2020年4月13日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(125)

コロナ対策、自民若手の提言も無視するアベ宰相の殿御乱心

「現代ビジネス」によると、「安倍政権のコロナ経済対策、なんと自民若手たちが批判を始めた!」と報道しています。

無理もありません。おおかた、地元有権者に突き上げを連日食らっているのでしょう。

「コロナ対策で108兆円」というのは、あくまで「事業規模」であり、融資や当初予算で未執行だった事業なども含まれており、コロナ対策のために新たに国債を発行して財源を確保した、いわゆる「真水」は新規発行国債のわずか17兆円弱。それがアベ首相が胸を張った対策の中味です。
自民党の議員連盟の「日本の未来を考える勉強会」は3月11日、首相官邸や党本部に対して「消費税ゼロ」「30兆円規模の真水投入」「粗利補償」「現金給付(一律10万円)」などと、自民党にしては、結構思いきった提言を行ったものの、若い衆はアベ親分に無視された格好です。

アベ政権は、7都道府県の中小零細を含む全事業者に出勤7割減を要請。しかし、補償については無視です。「会社には行くな。子どもは家にいろ。事業は自粛しろ。でも損失は自分で何とかしろ。まあ、2割程度の下々の者たちには少額補助を1回だけ面倒みてやろうか。ついでに一世帯に2枚のマスクもあげちゃうよ」というのがアベ政権のコロナ対策です。
他所の国なら、暴動が起きて政権が崩壊している状況じゃあないでしょうか。それが「不思議の国ニッポン」なのかもしれませんが…。国民は、もっと怒るべきです。アベ退陣の声をさらに拡げましょう。

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