2020年4月3日金曜日

不肖・三田登がモノ申す!(122)

~コロナウイルス対策~
あらゆる世帯に自粛と補償がセットの政策を

世間の笑い者「アベノマスク」
様々な協議をしたあげく、政権が示した対策がナント「一世帯にマスク2枚配布」とは…。世間には「アベノマスク」と笑われています。

常識のある人間なら、言っていて恥ずかしくなるところですが、わがアベ宰相は違います。「急激に拡大しているマスク需要に対応する上で、極めて有効である」(そもそもガーゼマスクはウイルスに効果はない)と胸を張りました。

コロナウイルス禍で、とりわけ、体力のない中小企業、小規模事業者は崖っぷちです。家庭でも「仕事に行けない」「学校に行けない」など困窮しているのに「自粛」だけを押しつけて、政府は無策の責任転嫁を国民に強いています。

感染防止策とともに事業補償、生活補償をどうするのか。消費税はこのままでいいのか。いまだに対策と方針を明確にできないアベ政権を早く退陣させないと日本は大変なことになります。

絵に描いたモチか「30万円現金給付案」
政府が検討中の「30万現金給付案」。新型コロナウイルス禍で、収入に影響があれば、濃淡はあるにせよ、いずれの世帯にも何かしらの支援があると思ったら、どうも違うようです。

アベ御用達・産経新聞によると「政府の現金給付案は、一世帯あたり30万円というものの、主に住民税非課税世帯が対象になる。後は新型コロナウイルスの影響で収入が半減(5割減が目安)した世帯が対象で、一定の所得制限も定める」としています。

いわゆる一般的なサラリーマンは対象外となる可能性が高く、「収入が激減した観光業等のような職種のみが対象になりそう」とも報道しています。

結局、国民に確実に一律支給されるのは一世帯に2枚のガーゼマスク(ウイルスに効果なし)だけか。これじゃあ、景気後退はさらにドツボにはまるだけです。

あらゆる世帯に自粛と補償をセットにした政策こそが、求められているコロナ対策です。

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