2019年5月20日月曜日

なにやら四方山話(53)

「八千代9条の会」の結成14周年記念イベントに200人!~木村草太氏が講演~

クールだが、熱弁をふるう木村氏

19日に「八千代9条の会」の結成14周年記念イベントが勝田台文化センターホールにて開催され、テレビでもお馴染みの首都大学東京教授の木村草太氏の講演会がありました。

主催の「八千代9条の会」は私も会員であり、後援団体が3000万署名活動をしている「市民アクション・やちよ」で、私は顧問をしている関係で、微力ながらチケット拡販にも協力。当日は約200人が参加して盛況でした。

まず、木村氏は「自衛隊と憲法」と題した話のなかで、日本でいえば9条のあるないに関わらず、国際法では武力行使が原則禁止だが、集団安全保障(憲章42条)では例外とされてしまっている点(すみません。ちょっと雑な紹介かも)などを解説。

また「日本国憲法の武力行使統制」について、①9条の禁止範囲は?②9条の例外を認める根拠はあるか?についての諸説や「9条と自衛隊明記改憲」についての諸説を紹介。
会場は参加者で満席に
等々、ブログでは長すぎるので多くは割愛しますが、自衛隊と憲法の関係において、自民党(改憲案)の言っていることは「水の持ち込みは禁止とされているなかで『でも水分補給は可』と言っているようなもの」という木村氏らしいシニカルにしてユーモアある例え話は会場で大うけ(もっとも、これは彼の持ちネタで、別の講演でも聞いたけど)でした。

そして、会場からの質疑応答で「では、どうすれば?」という運動論的な質問には「私は学者なので他の人に聞いて」とは、これまた氏らしい発言ということになるのでしょう。

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