2018年2月27日火曜日

不肖・三田登がモノ申す!(82)

「安倍9条改憲NO!市民のつどい」に150名の市民が結集!

たまにジョークも交えて講演する清水教授
「9条改憲を許すな!」会場席を埋める市民たち
少し前の報告ですが、2月24日に、「安倍9条改憲NO!市民アクションやちよ」主催の、「安倍9条改憲NO!市民のつどい」が勝田台文化センターで開催されました。

私は一応、会の顧問ということになっているので、知人などに懸命に参加を呼びかけましたが、当日は約150名の市民が参加して成功をおさめ、ほっとしました。

つどいは、オープニングで夏目銀之助さんの腹話術とサックス演奏で会場は盛り上がり。その後、日本体育大学教授で、9条の会世話人の清水正彦氏の「安倍9条改憲論の狙いと運動の課題」というテーマでの講演。

安倍自公政権が主張し、国会発議と国民投票しようとしている「9条加憲」は、その後、2項削除をめざすことは明白でしょう。それは、背景にある日本会議だけではなく、安倍ブレーンのひとつ、「日本政策研究センター」の岡田邦弘所長の「2項を削除して自衛隊を世界の国々が保持している『普通の軍隊』として位置づけることが最もストレートな解決方法だ」という発言ではっきりしているのではないでしょうか。

清水氏は「9条加憲における安倍の姿勢」として①とにかく改憲したい②歴史に自分の名を残したい。という簡単明瞭な説を展開。納得できる話だ。それほど安倍という単純なお坊ちゃまは、浅はかな輩なのだ。そして怖いのは9条が加憲されれば「自衛隊違憲」が憲法上は言えなくなるということです。

講演後は市民による、リレートーク。内容は割愛するが、これが厳然たる国民の声だ。

私たち国民は、唯一の被爆国として、戦後73年培ってきた不戦の決意と、平和憲法を何としても守らなければなりません。3千万署名運動に勝利し、戦後最悪の領袖、安倍ヒットラーを打倒しなければ、国民主権、立憲主義の明日は危ういと思うのです。

最後に野党に苦言。もう少し、しっかりしてよ!このままじゃ、国民の支持はさらに低下するよ。そんなだから安倍がいい気になるんだと思う。これって少数意見じゃないと思うけど。

2018年2月26日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(81)

「生活のしづらさについて考えるシンポジウム」に参加してきました
多くの方々が参加しました
パネラーの江間由紀夫教授
2月25日、「八千代〈ひきこもり〉と共に生きる会」主催の、「生活のしづらさについて考えるシンポジウム」に参加してきました。会場は八千代市立緑が丘公民館・集会ホール。

ひきこもりの当事者の支援をしたり、社会環境を整えたりすることにより、ひとりひとりが、より良く生きられる地域社会の形成に寄与する(会規約より)ことを目的に活動しています。

スクールソーシャルワーカーの中島淳氏、聖徳大学短期大学部・准教授の檜垣昌也氏が共同代表を務め、カウンセラーな、ど多くのボランティアの方々が世話人となり、本年で設立10周年とのこと。

当日はパネルディスカッションとして、江間由紀夫氏(東京成徳大学教授)の「ひきこもり生活のしづらさ」。石井隆利氏(ピアサポート専門員)の「ピアサポート専門員として出来ること」。森山浩年氏(職業創造センター理事長)の「中高年の雇用環境の厳しさと中高年福祉の必要性」。といった、それぞれのテーマでのお話し。後半は意見交換(個人の話は割愛します)などがありました。僭越ながら、私も発言させていただきました。

参加した皆さんは、当事者であったり、その家族であったり、様々な悩みを抱えての参加なのだと思いました。ただ、日常の心の悩みを当事者や家族などだけで解決するのは困難で、国や自治体によるサポートをシステム化すること、そして、地域周辺での理解や、コミュニティ形成などの環境整備が必要で、その対策が社会的には、まだまだ遅れているのではないかと感じました。そういう意味でも同会の地道な活動は、とても意味のある活動だと感じました。

なお、同会は毎月最終週の水曜日、午後6時から八千代台東南公民館にて定例会(テーマトーク&サロン)を行っているとのこと。「ひとりで悩まず、どうぞご連絡を」と呼びかけています。
関心のある方は higakimasaya@hotmail.com (檜垣  昌也)まで。

2018年2月13日火曜日

なにやら四方山話(37)

「習志野市民アクションのつどい」に参加してきました
会場は満員(プラザ大久保にて)
立憲民主党の樋口さんも参加
2月12日、習志野市の市民団体「戦争はいやだ!オール習志野行動」を中心に「3000万人署名を集める習志野市民アクションのつどい」が開催され、多くの市民が参加して成功をおさめました。私もお隣の八千代市民として連帯の参加をしてきました。

ついでに、私も、来る24日に予定されている、「安倍9条改憲NO!市民アクションやちよ」主催の「安倍9条改憲NO!市民のつどい」のビラ配布と会場での挨拶をさせていただきました。

さて、習志野市では4万筆の署名を目標に奮闘中とのこと。すごいですね。集会では、映画や情勢分析、さらには、9条の会、労組、女性グループ、各地域、等から署名報告や署名の方法等が提案され、活発な発言が相次ぎました。

