公共施設再編検討検証委員会」、2014年10月に3回に亘って行われた「図書館ワークショップ」、10月の「公共施設再編問題シンポジウム」など、いずれもパフォーマンスにすぎず、「市民派市長」の仮面が剥がれたのではないか。との評価が報告されました。

新年度予算案では、一般会計約560億1,800万円(前年度予算案比6.8%減)で、財政難を理由に福祉予算の大幅な削減を提案。国民保険料・介護保険料値上げ、下水道料金値上げで市民に負担を押しつけたこと。そして、福祉バス廃止、ふれあいプラザ団体送迎バス廃止、高齢者・障がい者への配食サービス補助廃止、自治会・町会施設への補助費廃止、市民サークルへの1%助成減額等々、合計で何と18事業の廃止、31事業の減額予算を提案。このような市民サービス・福祉切り捨ての新年度予算に対して、民意不在の秋葉市政を批判しました。

また、活動報告としては「市民に顔を向ける議会の実現」を目指して、12月の市議選を見据えて、利権・しがらみ・無気力といった、民意不在の会派や議員個人への批判を「これでいいのか?シリーズ」と銘打って、3弾に亘り全地域で情宣活動を展開し、市民に訴えました。

さらに、有志が12回に及ぶ財政研究会を展開。八千代市が抱えている最大の課題は何と言っても財政問題である。そこで市民、市議、労組からの各有志によって「財政研究会」が結成され、昨年の11月から真剣な調査・分析・提案・議論が行われ、7月の提言完成を目指しています(私も参加しています)。

そして、今年度の運動の取り組みは下記(長くなるので項目のみ)です。

(1)あるべき財政健全化へ提言を
①市民が主役の立場からの提言を

(2) 新川ハコモノ事業反対運動の継続を

(3) 市民参加型の議会へ
① 市民を市政に近づける諸活動を推進
② 市民参加型議会基本条例制定を
③ 市民による議会監視の強化を

(4)市民力で「市民が主役の市政」実現へ
① 問題の明確化と行動提起が必要
② 市民の草の根の力をつくる
③ 次期市長候補擁立の検討を

なお、役員は全員が再任となり、私はまたもや事務局長です。実は、市議就任を契機に無罪放免を願い出ていたのですが、却下されました。「市民運動はそんなに甘くはないのだ!」といったところでしょうか(苦笑)。

一部に会の「停滞感」を指摘する声もありますが、これまでも、八千代市において唯一、いっさいのシガラミとは無縁の立場で運動を実践してきました。現在、八千代市が抱えている財政難と閉塞した議会に対して、明確な市民の立場で運動できるのは「主役の会」です。「停滞感」どころか、ますます会の役割と任務は重要になっています。

2015年5月10日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(23)

~ 5/9 「日本と原発」自主上映会 ~
すごい!約600名の市民が来場して大成功に終わる!

八千代市民によって組織された「映画・日本と原発を八千代でみる会」の主催(共催:脱原発八千代ネットワーク)で開催された自主上映会は、5月9日に勝田台文化センターで午前と午後の2回上映され300名のキャパの会場がいずれも満席となる盛況ぶりでした。

主催責任者の一人である「脱・原発八千代ネットワーク」の川井さんも「こんなに来てくれるとは思わなかった」と喜んでいました。私も微力ながらチケット販売や宣伝活動に参加したかいがありました。

さて、映画は被災者、関係者や、小出裕安章、古賀茂明、飯田哲也などの有識者へのインタビューなどを通して、原発の現実と問題点を見事に炙りだしています。某放送局の番組のようなわざとらしい演出などはなく、抑制のきいた映像は逆にリアリさを増しています。監督や制作が映画人ではなく、弁護士の河合弘之、海渡雄一氏というのもよかった。

「3・11」は単なる一災害ではなく、原発という名のエネルギー政策が核開発を背景にした政治権力と経済権力が作り上げた「地球規模の破壊装置」であることを実証したのです。「福島原発での事故で、広島原爆の168発分のセシウムを空気中に拡散し、毎日4000トンの汚染水を海にたれ流している」という映像は、まさに地球という名のマンションにトイレが無い状態が続いています。

「安くて安全」という原発神話が国際的にも崩壊したにもかかわらず、政府も東電も責任を取らず、それどころか安倍政権は原発輸出を続け、原発がなくてもエネルギー不足には陥らないことがこの4年で実証しているのに、電力会社や経団連の要請に応えるべく再稼働への策動を強めています。

4月14日の福井地裁での高浜原発3、4号機再稼動差し止め仮処分決定の成果を無駄にしてはなりません。八千代市での今回の取り組みと成果を、小さいかもしれないけれど、しかし大事な一歩として、さらに「原発ノー」の声を拡げていくことが求められています。

関心のある方は下記までどうぞ。
連絡先 : 川井康郎(☎090-7278-1840)

                 脱原発八千代ネットワーク
メール :  PFA
00532@nifty.com


2015年5月9日土曜日

なにやら四方山話⑨

八千代市少年野球・春季大会の閉会式に出席してきました

去る5月5日の子供の日。八千代市少年野球・春季大会の閉会式があり、来賓として出席しました。1か月前の4月5日は寒い雨模様の日に開会式でしたが、この日は気持ちのいい五月晴れでした。

