2019年1月13日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(103)

~1月13日のシンポジウムに100名~
さらに拡大する市民連合への責務と期待!

会場の習志野市菊田公民館は満席でした
パネリストの皆さん
本日13日、千葉2区市民連合が主催するシンポジウム「立憲野党・会派のみなさんと語り合うつどい」が習志野市で開催され、約100名の市民が参加しました。

まず、千葉2区市民連合からの活動報告の後、パネリストとして、鈴木均(立憲民主党千葉県第2総支部幹事長)、浅野ふみ子(日本共産党千葉県委員会副委員長)、鳰川靜(新社会党千葉県本部書記長)、長谷川平和(緑の党千葉県本部共同代表)の各氏が出席。自由党、市民ネットはメッセージのみ。

市民連合の目的は言うまでもなく、野党共闘を市民と共に実現してアベ自公政権を打倒に追い込むこと。その趣旨に異論はないものの、候補者の一本化など、具体的な共闘の中味の議論になると、どの市民連合も苦労しており、千葉2区も例外ではありません。

この日のパネリストの発言のなかでも、浅野氏が「共同公約」の必要性と「本気の共同を」と強調すると、鈴木氏は「参院選は政権選択の選挙ではない」と発言。温度差を感じさせました。

独自の候補者擁立が困難な状況でも、何とか野党共闘を実現させようとしている新社会党の鳰川氏や、緑の党の長谷川氏も苦心しながら発言しなければならず、失礼ながら同情してしまいましたが、鳰川氏の「国民の声に応えることができない原因に労働運動の弱体化がある。市民と共に労働運動を発展させなければならない」という基本的な指摘がむしろ新鮮に感じてしまったのは何故なのでしょうか。

また、会場からの質問や要望が後をたたず、時間ぎれになるほどに。これまた運動に参加している市民の現状への不満を感じました。

しかし、本日のシンポジウムは、日程にある参院選や、連動する関係にある統一地方選、あるいは可能性が決して低くない衆参同時選挙を見据えて、意味のある取り組みであると思います。

市民連合の運動が簡単ではないことは最初から覚悟していたことでした。しかし、成果もあがっており、その責務と期待はさらに拡大しています。

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