2016年8月21日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(64)

「情報公開と市民の会」が秋葉市長への刑事告発を百条委員会に求める!

市内の市民で構成され、長年にわたり活動している、「情報公開と市民の会」が秋葉市長の主導で行なわれた公文書改ざん問題に関して「百条委員会は刑事告発をせよ」と訴える会報を発行。市内で配布活動が展開されています。また、来る9月議会で、アクションを起こすことも示唆しています。重要な内容だと思いますので、主文を転載して紹介します。(8月10日付け会報より)
秋葉市長主導の「公文書改ざん問題」はどうなっているの?
秋葉市長が「情報公開と市民参加」を「基本姿勢」に就任してから3年。市議時代から大反対していた新川ハコモノ建設計画は、市長就任直後から計画推進派に変節して市民を裏切り、ついには市長として許されない違反行為をも行ないました。

市民が情報公開条例に沿って行った「平成26年10月1日の定例部長会議」の、会議録の開示請求に対し、市側は27年度予算編成に関する市長指示事項は23箇所が黒塗り、9頁の会議禄は4頁に改ざんして開示。市民の異議申し立てにより、市側は第三者機関である八千代市情報公開審査会に審査を諮問。約9か月間に及ぶ審査の結果、「市長の主導で行われた違反行為」という審査報告をしました。これを受けて市議会は、真相究明に向けて平成27年10月に百条委員会を設置。 

委員会は平成27年11月と本年2月の2回にわたり、秋葉市長への証人喚問を行いましたが、秋葉市長は「記憶にない」「知らなかった」を繰り返しました。「公文書改ざん」という結果は認めつつも、自身の責任は認めておらず、委員会は継続されています。

百条委員会は秋葉市長への偽証告発をするべきだ
去る3月22日に百条委員会は「中間報告」を公表。担当職員への意見聴取での証言、市長の指示メールなど証拠もあり、審査会の報告を踏襲する内容となっています。しかし、秋葉市長は「誤字脱字の修正以外の指示はしていない」と、姑息にも部下に責任転嫁する発言を繰り返しています。 

そして、7月21日には再び8職員への聴取を行ない、「市長の削除指示を受けたことを証言。委員会は偽証罪での告発する可能性も(朝日新聞)」「市長の削除指示証言(千葉日報)」など、秋葉市長主導の公文書改ざんが明確に。百条委員会は早急に秋葉市長への偽証罪告発をすべきです。

市民が求めている情報公開の推進に逆行する秋葉市長
今回の件で反省しているかと思いきや、とんでもない。秋葉市長は会議録の庁議規則を変更。記述が単なる要点筆記に。発言者名もなし。また、情報公開室が班に格下げに。つまり、市民への情報公開機能を縮小・後退させているのです。秋葉市長の旗印とされていた「情報公開と市民参加」とやらの実態が見えています。秋葉市長の好きな市民参加イベントに対しても「ただのパフォーマンスだ」という批判が噴出しているのも当然です。

市民の知る権利を保証する情報公開制度を求めます
市政の主役は市民です。いま、八千代市で何が起き、何が問題になっているのか知る権利があります。そして行政には情報提供する義務があります。市民の会は、秋葉市政によって骨抜きにされた情報公開制度を真に市民の知る権利を保証する情報公開制度にすることを今議会に求めていく考えです。

2016年8月9日火曜日

三田登と共に市政を考える会(25)

~定例市民懇談会に35名の市民が参加~
八代市政の課題は財政再建と情報公開!
毎議会(年4回)後に「三田登と共に市政を考える会」の主催で開催される「定例市民懇談会」が8月6日に大和田公民館において、さらに、8月7日に八千代台東南公民館において開催され、計35名の皆さんに参加していただきました。暑い中、本当にありがとうございました。

両日とも前半は6月議会報告、私の一般質問報告でした。(この部分は長くなるので割愛しますが、よろしければ私のブログでどうぞ)そして後半は懇談会で、私への質疑とともに皆さんとの意見交換や提案をいただきました。

多かった意見では、要約すると①赤字財政をどうするのか ②八千代市(行政・議会)がどうなっているのか分からない。という2点でした。実は毎回よく出るテーマです。改善されないから、当然いつも出るのです。

歴代市長の赤字財政支出、とりわけ豊田俊郎市長(現・自民党参院議員)の市政10年にわたる市民サービス後回し、開発とハコモノ建設優先行政により財政は深刻な赤字財政(約800億円)に陥りました。過日に日経新聞で「千葉県で危ない3自治体」として、八千代市・銚子市・富津市の記事が掲載されたことは偶然ではありません。やはり市民はよく情勢を見ています。

1点目については、①投資的経費の抑制 ②ハコモノ事業の見直し ③市職員人件費の削減 ④議員報酬と政務活動費の削減 などを柱とした財政再建策を、合意性を持たせたうえで実行することが求められています。

2点目についても、市民への情報公開、情報共有という点で、まったく改善されていないというのが市民の採点なのです。「議会の見える化」が掛け声だけという実態、そして、行政側の情報公開も最悪。情報公開制度は改悪されています。

