2019年4月19日金曜日

不肖・三田登がモノ申す!(105)

やっぱり、マイナンバー制度はいらない!

4月16日付けの朝日新聞より

マイナンバー制度とハローワークの事業をつなぐ「中間サーバー」を厚生労働省職業安定局が約80億円かけて整備しながら、その利用率が最大想定の0.1%以下にとどまっていることが先日報道されていました。

設計時にサーバーの利用を最大で月約308万件と想定。ところが、今年1月までの利用はたったの月平均2580件(最大想定の0.08%)。

このサーバーには年間約10億円の維持管理費が。それでも2017年度から始まり、2019年度予算にも計上されています。
かわいいキャラクターにだまされてはいけない
ハローワークに限らず、窓口やコンビニでも利用率はまるで伸びず、費用対効果は最悪。そもそもこの制度、アベ政権が国民を統制するためにゴリ押しした最悪制度。こんなものが不要なことは国民はよく知っているのです。

2016年から運用開始されましたが、受け取り拒否などで開始直後でさえも約500万通が自治体に返送されました。個人情報がダダ漏れになる恐れがあり、当然の結果でした。ちなみに、アメリカでは「情報漏洩の合鍵」と言われています。

アベ政権は、商店街のポイントやプレミアム商品券にマイナンバーを利用させることを画策するなど、相変わらずの姑息ぶり。こんな制度は、ただちに廃止させるべきです。