2020年6月10日水曜日

不肖・三田登がモノ申す!(133)

近づく戦後最悪の「アベ政治」の終焉
報道によると、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止めにあった働き手が少なくとも2万人を超えたことが、厚生労働省の集計で分かりました。

5月は1カ月で約1万3千人増、1万人を超えてからは半月で1万人増えており、雇用情勢が急速に悪化していることを示しており、しかも、この統計は労働局が把握しているもので、実態はこんなものではないことは明らかです。
 
中小・個人事業などのコロナ倒産とともに、コロナ失業に対する抜本的な支援策や政策のための議論が必要なのに、アベ政権は好きに使える10兆円の予備費を確保して第2次補正審議をさっさと終わりにしたくて仕方がありません。
検察法改悪と黒川問題で追い込まれているアベ政権。「まだか、まだか」と国民が持ちくたびれているのに届かない定額給付金や、ほしくもない「アベノマスク」が届き始めている矛盾。

また、持続化給付金の手続き業務で、経済産業省から委託された民間団体「サービスデザイン推進協議会」が業務を電通に再委託していた問題。アベ周辺と電通との癒着も指摘されています。

もはやアベ内閣の支持率は上がらないでしょう。戦後最悪の「アベ政治」の終焉は近づいています。