2018年5月27日日曜日

何やら四方山話(42)

フクシマ原発震災被災地訪問バスツアーに参加してきました
再建された富岡駅前にて
いたるところに山積みにされたままのフレコンバック
去る5月26日に「脱原発やちよネットワーク」主催で「フクシマ原発震災被災地訪問バスツアー」があり、日帰りでしたが28名の参加がありました。私も参加しました。

当日はいわき市に住む「原発事故の完全賠償をさせる会」事務局長の管家新さんがガイドしてくれました。

富岡町~大熊町~双葉町~浪江町のルートで現地を訪問。4年前にも同様のツアーを行いましたが、当時は、瓦礫の山、仰向けの自動車など、生々しい被災の爪痕が多く残っていましたが、現在は一見して街並みは「復興」しているように見えます。しかし、現在も5万人以上の市民が避難所生活を強いられています。

バスで国道6号線を走ると、道沿いの住宅、商店、会社、学校など帰還困難区域が延々と続き、人影はありません。まさにゴーストタウンが続きます。

最後に浪江町にある「希望の牧場」に立ち寄って、代表の吉沢正巳さんの話を聞いてきました。国会前抗議行動に参加した方なら、牛のモニュメントを軽トラに乗せて街宣している光景を見たことがあるはずです。それが吉沢さんです。
市民に熱弁をふるう吉沢さん
300頭の牛たちはどうすればいいのか
吉沢さんは300頭もの「汚染された牛」を育て続けています。国産黒毛和牛ですが、もちろん売買はできず、国も殺処分するよう指示しています。しかし、吉沢さんは熱く語ります。「牛たちは、この事故を生き抜いてきた貴重な生きた資料だ。その調査をきちんと進めることで、将来に大きな資産を残すこともできる」と。

牧場にはボランティアも駆けつけ、牧場は運営されています。外国のマスメディアでも報道されています。

「希望の牧場」前にて
アベ政権は、第5次エネルギー基本計画を発表し「原発割合い20~22%。核燃料サイクル政策は維持し、原発輸出も積極的に進める」と発表。まさに情勢と逆行する愚策です。

「安くて安全」という原発神話は、とうの昔に崩壊しています。それでも、13兆円もかけて東電を支え、「もんじゅ」の失敗で1兆円以上をドブに捨てました。しかも、その負担は国民に押しつけようとしています。

原発が稼働ゼロの時期、国民生活に電力不足はありませんでした。政府は再稼働した原発を再びゼロにして、再生可能エネルギー政策に本気で取り組むべきです。

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