2015年5月10日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(23)

~ 5/9 「日本と原発」自主上映会 ~
すごい!約600名の市民が来場して大成功に終わる!

八千代市民によって組織された「映画・日本と原発を八千代でみる会」の主催(共催:脱原発八千代ネットワーク)で開催された自主上映会は、5月9日に勝田台文化センターで午前と午後の2回上映され300名のキャパの会場がいずれも満席となる盛況ぶりでした。

主催責任者の一人である「脱・原発八千代ネットワーク」の川井さんも「こんなに来てくれるとは思わなかった」と喜んでいました。私も微力ながらチケット販売や宣伝活動に参加したかいがありました。

さて、映画は被災者、関係者や、小出裕安章、古賀茂明、飯田哲也などの有識者へのインタビューなどを通して、原発の現実と問題点を見事に炙りだしています。某放送局の番組のようなわざとらしい演出などはなく、抑制のきいた映像は逆にリアリさを増しています。監督や制作が映画人ではなく、弁護士の河合弘之、海渡雄一氏というのもよかった。

「3・11」は単なる一災害ではなく、原発という名のエネルギー政策が核開発を背景にした政治権力と経済権力が作り上げた「地球規模の破壊装置」であることを実証したのです。「福島原発での事故で、広島原爆の168発分のセシウムを空気中に拡散し、毎日4000トンの汚染水を海にたれ流している」という映像は、まさに地球という名のマンションにトイレが無い状態が続いています。

「安くて安全」という原発神話が国際的にも崩壊したにもかかわらず、政府も東電も責任を取らず、それどころか安倍政権は原発輸出を続け、原発がなくてもエネルギー不足には陥らないことがこの4年で実証しているのに、電力会社や経団連の要請に応えるべく再稼働への策動を強めています。

4月14日の福井地裁での高浜原発3、4号機再稼動差し止め仮処分決定の成果を無駄にしてはなりません。八千代市での今回の取り組みと成果を、小さいかもしれないけれど、しかし大事な一歩として、さらに「原発ノー」の声を拡げていくことが求められています。

関心のある方は下記までどうぞ。
連絡先 : 川井康郎(☎090-7278-1840)

                 脱原発八千代ネットワーク
メール :  PFA
00532@nifty.com


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