2014年7月14日月曜日

なにやら四方山話④

晴耕雨読の日々は、坂の上の雲か

八千代市大和田に居を構えて早や25年。当時はバブルの終息直前。八千代中央の公団分譲を希望したのですが、哀しきかな生まれついてのハズレ人生。抽選にはずれて現在の大和田に住みました。当時の土地代が何と坪100万円。因みに現在は坪20万がいいところとか。当時の狂乱マネーゲームが繰り広げた、兵(つわもの)どもが夢のあと…。

 住んで1年目から、自宅の隣にある畑の一部を地元の農家から20坪ばかりを年間2万円で借りて(今は御好意で無料です)家庭菜園を始めたのです。というか細君の意向でした。正直、私は土いじりが好きではありませんでしたが、24年が経過した現在もやっています(ただし主力は細君
)。ここまでくると生活の一部になります。

 「たかが20坪」と侮るなかれ。素人園芸家にとっては難行苦行であります。夏の暑さ、そして無農薬ですから、根性のある雑草、そして様々な虫らと格闘しなくてはなりません。冬は寒さと格闘であります。痛む腰を押さえながら振り下ろす鍬の重いこと。手にマメもできます。単価計算するとスーパーの野菜の何と安いことか。「あ~ら、お野菜高いわねえ」などと溜息をつく主婦を目にすると、思わず心の中で「百姓の労苦を知らんのかー!」などと叫び、気分はすっかり農業従事者であります。

この時期は品種も豊富。新鮮で甘いけれど、無農薬なので、相変わらず形のイビツな労作ばかり。24年の経験も活かせずに、素人園芸家の域を脱せません。会社の休みを利用する野ら作業。汗をタオルで拭きつつ、青雲を仰いで思うことは「あ~、明日は会社か…。畑仕事だけやって後は酒でも飲んで生きていたいなあ~」などと現実逃避に走るのです。けれど、晴耕雨読の日々は遙か遠く、坂の上の雲の類(たぐい)なのでしょう。




   ①きゅうり。簡単なのに今年は何故か育ちが悪いです。




 
②とまと。秋口まで収穫できます。


③とうもろこし。丈夫で、台風で倒れてもまた立ち上がります。


④じゃがいも。葉が枯れてきたので収穫が近いです。


⑤なす。秋まで収穫できるので、お得です。
 
 
⑥らっかせい。花から茎が伸び、土にもぐって結実します。
     だから「落花生」というのだそうです。           
 

                  ⑦本日の収穫。とうもろこしと、きゅうりです。


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