2015年5月18日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(24)

~ 市民が主役の市政を実現する会・定期総会 ~
活発な議論で今年度の運動方針が確認されました!

                       議長席で立って資料説明をする三田
                                                              
去る5月16日に八千代市総合生涯学習プラザにおいて、「市民が主役の市政を実現する会」の第3回定期総会が開催され、多くの市民の参加で真剣な議論が行われました。詳細は後日に会のホームページで掲載されるでしょうから、要旨ですが報告しておきます。

まず、これまでの経過と取り組みの報告が行われ、秋葉市政については、有識者会議を経ての「提言」、2014年6月からの「公共施設再編検討検証委員会」、2014年10月に3回に亘って行われた「図書館ワークショップ」、10月の「公共施設再編問題シンポジウム」など、いずれもパフォーマンスにすぎず、「市民派市長」の仮面が剥がれたのではないか。との評価が報告されました。

新年度予算案では、一般会計約560億1,800万円(前年度予算案比6.8%減)で、財政難を理由に福祉予算の大幅な削減を提案。国民保険料・介護保険料値上げ、下水道料金値上げで市民に負担を押しつけたこと。そして、福祉バス廃止、ふれあいプラザ団体送迎バス廃止、高齢者・障がい者への配食サービス補助廃止、自治会・町会施設への補助費廃止、市民サークルへの1%助成減額等々、合計で何と18事業の廃止、31事業の減額予算を提案。このような市民サービス・福祉切り捨ての新年度予算に対して、民意不在の秋葉市政を批判しました。

また、活動報告としては「市民に顔を向ける議会の実現」を目指して、12月の市議選を見据えて、利権・しがらみ・無気力といった、民意不在の会派や議員個人への批判を「これでいいのか?シリーズ」と銘打って、3弾に亘り全地域で情宣活動を展開し、市民に訴えました。

さらに、有志が12回に及ぶ財政研究会を展開。八千代市が抱えている最大の課題は何と言っても財政問題である。そこで市民、市議、労組からの各有志によって「財政研究会」が結成され、昨年の11月から真剣な調査・分析・提案・議論が行われ、7月の提言完成を目指しています(私も参加しています)。

そして、今年度の運動の取り組みは下記(長くなるので項目のみ)です。

(1)あるべき財政健全化へ提言を
①市民が主役の立場からの提言を

(2) 新川ハコモノ事業反対運動の継続を

(3) 市民参加型の議会へ
① 市民を市政に近づける諸活動を推進
② 市民参加型議会基本条例制定を
③ 市民による議会監視の強化を

(4)市民力で「市民が主役の市政」実現へ
① 問題の明確化と行動提起が必要
② 市民の草の根の力をつくる
③ 次期市長候補擁立の検討を

なお、役員は全員が再任となり、私はまたもや事務局長です。実は、市議就任を契機に無罪放免を願い出ていたのですが、却下されました。「市民運動はそんなに甘くはないのだ!」といったところでしょうか(苦笑)。

一部に会の「停滞感」を指摘する声もありますが、これまでも、八千代市において唯一、いっさいのシガラミとは無縁の立場で運動を実践してきました。現在、八千代市が抱えている財政難と閉塞した議会に対して、明確な市民の立場で運動できるのは「主役の会」です。「停滞感」どころか、ますます会の役割と任務は重要になっています。

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