2018年2月26日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(81)

「生活のしづらさについて考えるシンポジウム」に参加してきました
多くの方々が参加しました
パネラーの江間由紀夫教授
2月25日、「八千代〈ひきこもり〉と共に生きる会」主催の、「生活のしづらさについて考えるシンポジウム」に参加してきました。会場は八千代市立緑が丘公民館・集会ホール。

ひきこもりの当事者の支援をしたり、社会環境を整えたりすることにより、ひとりひとりが、より良く生きられる地域社会の形成に寄与する(会規約より)ことを目的に活動しています。

スクールソーシャルワーカーの中島淳氏、聖徳大学短期大学部・准教授の檜垣昌也氏が共同代表を務め、カウンセラーな、ど多くのボランティアの方々が世話人となり、本年で設立10周年とのこと。

当日はパネルディスカッションとして、江間由紀夫氏(東京成徳大学教授)の「ひきこもり生活のしづらさ」。石井隆利氏(ピアサポート専門員)の「ピアサポート専門員として出来ること」。森山浩年氏(職業創造センター理事長)の「中高年の雇用環境の厳しさと中高年福祉の必要性」。といった、それぞれのテーマでのお話し。後半は意見交換(個人の話は割愛します)などがありました。僭越ながら、私も発言させていただきました。

参加した皆さんは、当事者であったり、その家族であったり、様々な悩みを抱えての参加なのだと思いました。ただ、日常の心の悩みを当事者や家族などだけで解決するのは困難で、国や自治体によるサポートをシステム化すること、そして、地域周辺での理解や、コミュニティ形成などの環境整備が必要で、その対策が社会的には、まだまだ遅れているのではないかと感じました。そういう意味でも同会の地道な活動は、とても意味のある活動だと感じました。

なお、同会は毎月最終週の水曜日、午後6時から八千代台東南公民館にて定例会(テーマトーク&サロン)を行っているとのこと。「ひとりで悩まず、どうぞご連絡を」と呼びかけています。
関心のある方は higakimasaya@hotmail.com (檜垣  昌也)まで。

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