2021年11月16日火曜日

不肖・三田登がモノ申す!(144)

「NO!オスプレイ・アクション」

  連続の11月行動!!

3市の市民が参加しての宣伝行動。右から3番目が私。

「オスプレイいらない!八千代ネットワーク」は、「NO!オスプレイ・アクション」として、連続の抗議と宣伝行動を行いました。

まず、11月3日は、来たる12月4日(13:30~)に薬円台公園にて「オスプレイいらない!市民集会」とデモの参加呼びかけです。昨年の集会は600名以上が参加しており、3回目となる今集会はさらに多くの参加を呼びかけています。

市民集会の参加呼びかけを習志野市、船橋市の市民と共に「オスプレイいらない!3市ネット」として、八千代緑が丘駅頭にて宣伝行動とオスプレイ配備に反対する第2弾の署名活動もあわせて取り組みました。

当日は約27名の市民が参加。3市ネット事務局からの基調報告に続き、習志野市、船橋市、八千代市からの訴えがありました。市民集会の宣伝ビラも200枚以上が配布されるなど、市民の注目度が徐々に高まっています。

また、昨年7月10日に、木更津基地に配備予定の17機の1機目が配備されたことに抗議する意味で、各地で毎月10日は抗議の日として取り組まれており、八千代市においても11月10日に八千代緑が丘駅頭にて、10名の参加で取り組みました。

陸上自衛隊導入のオスプレイは、8月から本格的な飛行訓練が開始され、百里基地、館山基地、東富士演習場への飛行訓練が確認されているところです。今後、訓練を重ね、操縦士の練度が向上したところで、訓練区域の拡大が予定されています。当然、習志野自衛隊基地をめざして私たちの住む街の上空を飛んできます。

やたらと墜落や故障をするオスプレイはオートローテーション(自動回転機能)がなく、航空法違反のシロモノあることも指摘されています。だから、生産国アメリカ以外の国で導入しているのは日本だけです。国民の命と財産よりアメリカへの忖度と防衛費の拡大を優先させる自公政権の暴挙は断じて容認できません。

つきましては、皆さんの行動参加を呼びかけます。近隣住民の方(近隣でなくても)は12月4日の市民集会にぜひ御参加ください。

(オスプレイいらない!3市ネット共同代表・三田 登)

八千代市、習志野市、船橋市など広汎に配布されているビラ


2021年11月4日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(143)

 ~2021総選挙~

今後も野党共闘の継続と発展で政権交代をめざせ!

総選挙の結果については残念でしたが、野党共闘の意義は揺るぎません。野党一本化した217選挙区では62勝しており、善戦しています。また、前回と違い、全体の4割が接戦でした。

維新が約4倍に「躍進」しましたが、維新の本質は第3極ではなく、自公の補完勢力でしかないことが結果的にクローズアップされなっただけのことです。今後、国民はその正体を知ることになるでしょう。

ちなみに英ガーディアン紙は、「日本の選挙、右翼ポピュリストが大阪で圧勝的得票」と報道。外国は日本をよく観察していますね。

共産党は比例の票が減ることを覚悟して、多くの選挙区で身を引いたので、ある程度の議席減少は予想できましたが、立憲は議席増が当たり前なのに14減とは酷すぎます。枝野代表の辞任もしかたがないところでしょう。

野党共闘は7割以上が「住み分け」できたものの、実際の選挙戦では思ったより上手く機能していなかったのも事実ではないでしょうか。しかし、野党共闘はこれが初めてです。「やっぱり駄目だったじゃないか。野党共闘は見直そう」などという考えは自公政権の思うつぼです。

事実、不穏な動きが早くも始まっています。維新の松井代表は憲法改正について「来年の参院選挙までに憲法改正案と国民投票を実施すべきだ」と2日の記者会見で発言しました。予想以上の41議席確保で、だいぶ調子にのっているようで、国民の多くが改憲には反対であることを忘れたようです。今回は維新にとっては結果オーライ選挙。国民はいつまでも騙されません。維新の勢いはそう続かないでしょう。

野党共闘の意義と成果を踏まえつつ、何が足りなかったかを総点検して、今後に繋げていく必要があります。そして、来年の参議院選挙では、野党共闘の継続と発展で、まずは「ねじれ国会」の実現をめざしましょう。その先には政権交代があるはずです。