安倍自公政権は、今年度中の改憲発議と国民投票の実施を目論んでいます。残念ながら、国会では発議が可決される可能性が高く、だからこそ「安倍9条改憲NO!」の全国民的な声を具体的な力に変える必要があります。全国で展開されている3000万人署名運動は、そのためのエネルギーとなることでしょう。

ぜひとも成功させて、国民を舐めきっている安倍自公政権を打ち倒しましょう。


2018年2月5日月曜日

三田登と共に市政を考える会(28)

定例市民懇談会を開催しました
1日目の市民懇談会(大和田公民館)
私のサポーターの会である「三田登と共に市政を考える会」主催で、いつも定例議会終了後に開催している「定例市民懇談会」。2月3日~4日の2日間、2会場で行いました。寒い日が続くなか、多くの市民の皆さんに御参加いただきました。誠にありがとうございました。

前半は私からの社会情勢報告。やはり見逃せないのは、安倍自公政権による「憲法9条に自衛隊の存在を明記し、2020年に新憲法施行をめざす」動きであり、アベノミクスの失敗のシワ寄せを個人負担増に求める「税制改正」の問題です。この点を中心に情勢報告をさせていただきました。

また、後半の市政報告では、近年中に人口20万人超えが予測される一方で、730億円の借金に苦しむ財政問題や、私の12月議会における一般質問の報告(内容は割愛しますが)などをさせていただきました。

後半は参加者による懇談会。毎回のように「行政も議会も何が起きているのか、何が問題なのか、まるで見えない」というお叱りの声が多く、問題が改善できていないことに対して、また、このような市民との意見交換の場さえ設けない議員が多い実情を鑑みると、一議員として、責任を痛感するばかりです。

2018年2月1日木曜日

なにやら四方山話(36)

「脱原発八千代ネットワーク」の定例会に参加してきました

分かりやすく説明する川井氏(八千代市民会館・会議室)
1月27日、八千代市で脱原発運動に取り組んでいる「脱原発八千代ネットワーク」の定例会に参加(私も会員ですので)してきました。毎月1度の定例会も今回で66回目。周辺地域において同様の活動をしている市民グループで、この会以上に適格で真面目な活動を私は知りません。

さて、本日は、会の世話人で、原子力市民委員会の「原発ゼロ社会への道2017」の共同執筆者でもある川井康郎氏の「原発ゼロ社会は本当に実現できる?」と題した講演がありました。

まず、最初に「原子力政策の現状」と題して「原発を取り巻く現状」として①先の見えない福島事故の収束②安全神話の崩壊と進まぬ再稼働③ますます深刻になる廃棄物問題④核燃料サイクルの破綻⑤経済性への疑問の5点。特に⑤については事故対処費用の増大(21.5兆円以上)の国民負担が指摘されていました。

次のテーマの「進む省エネと自然エネルギーの普及」では①2015年の電力消費量は2007年(ピーク)に比べて14.3%減少。今後も着実な減少が予測される。②脱原発を求める世論は変わらない (最新の世論調査で、毎日新聞・原発再稼働は反対55%、賛成26%。共同通信・原発即時停止は賛成49%、反対42%)。また、にもかかわらず「逆行する政策」として、①エネルギー基本計画(2017年より見直し作業開始)②原発は地球温暖化防止とエネル ギー・セキュリティの観点から重要③安定したベースロード電源として原発を優先的に利用④再処理・核燃料サイクルを継続⑤原発輸出の推進。さらに「原子力延命策」として①原発保護政策 ②電気料金制度、原子力事故賠償制度③福島事故費用、廃炉費用の託送料金上乗せ④原発優先の系統接続などを指摘しました。

さらに「原発ゼロ社会の 実現に向けて」のテーマで、「なぜ原発ゼロ社会を目指すのか?」として、①原発は万人を不幸にする②立地地域住民 ~生命、健康、財産の損失、社会の分断③都市住民 ~強制的な供給と損失コスト負担④電力会社 ~破綻と解体 ⑤産業界 ~東芝の破綻、再生エネ分野での遅れ⑥政府・経産省 ~信頼の失墜、巨額の財政負担。などの実例をあげ「原発ゼロ社会の姿」は①社会的損失や重大な脅威からの解放②地域経済の自立③健全で常識的なエネルギー政策④自然エネルギー産業で世界を牽引。などを提起。

また「原発ゼロ法案の骨子」で「原発ゼロ・自然エネルギー普及推進連盟」の①全原発即時停止②新増設は認めない。などの案が紹介。

最後に「私たちに出来ること」として①国会内外の連携と国政変革②全国の運動と連携した草の根市民活動③福島事故被災者支援④自然エネルギー普及運動⑤脱原発の公論形成に向けた参画その他、創意工夫を凝らした活動。などが提起されました。

学習だけではなく、行動もするこの会に期待大です。

以上、おもいきり簡略化して紹介しましたので、かなり分かりにくかったと思います。関心のある方は川井さんに問い合わせればパワーポイントのデータを提供してくれます。
メール PFA00532@nifty.com 川井康郎