この日は1部、2部ともに優勝から3位、敢闘賞までの表彰式でもあり、当然かもしれませんが、スタンドでは関係者とみられる方々だけが座っている感じで開会式よりは少なめ。

優勝した選手たちはもちろん、2~3位、敢闘賞の選手たちも嬉しそうです。一生懸命やった結果を出したのですから当然です。個人の優秀選手賞の受賞式もあり、これは更に嬉しいことでしょう。個人賞は私が大和田タイガースの監督をやっていた14~15年前はなかったような記憶があります。

拍手をしながら、またもや当時のことを思い出していました。大和田タイガースは、今でもそうですが、八千代市で最も選手の多いチームで80人位はいました。それで学年別チームを編成するのですが、私のチームは20人位いました。こんなにいたら7イニング制(低学年は5イニング)の少年野球では、どうしても試合に出場できない選手がいます。

そこで2チームに分けて試合に出しました。戦力は分散しますから、良い結果は出ません。「勝つ野球」をめざす指導者や保護者には、ただでさえダメ監督の私はダメダメ監督として批判されました。まあ、今となっては良い思い出です。










2015年5月3日日曜日

市議会レポート⑤

~ 5/2 三田 登・市政報告会が成功に終わる ~
35名の市民が参加して活発な意見交換!

予想を上回る市民が参加
去る5月2日、八千代台東南公民館において、「三田登・市政報告会」が開催されました。ゴールデンウイーク中にもかかわらず、予想を上回る35名の市民が参加してくれました。また、約3割が「宣伝ビラを見て初めて参加した」という方々で、うれしい結果となりました。また、翌日も「都合が悪くて行けなかったが内容を教えてほしい」とか「次回は行く」など、問い合わせの電話が数件ありました。

公約違反とパフォーマンスだけの秋葉市政
八千代市は深刻な財政状況にあり、それは豊田市政10年で形成されていったものであり、豊田前市長はA級戦犯であったこと。その最大の責任は、ろくに情報公開もなく、民意不在の開発優先、新川ハコモノ計画を推進し、八千代市の財政負担を拡大したことです。そして、現在のA級戦犯は、秋葉市長ではないでしょうか。

秋葉市長は「選挙直前に、支援者に新川計画中止は無理と言った」ことと「選挙用リーフレットには計画中止の文言はない」の2点を理由に「だから公約違反ではない」と強弁してきました。しかし、選挙前後の客観的経過を見れば、それが何ら根拠とならないことは明白です。しかも、3月3日の一般質問の時、私の市長への問いの中で秋葉市長は何故か話題を切り替え、「そのことを、真っ先に(三田に)言った」と言い切っていましたが、全くの嘘です。「関係ないことは発言しないように」と議長から叱責されていたのも当然です。

そもそも、私は秋葉氏とは意見の相違で、選対の事務局を選挙準備に入る前の、かなり初期の段階で離脱しています。その日、秋葉氏は私に「ふざけるな」と怒りのメールを送ってきています。そんな私に「(選挙本番直前に)真っ先に言った」はずがないではありませんか。「語るに落ちる」とはこのことです。詭弁と嘘つきの輩に首長の資格はありません。質問の主旨と違った話になっていたので、時間の制約も考え、敢えて相手にしませんでしたが、タイミングを見て、今後問題にしようと思っています。

秋葉市長は、「市民派市長」のイメージ回復に向けてだいぶ焦っているようです。だから昨年から、八千代市における公共施設再編に係る提言書(2014年2月)、八千代市財政診断報告(2014年3月)、公共施設再編検討検証委員会(2014年6月~)、財政リスク回避戦略(2014年7月)、図書館ワークショップ(2014年10月)、業仕分け(2014年11月)などと、矢継ぎ早に「市民参加型行政」を取り組んでいる素振りを見せていますが、全て、実効性のない官製型パフォーマンスです。そんな茶番のために多くの手間と多額のお金を費やしているのですから、二重に許せません。
 
多くの参加者から秋葉市政へ失望の声
報告会は「三田登と共に市政を考える会」の曽我事務局長の司会で始まり、第1部として、三田から、①市政をめぐる情勢②3月議会をめぐる状況③三田の一般質問内容。が報告されましたが、すでに当ブログの「市議会レポート」で「新年度予算案は住み続けたいと思えない八千代へまっしぐら!(2月26日付け・市議会レポート②)」。「市民ニーズに逆行する秋葉市政を批判!(3月8日付け・市議会レポート③)」。「完全に剥がれた秋葉市民派市長の仮面!(3月24日付け・市議会レポート④)」。で同様の内容を掲載していますので割愛します。読んでいない方は、よろしければお読みください。

真の市民派市長誕生に向けて準備を
後半2部では質疑応答と懇談会が行われましたが、秋葉市長に期待する声は皆無でした。多くの市民は薄っぺらい秋葉パフォーマンスを見破っています。

本日、報告会に不参加の市民から要望があったので、自宅まで資料をお届けに行きました。初対面のその方は、「市民と共に、時期市長選に向けた新たな市民派候補を探すべきだ。残された時間は多くない」と指摘されていました。その通りだと思います。真の市民派市長誕生に向けた準備が必要です。たしかに次期市長選は、そんなに先の話ではありません。だからこそ秋葉市長は「実績」という名のアリバイ作りに懸命なのです。「秋葉再選」など、趣味の悪いブラックジョークでしかありません。


冒頭で挨拶する三田(写真上)。開会20分後には満席に(写真下)。