2016年3月31日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(56)

戦争法施行糾弾!戦争法廃止へ国会前に3万7千人が集結!
26日の脱原発全国集会に続いて、安保関連法(戦争法)の施行日となる29日には、3万7千人が国会周辺に集結して「戦争反対」「安倍やめろ」のシュプレヒコールが夜まで続き、その後、シールズなどを中心とした若者たちが深夜まで行動しました。八千代市民も駆けつけています。

「学者の会」の山口二郎・法政大学教授は「参院選に向けた野党の結集が進んでいる。みんなで投票に行き、政権に一泡吹かせよう」とアピール。同様の行動が全国各地で行われました。

曖昧な「存立危機事態」の定義で、世界中いつでもどこへでも戦闘行為ができる「駆けつけ警護」は、「集団的自衛権」の名のもと、日本をいつでもどこでも戦争のできる国にしようとしています。

過半数の国民が「この法はおかしい」と言っています。にもかかわらず、読売新聞(産経も)は29日の社説で「違憲批判は的外れ」「訓練重ねて国際平和の一翼担え」と、それこそ的外れの主張で安倍政権を後押ししています。まるで戦前・戦中に軍部と結託した当時のかいらい新聞社です。
弁護士ら600人で組織された「安保法制違憲訴訟の会」は、4月中に数百人規模の市民が東京地裁に違憲訴訟を起こすことを表明しています。全国各地でも連携して訴訟を起こすことが明らかになっており、原告は千人以上にのぼるとのこと。地域で、職場で、学校で、「戦争法廃止」「安倍はやめろ」の声は拡大され、司法に、国選に、その声が、まさに「全国民の声」として席巻していくことでしょう。

2016年3月28日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(55)

~NO NUKES DAY~
原発のない未来へ。脱原発の声をさらに推し進めよう!全国集会に3万5千人!

会場を埋め尽くす参加者(第1ステージ)
福島原発事故から5年。去る3月26日に、「脱原発全国集会」が、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、反原発運動全国連絡会などの主催で開催。会場の代々木公園を参加者でいっぱいにしました。主催者発表で3万5000人とのこと。当日は、八千代市からも把握できているだけでも22人が参加。私も末席にて参加しました。

集会は3つのステージに分けられ、コンサート、各アピールなどがありました。ステージでは福島現地や避難生活をしている被災者。再稼働現地からの声。チェルノブイリ被害者などを始め、台湾、インド、トルコなどからの海外ゲスト。鎌田慧氏、澤池久枝氏などの著名人。シールズなど各団体などからの様々な報告やアピールがあり、各ステージ周辺では大盛り上がり。また、多くのブースがありました。私は、うっかり脱原発Tシャツを買い損ねて「しまった!」。

参加者で密集する会場周辺
集会後は、渋谷コース、明治公園コース、新宿中央公園コースに分かれてデモ。八千代市のメンバーは「市民コース」である渋谷コースに合流。先導車から聞こえるシールズのメンバーによる、例のラップ調のシュプレヒコールは、華やかな渋谷の街中で、なぜか馴染みます。
1月から再稼働した関西電力高浜原発3、4号機に対して大津地裁は2基の運転を差し止める仮処分決定をしました。「安全で安い」という原発神話が完全に崩壊し、世界的な脱原発の動きに反して、安倍政権は電力会社と結託して原発の推進と輸出を強化しようとしています。
八千代市民ただいま参上!(顔を隠してゴメンナサイ)
主催側がアピールしているように、原発事故の惨禍を重大な教訓として、再稼働を許さず、一日も早い脱原発社会を実現するために、原発事故被害者の救済と補償を求めるため、政府・電力会社に原発廃止と責任を強く迫っていく必要があります。そしてNO   NUKES   DAY!   NO   ABE!原発のない未来へ、脱原発の声をさらに推し進めようではありませんか。

2016年3月24日木曜日

市議会レポート⑯

3月議会が閉会しました
去る3月22日に3月議会が閉会しました。559億9000万円の平成28年度一般会計当初予算が、ふれあいプラザの空調設備等改修工事費、学校施設・設備の維持補修費、学童保育事業費などで、9100万円増の560億8100万円となる修正案が可決され、全体で33議案が可決されました。予算の修正案は、内容はいいのですが、10億円台(佐倉市は70億円)という、少ない財政調整基金からの繰り入れであり、市の貯金が減ってしまうことには、八千代市の財政難を考えると不安が残ります。

これで当初予算案が修正されるのは3年連続のこと。秋葉市政の不安定ぶりが表れています。

新年度の市政の指針となるはずの「後期・第4次総合計画」「八千代市財政運営の基本的計画」「公共施設等総合管理計画(アクションプラン)」が、いずれも曖昧なものであり、質問されると「計画の見直し」「ローリング」の答弁で逃げる市側に対する追及が不十分だったことが自分も含めて反省材料でした。