そして、秋葉市長主導の「公文書改ざん問題」(百条委員会で審査中)は秋葉市長の居直りで解決されていません。百条委員会は、もはや刑事告発すべきでしょう。

その他にも老朽化したインフラ整備や公共施設の更新問題は、もはや待ったなしです。とりわけ市民サービス低下を招く「公共施設等総合管理計画アクションプラン」構想にみられるように、専ら市民負担で乗り切ろうというのが秋葉市政の基本路線となっています。かつて「市民派市長誕生」などとマスコミ報道されたのがウソのようです(まあ、秋葉のウソだったのですが)。

来年に迫った市長選に向けて、どのような市民の声を反映させるのか、どのような市民からの運動を具体化させなければならないのかが課題です。

2016年8月8日月曜日

なにやら四方山話(29)

「八千代平和の集い原爆の絵展」が大成功!450名の市民が来場!
実行委員の方々と。お世話になりました。
多くの市民が原爆体験の絵を観ていました。
注目されていたのが原爆投下を報道した当時の広島新聞(右側)。
「平和のつどい・原爆の絵展ネット」が取り組んでいる「原爆の絵展」が今年も(千葉県だけでも12自治体で)開催されています。

1974年、広島の被爆者である小林岩吉さんが被爆の惨状を描いた絵をNHK広島局に届けたことを契機に「市民の手で原爆の絵を残そう」との呼びかけに応えた市民が描いた絵が2225枚に管理されている広島平和資料館から借りて、様々な地域で展示活動を続けています。

八千代市でも、去る8月3日~5日まで、勝田台ステーション・ギャラリーにおいて開催されました。八千代市民有志による「八千代平和の集い原爆の絵実行委員会」の主催、八千代市・八千代市教育委員会などの後援で開催され、今年で7回目。そして、今年から私もスタッフとしてお手伝いさせていただきました。

毎年、3日間で延べ400人以上は来場者がいるとのことで、カウンターを押していたら、なるほど約450名の来場者がいました。声をかけていただいたり、アンケートの回答やカンパをしてくださる市民も多く、感激しました。

「この原爆の絵は、被爆者自身が後世に残さなければならない。という思いを込めて描いたものです。ぜひ多くの皆さんに観ていただくことをお勧めします。」とは、実行委員会の呼びかけ文。

来年もぜひ取り組みたいと思いますし、もっと広く呼びかけて取り組みを発展させていきたいと思います。

2016年8月6日土曜日

なにやら四方山話(28)

忘れるな、原爆投下の日。「黙とうと献花の集い」に参列してきました

酷暑にもかかわらず多くの参列者が
 
八千代市少年少女合唱団の歌を聞く
献花する市民
織り鶴と献花された祈念碑
本日、8月6日は広島に原子爆弾が投下された日。全国の自治体で開催されているように、八千代市でも「黙とうと献花の集い」が午前8時から開催され、私も参列してきました。

市長(代理代読)挨拶に続き、八千代市少年少女合唱団が「まちんと」(まちんとは広島の方言で「もうちょっと」の意味)と「一本の鉛筆」をすばらしい歌声で合唱。「一本の鉛筆」の最後の歌詞で「一本の鉛筆があれば 人間のいのちと 私は書く」は心に響きます。

また、午前8時15分に合わせて参加者約140名が黙とう。その後、一人一人が平和祈念碑に献花。

八千代市は昭和63年9月18日に平和都市宣言を議会で採択。核兵器の廃絶と恒久平和の達成を願い、広島市から被爆にあった旧市庁舎の壁石を譲り受け、これをモチーフに平和祈念碑を市民会館前に建立しました。

「祈念碑は、四角い箱を斜めに切ったような形をしていて、鏡のようなステンレスの上に被爆した壁石がはり付けられています。祈念碑の前に立つと、石が空中に浮かんでいるように見え、その周りを鳩が飛んでいるかのようにみえます。作者は市内在住の画家浅井昭氏です。(市ホームページより)」

これが祈念碑であることを知らない市民が少なくないとのこと。残念です。

なお、市内の市民が折り鶴を広島市と長崎市に後日に献納。その数なんと8万だそうです。

数は少ないけれど、若い高校生らも参加していました。広島での昭和20年8月6日、午前8時15分。そして、長崎での8月9日、午前11時02分。絶対忘れてはいけない記憶と記録。形骸化させてはなりません。

2016年8月2日火曜日

市議会レポート⑲

定例市民懇談会に御参加ください!

お近くの方は、定例市民懇談会にお気軽に御参加ください。
お陰様で、いつも好評をいただいています。
みんなで市政や社会のこと、そして人生について語り合いましょう。

定例市民懇談会

日   時   
   1日目 8月6日(土)午後1:30~3:30     
   2日目 8月7日(日)午後1:30~3:30   


会   場  
  1日目  八千代市大和田公民館(2階・講習室)
  2日目  市八千代八千代台東南公民館(3階・会議

                 室)

主 催 三田登と共に市政を考える会

暑いのでソフトドリンクも用意しています
前回の第1日目の会場風景
女性の方も多く参加いただいています