2016年5月16日月曜日

何やら四方山話(23)

「小西ひろゆき×伊藤  真・憲法トーク」を聞きに行ってきました
会場風景。左の司会は市民ネットの大野博美さん。
伊藤弁護士、小西議員と。二人とも背が高くてイケメン。
165㎝オジサンの私はなんとも貧相です。トホホ
去る5月15日に、佐倉市立美術館ホールにて、さくら市民ネット主催の「小西ひろゆき×伊藤真憲法トーク」を聞きに行ってきました。会場は市民で一杯でした。

前半は、日弁連憲法問題対策本部副本部長である、伊藤真弁護士の「立憲主義と自民党憲法草案の問題点」と題した講演でした。

日本国憲法は「個人の尊重を中核とする立憲主義の理念を基盤として、国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和主義を基本原則としている」「国家は法律で国民を制限するが、憲法は国家を制限する」という、憲法と立憲主義の意味と意義を説明。

対して、自民党改憲草案の問題点として「①立憲主義の破壊②国民主権の後退③基本的人権保障の形骸化④戦争できる国へ」などの指摘をし、「集団的自衛権容認、国防軍創設、日米軍事同盟強化=戦前回帰・富国強兵を目的としている」など、一連の流れとその意味を分かりやすく説明してくれました。

また、戦争法への違憲訴訟の取り組みについてもふれ、東京での約500人の第1次原告団を始め、今後、全国的に集団違憲訴訟が展開されることが報告されました。

後半は、小西ひろゆき参議院議員と伊藤弁護士とのトーク。小西議員の戦争法案強行採決までの奮闘ぶりが話されました。とりわけ、「『わが国に対する』急迫不正な侵害とあり、明確な限定がある。それ以外の自衛はできない」とする「72年防衛庁見解」との矛盾を追及したことは特筆もの。

いずれにせよ、立憲主義の破壊と戦争参加を阻止するために、当面する参院選で、アベ自公政権を敗北させなければなりません。選挙における野党共闘と、国民一人一人による「アベ政治を許さない」声と主体的な行動が求められているのだと思います。

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