2015年9月5日土曜日

不肖・三田登がモノ申す!(37)

~自治体議員立憲ネットワーク~
許すな戦争法案!緊急国会集会に地方議員、市民ら100名が参加!
会場となった会議室は満杯で後ろに立っている参加者も
去る9月4日、私も会員となっている(残念ながら今のところ八千代市議は私だけのようです)「自治体議員立憲ネットワーク」の主催で、戦争法案採決を許さない「緊急国会集会」が衆議院第1議員会館(第2会議室)で行われ、地方議員、市民サポーターら100名以上が参加しました。

立憲ネットは昨年6月に設立されました。「安倍政権の進める安保法制、集団的自衛権行使は立憲主義を食い破り、憲法9条を空洞化させる。日本の安全保障の根幹であった専守防衛から、海外で自衛隊が武力行使を可能とするもの。この安保法制に断固反対し、廃案を求める」とし、現段階で全国の自治体議員が約500名、市民サポーター約100名が会員となっています。

当日は、冒頭に亀井静香・衆議院議員が挨拶。「法案の間違いは子供でも分かる!」と亀井節。続いて急きょ、菅直人・元総理が挨拶しました。そして、阿部知子・衆議院議員、保坂展人・世田谷区長(苦労人で、私の好きな政治家の一人です)、共同代表の西崎光子・東京都議(生活ネット)、角倉邦良・群馬県議(民主党)などのアピールや挨拶がありました。
亀井節が炸裂!亀井静香・衆議院議員
会場を世話した?関係で顔を出した菅直人・元総理
挨拶をする保坂展人・世田谷区長
また、後半は三重県の山中光茂・松阪市長による40分ほどの講演がありました。山中市長は2期目ですが、まだ39才の若き市長(最年少市長の経歴あり)。慶応大学法学部を卒業後、群馬大学医学部も卒業し、医師免許を持つという変り種です(ピースウイング代表)。最近では、憲法学者の小林節・慶応大学名誉教授との共著「たかが一内閣の閣議決定ごときで」が話題です。

松阪市議会では「オール野党」。市民による市議会リコールが成立せず8月に辞職を表明したことには議論のあるところですが、毅然としています。わが八千代市のAKB市長とは大違いです。

山中市長は講演で「集団的自衛権行使を容認する閣議決定は、国民の平和的生存権を保障する憲法に違反している。」として、今後、違憲訴訟を起こすことを宣言しています。講演は法学部卒だけに法的知識も豊富で、さすがの弁舌でありました。
弁舌も鮮やか。講演する山中光茂・松阪市長
最後に、もう一人の共同代表である松谷清・静岡市議(緑の党)から、「Xデー」後も戦うこと、そして議員と市民サポーターそれぞれ1000名、計2000名の会員参加をめざすことなど、今後の運動の方向性を含めた、まとめの挨拶がありました。

保坂世田谷区長は大柄な方でした
立憲ネットの役割は、今後さらに重要になってくると思います。共産党にはまだ声をかけていないようですが、さらに幅広い組織化と運動の拡大が求められていると思います。(詳細は「自治体議員立憲ネットワーク」のホームページを検索してください)
とても気さくな山中市長



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