2023年9月7日木曜日

市議会レポート(62)

9月議会で一般質問をしました(前編)

現在、八千代市議会で9月議会中です。

議員になって(3期)以来、皆勤で質問に登壇していますが、9月6日に一般質問。今回は特にマイナンバー制度に関する質問に力をいれました。(よろしければ詳細は議会のネット録画中継でどうぞ)

大きくは2つ。①マイナンバーカード発行時に自主返納に関する説明(自主返納してもポイントは保証されるなど)も行うこと。②八千代市はマイナンバー制度に反対する立場を取ること。最低でもマイナ保険証に反対すること。

全国的にマイナンバーカードの取得率は飛躍的に伸びましたが、国民がマイナンバー制度を支持したわけではなくポイント付与にメリットを感じたのです。

ポイントのための予算はなんと約2兆円。取得率をあげるために国民の血税を投入したわけであり、結局、国民の負担となって返ってきます。

しかし、あいつぐトラブルにより、総務省によると、これまでの返納は5月25日時点で約45万枚と発表しています。

事実、マイナ保険証で窓口負担割合が健康保険証と食い違うケースがある問題で、70歳以上の患者について今年4月以降の状況を調査していた全国保険医団体連合会が、全国32都道府県で693の医療機関に誤表示があったと報告したと先日の東京新聞で報道されています。これでは安心して受診もできません。

そもそも、マイナンバーカードの取得は本人の自由選択だったはず。それがいつのまにか保険証とひも付けという事実上の強制化となってしまいました。それがおかしいと批判があったら保険証の代わりとなる「資格確認書」を無料で発行するという。それだったら何のための紐づけだったのか。岸田首相が目指している11月までのマイナ保険証運用は頓挫することでしょう。

問題だらけの制度で困るのは行政の現場であり、なによりも迷惑を被るのは国民です。「岸田さん、もうやめておきなさい」と言いたい。

すでにマイナンバーカードを取得した皆さん、今からでも自主返納したらいかがでしょうか。

●取り急ぎの報告です。実際は4項目の質問をしていますので、残りは(後編)にて