また、秋葉市長の決定的な失政である「公文書改ざん問題」についての追及をした議員が私と菅野議員だけだったことにも違和感がありました。たしかに百条委員会で審議してはいますが、委員会は基本的には真相究明と報告が目的であり、だから、百条委員会の委員の一人が思わず「市長辞職」を口にしたものの、後で発言の撤回をしています。新年度予算もある今本会議で追及せずして、いつやるというのでしょうか。

3月議会で未消化の部分は6月議会で補完していきたいと思います。なお、私が紹介議員となった「議員報酬減額に向けた、全議員による積極的な協議を求める件 」について、本会議で討論をしました。残念ながら不採択でしたが、掲載いたします。(一般質問は既報となっています)

三田討論
請願第3号「議員報酬減額に向けた全議員による積極的な協議を求める件 」について委員長報告では不採択でしたが、請願に賛成の立場で討論を行ないます。

さて、皆さん御承知のように、地方議員に対しては、地方自治法第203条に基づき、議員報酬及び期末手当が支給されています。支給額や支給方法は条例で定められ、自治体ごとに審議会が設けられており、必要に応じて見直しが図られることになっており、八千代市も同様であります。ちなみに八千代市の議員報酬は、全国1751地域の自治体で256位に位置し、千葉県では54地域中10位にランクされています。

また、かつて議員報酬についての議論は人口規模に応じてのものが多かったものが、近年では財政事情や選挙公約で削減をはかる首長が増え、人口は目安にならないという傾向があること。また、議員報酬と議席の見直しの議論は全国的な傾向となっています。

今年度当初予算についても、市民税個人分の微増が見込まれつつも、財源不足を補うため、ただでさえ少ない財政調整基金を繰り入れており、さらには、投資的経費を見込まない当初予算案のままで済むとは思えません。

そして、扶助費や物件費などの経常的経費は増加傾向にあり、経常収支比率は平成26年度が財政硬直化の限界水域である、95%寸前の94.9%であり、ここ数年、同様に推移しています。そして、市が700億円以上の借金を抱えるなか、平成29年度からは新川ハコモノ建設による市債の償還がいよいよ始まります。

このような財政状況に対して、秋葉市政の財政再建策は、後期第4次総合計画、財政運営の基本計画、公共施設等総合管理計画書を通してなされるとされていますが、いずれも不明瞭なものになっています。逆に、もっぱら市民への行政サービスの低下と負担を強いるプランであることだけは見えています。

一方で、財政再建には避けて通れない、110億円を占める人件費対策に関しては「ラス対策」という不十分な対策しかできていません。また、予算委員会に至っては、実施計画が示せず、委員会から批判される始末です。いわんや、秋葉市長肝煎りだった「財政リスク回避戦略キックオフ」の成果が、いまだに見えないてこないのも道理であります。

とりわけ、私たちが認識しなければならないことは、請願でも言われているように「市政は行政と議会の両輪で運営されるという点において、議会の責任も大」ということであります。であるならば、財政再建のために必要な、職員人件費削減の前に、まず、議員が襟を正すことが求められています。

八千代市議会は、一昨年に、政務活動費を1万円減額していましたが、わずか10ヵ月で元に戻っています。また、4議席の定数削減についても、現職議員が報酬面で身を切っているわけではなく、いずれも市民感覚からすれば、市民から納得を得ているとは思えません。

したがって、議員報酬のあり方について、真剣かつ建設的な議論を全議員でおこない、そのうえで市民に理解を求めることは、多くの市民の要望として当然のことだと考えます。そして、市民の厳しい目は、行政だけではなく、議会にも向けられていることを、私たちは明確に認識しなければなりません。

つきましては、本請願を採択し、議員報酬削減に向けた議論を全議員で真摯に取り組むことを強く訴えて討論といたします。

2016年3月19日土曜日

なにやら四方山話⑳

春ですね…

我が家のささやかな庭に咲く梅の花も散りつつあります。続いて桜の開花も秒読み。春ですね

政治や経済も節目ですし、童謡や歌謡曲なども春をテーマにした曲が多いように、私たちにとって春というのは、やはり意味深い季節なのでしょう。

この時期はイベントも目白押し。これでも(笑)市議なので、お誘いも昔に比べて増えました。都合がつく範囲ではありますが、なるべく参加するようにしています。

2月24日は、大和田小学校の「会食会」。日頃、地域で活動しているボランティアの方々(私はスクールガードをしているので招待されました)を子供たちが招待して、会食(と言っても御菓子ですが)しながら一緒にゲームをしたり、お話しをしたり、歌などを聞かせてくれます。クラスや日時が選べるので、この日の6年4組にしました。子供たちは素直で快活です。この日のために練習した合唱の披露、記念品の寄せ書きもいただきました。
ボランティアの方と和気あいあい
子供たちから頂いた私への寄せ書き
2月26日は、やはり大和田小学校の「6年生ありがとう会」。1年から5年生が、それぞれ寸劇や合唱、演奏をしますが、どれもすばらしいで出来栄えで、感激しました。指導された先生方の御苦労も想像できます。
この時の演奏は「情熱大陸」。うまい!
3月15日は、大和田中学校の卒業式。同校は生徒数が市内でも1~2番。したがって式も2時間30分かかりました。が、時間を感じさせないものでした。

