2015年10月16日金曜日

不肖・三田登がモノ申す!(43)

~「自治体議員立憲ネット・千葉県」が緊急集会~
参院・安保法議決は無効だ!ネット賛同署名に5日間で32,000筆!
夜でも多くの参加者。真剣な報告と質疑がありました。
手前が醍醐教授。その先が小西参院議員。
少しブログ掲載が遅れましたが、去る10月6日に、私も会員の「自治体議員立憲ネット・千葉県」が緊急集会を開催。私も参加してきました。

夜にも拘らず約50名の市民、議員らが参加し、佐倉市在住の醍醐聡・東大名誉教授と、民主党の小西洋之・参議院議員から「参院での安保法制特別委員会の強行採決が不存在であり、無効である」ことについて報告がありました。

醍醐教授は、「参院規則や委員会先例録には採決時には、委員長は議題を宣言した上で、賛成議員の挙手か起立で数を認定し、結果を宣言すると規定されている。しかし、速記録では『発言する者が多く、議場騒然。聴取不能』としか記載されていない。」と安保法議決は無効で認められない」と報告。

また、小西議員も「安保法制に反対の野党議員による表決権が強奪された。国会法第50条違反」と報告。採決不存在を訴えました。

醍醐教授らは「参院規則の表決の要件を満たしていない」として「議決の不存在の確認と再審議を求める運動を展開。全国にネットでの賛同署名を呼びかけています。

27日の会期末までにという事情で僅か5日間しかなかったにも拘らず、26日までに32,000筆(9月26日・東京新聞)が集まりました。実際には40,000筆に迫ったとのこと。いかに今回の強行採決に多くの国民が怒っているかが分かります。

ところが、10月14日付の朝日新聞によれば、「採決直後の速記録では可決を宣言したとする鴻池委員長の発言を『聴取不能』としていたが、『可決すべきものと決定した』との文言が追加された」と報道されています。

野党は「議事録を与野党議員での特別委理事会で協議せずに、与党だけで文書を作成したことは前代未聞」と抗議していますが、「議席数があれば何をやっても許される」という与党の傲慢な国会運営は、議会運営の基本ルールも守らない暴徒化しているのです。

安倍政権による数々の国民不在の独裁政治を断罪するために、これまでの国民的運動として高揚してきた戦争法を許さない闘いを継続、発展、連携し、次期参院選に繋げてゆく必要があります。

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