2016年6月1日水曜日

何やら四方山話(25)

崖っぷちの「報道の自由」!!
~アベ政権が目論むメディア統制~
「鳥越俊太郎さん×小西ひろゆき参院議員トーク集会」に行ってきました
鳥越×小西のイケてるトーク!(左は司会の大野博美・佐倉市議)
超満員の会場。入れなかった方もいました。すごい!
鳥越さんと私のツーショット。実は写真撮影時に二人は
     前を見つつも、しゃべっていて口が動いています。しまった…。
31日に「言論の自由を守る市民の会」主催で、ジャーナリストの鳥越俊太郎さんと、小西ひろゆき参院議員とのトーク集会が千葉市文化センターでありました。テーマは「崖っぷちの報道の自由~アベ政権が目論むメディア統制~」でした。会場は超満員。入場できない方もいたようです。

今年の2月に、高市早苗総務大臣が衆議院予算委員会で「放送局が政治的公平性を欠く放送を繰り返したと判断した場合、電波停止を命じる可能性がある」と発言。「放送法違反」など言いがかりであり、それがアベ内閣(首相官邸)の主導で行われたことは明白でした。すぐさま鳥越俊太郎、岸井成格、大谷昭宏、田勢康宏、田原総一郎、青木理などのジャーナリストが抗議アピールを発信しています。

これがメディアに政権批判させないための官邸主導による言論弾圧であることは明白です。事実、4月以降にはメデイア攻撃が表面化します。「クローズアップ現代」の国谷裕子、「ニュース・ステーション」の古館伊知郎、「ニュース23」の岸井成格(鳥越氏もよばれなくなりました)など、「政権に嫌われたキャスター」は矢継ぎ早に降板させられています。

31日の朝日新聞で、古館伊知郎氏のインタビュー記事が掲載されており、タイトルは「キャスター敗北の12年」。氏は「自制と葛藤があった」と当時の心境を吐露しています。

鳥越さんは「かつてはなかったこと。今のメディア規制は異常」そして、「同調圧力により、現場でモノが言えなくなっている」とアベ政権を批判しました。

そして「近代社会において国の成立する前提は税金を払うこと。しかし、国民にチェックの手段はない。だからメディアがチェックする。それをアベ政権は弾圧している。アベ首相はヒットラーに近い」と痛烈に批判。

鳥越氏は「日本は復元力がない」と嘆きながらも「最終的には国民が選択すること。国民の復元力を信じたい」と結びます。

そういう意味では参院選はチャンス。私個人としては、小西さんに頑張ってもらいたいし、全野党は野党共闘をもっと強化してもらいたい。その点では共産党のほうが積極的。ここは、民進党の度量が求められているのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。