最後の退場の時、各クラス全員が前に立つ担任先生に礼を言いますが、これが感動もの。担任の先生全員が涙を見せていました。こちらも、つい、もらい泣き。
さすが中学生。きちっとしています。卒業生258名。
3月17日は、大和田小学校の卒業式。子供たちの授与式での姿や歌は外連味がなく、すばらしいものでした。保護者の皆さんのビデオ・カメラ撮りにも力が入ります。自分の子供の時を思い出しました。しかし、最近の小学生は、なんで、あんなに歌や演奏がうまいんでしょう。
ずらりと並んだ121名の小学校卒業生
これから入学式、各スポーツの春季大会など、まだまだ予定されています。お邪魔じゃなかったら顔を出させてくださいね。

2016年3月15日火曜日

不肖・三田登がモノ申す!(54)

つながろう・福島! 守ろう・いのち!
~原発のない未来へ~ 3.26全国大集会へ!!
1月から再稼働した関西電力高浜原発3、4号機に対して大津地裁は、2基の運転を差し止める仮処分決定をしました。

国民の命を守る司法からの重いメッセージであるとともに、福島原発事故から5年。あれだけの事故でありながら原発を推進してきた人たちの責任は明らかになっていません。

にもかかわらず、政府と電力会社は事故を忘れたかのように再稼働へ足並みをそろえている(朝日新聞記事)のです。

主催側がアピールしているように原発事故の惨禍を教訓として、再稼働を許さず、一日も早い脱原発社会を実現するため、原発事故被害者の救済と補償を求めるため、3月26日の全国集会には一人でも多くの国民が集会に参集し、政府・電力会社に原発廃止と責任を強く迫っていく必要があります。

さあ、代々木公園で会いましょう!

主 催 
さようなら原発1000万人アクション
原発をなくす全国連絡会
首都圏反原発連合
反原発運動全国連絡会 他

会  場
代々木公園  
開催日

2016年3月26日(土)
時  間
11:00~(ブース開店時間)
11:30~(オープニングライブ)
12:30~(メインステージライブ、集会)
14:40~(3コースに分かれてデモ)
        

2016年3月6日日曜日

市議会レポート⑮

三田 登の3月議会一般質問(要旨)
3月議会で一般質問をしました。要旨ですが、掲載いたします。
秋葉市長を厳しく追及しました。(ネット中継より)
「八千代市財政運営の基本的計画」について
質問①投資的経費の財源は
基本計画は、財政の課題として、歳入面では収入確保、財産の有効活用が進んでいないこと。市債増大。多額の基金繰り入れによる予算編成。などをあげ、歳出面では人件費。扶助費。公債費などの経常経費増加。施設維持管理費の上昇。などをあげ、中長期財政収支見通しとして期間を10年としているが、途中で様々な情勢の変化が予想される。

そこでは多くの計画の見直しが余儀なくされないか。また、その10年の間に27年度までに設定された継続費と債務負担行為以外、新規の投資的経費は見込んでいない。投資的経費の財源を示す必要がないか。

質問①回答(安斉財務部長)
現在「八千代市第4次総合計画後期基本計画」の策定中であり、計画事業が未定のため、現段階における財政収支見通しにおいては計画事業に係る投資的経費は見込んでいない。

計画事業に充てられる財源としては、収支がプラスとなる額と見込んでいない財政調整基金繰入金となるが、第4次総合計画の実施計画策定後において、財政収支見通しのローリングの際に計画事業に係る投資的経費を反映していく。

質問②市債と財政調整基金について
基本計画では市債の80億円減、財政調整基金30億円の確保する旨が示されているが、具体的なメソッドが示されていない。債務負担行為は27年度で約173億円だが、基本計画では対策が示されていない。

さらに、財政調整基金は、ここ数年、当初予算編成で取り崩している。決算で不用額がでても、いわば使いまわしをしなければならない状況がつづいている中で、どのように30億円を確保するのか。

質問②回答(安斉財務部長)
平成27年度当初予算時点における債務負担行為に基づく平成27年度以降の支出予定額は約172億9千円。このうち債務負担行為に基づく公共施設の指定管理業務委託や焼却炉の運転管理業務委託のように、役務の提供か複数年度に渡る契約のものが約134億2千万円となっており、全体の77.6%を占め、その割合は年々増加している。

