2015年8月10日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(34)

原発はいらない!許すな、川内原発の再稼働!!

戦争法案反対の声と運動が全国的な高揚をみせているなか、九州電力は運転開始から30年という老朽化した鹿児島県の川内原発1号機の原子炉を11日に起動し、原発を再稼働させようとしています。

しかし、「安全で低コスト」という原発神話が崩壊し、2013年9月から続いている原発ゼロの状況でも、電気の供給に問題はありませんでした。

「太陽光発電の導入量が、この4年で10倍。また、夏のピーク時の電力需要も、震災前と比べて十数%少ない。LED証明への切り替えなど、企業や家庭で節電の取り組みが広がっているためだ」と、8月8日付け朝日新聞でも報道されています。

原発の多くの危険性と、まったく先の見えぬ福島の現状、「トイレのないマンション」(千葉市の指定廃棄物処分場計画問題も、おりを見て発信したいと思います)問題、頓挫した核燃料サイクル計画など、「原発はいらない」という国民の声は拡大し続けています。

にもかかわらず、原子力規制委員会は国と電力会社の意向を反映させた新規制基準で15原発25基を審査し、次々とお墨付きを与えているのです。

ところが、再稼働の判断責任の所在が曖昧で、肝心の原子力規制委員会も「再稼働の判断には立ち入らない」などと、無責任な対応をしています。

各世論調査でも6割弱が再稼働に反対という結果が出ています。9日には「認めない。あきらめない」をスローガンに約2000人の市民が同原発に隣接する久見崎海岸で反対集会を開き、ルポライターの鎌田慧氏、元宇宙飛行士の秋山豊寛氏らも参加しました。

戦争法案とともに安倍内閣が進めている国民不在の政治に、すべての国民のノーの声をさらに拡げなければなりません。



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