今後、長期継続契約の対象の見直しも検討しつつ、「財政運営の基本的計画」においても、財政目標の達成に向けて将来負担の適正管理に取り組むこととしている。新たな債務負担行為の設定は適切に行ってまいりたい。

本市においては、経常収支比率が高止まりの状態にあり、新規事業や投資的経費などの臨時的経費に充てる財源の余裕が少なく,多額の基金繰入金を前提とした当初予算編成が続いている。そのため、財政目標の達成に向けた歳入確保、歳出抑制、将来負担の適正管理などの取組みを着実に推進する中で出来る限り財政調整基金に依存しない、歳入の見込みに見合った歳出規模となるような予算編成を行っていくことで、財政調整基金残高の確保を図ってまいりたい。

質問③人件費削減が必要
現在、八千代市の職員給与のラスパイレス指数は104%で、全国3位、千葉県で1位となっている。本気で財政の立て直しを考えるなら、12月で終了した給与減額の継続を再検討すべき。仮に基本給のみと一時金の削減を5%とすると、年間、約3億3千万円の削減になると推定される。

ただし、これは議員報酬削減をセットに考えなければ整合性のないものになる。また、今議会に多くの市民から議員報酬削減の請願がでているように、片手落ちでは市民も納得しないということも付け加えておく。

もうひとつ、時間外手当の問題。時間外手当の人件費に占める比重は大きい。問題なのは、秋葉市政になってから増大していることだ。2014年度は年間540時間(月平均45時間以上)の時間外勤務を行っている職員が111人。年間1000時間を超える職員もいるとのこと。総額も実績で比較すると、平成25年度が約6億700万円。平成26年度が約6億6200万円で9.17%増。平成27年度は、まだ途中だが、高止まりしていると聞いている。このような時間外勤務縮減対策の遅れも人件費削減を阻害している。これをどうするのか。

質問③回答(皆見総務企画部長)
昨年12月末に終了した、八千代市一般職員の給料の臨時特例に関する条例による給料の減額及び平成28年4月1日から予定している給料の減額については、いずれもラスパイレス指数対策によるもの。平成28年度においても、給料の減額を行うこととしているので、現状においては、新たな給料の減額を行うことは考えていない。また、平成29年度以降の給料の減額については、その時点での財政状況等を総合的に勘案し、判断したい。

今年度内に時間外勤務について「時間外勤務の縮減に関する指針」を制定するとともに、より一層の適正な人事配置を行う等、全庁を挙げて時間外勤務の縮減に努めて参りたい。

「公共施設等総合管理計画アクションプラン」について
質問①検討・検証委員会は機能したのか
2012年に公共施設再配置推進委員会が設置され、2013年に有識者の提言を受け、2014年に、公共施設マネジメント推進室が設置、2015年に課になると、960万円でコンサルト会社に依頼して作成されたのが「公共施設等総合管理計画」だった。

そのなかで「アクションプラン5ヵ年計画」がある。そのための協議体として、有識者と市民による「公共施設再編検討検証委員会」が平成26年6月に設置されたわけだが、もう終了するわけだが、開かれた委員会は、2年間でたった4回。これを受けて、今後、庁内組織である「公共施設再配置等推進委員会」でどれだけ意見が反映されるのか。機能したのか。

質問①回答(皆見総務企画部長)
庁内組織である「公共施設再配置等推進委員会」を開催し、公共施設再編検討・検証委員会からいただいたご意見等について協議を行った結果、見直しが必要と判断したものについては修正を加え、2月1日からパブリックコメントを実施した。

なお、パブリックコメントで寄せられた意見についても同様に、「公共施設再配置等推進委員会」にて協議を行い、見直しが必要と判断した際は、修正を加えた上でアクションプランを策定してまいりたい。

質問②「公共サービス・施設等の適正化」の根拠は
アクションプランで具体的に示された16項目の「公共サービス・施設等の適正化」は、たとえば、青年館の廃止。統廃合の含みがある大和田図書館の老朽化対策。児童会館の廃止。学童保育所の小学校移転。福祉作業所の民営化。市営住宅廃止など。一般市民の感覚からすると、唐突で理由も不明確なプランだ。

1月19日に開かれた直近の検討検証委員会は私も傍聴していましたけれど、委員長をやっている朝倉東邦大学准教授が、こう発言しています。「PDCAですから、きちんとした数字がないとだめです」と。ところが、朝倉委員長や、委員らが指摘したように、具体的な数値が示されていないから、よく分からない。ましてや一般市民は、もっと分からない。どのような根拠と基準によるものなのか。

質問②回答(皆見総務企画部長)
現在、パブリックコメントを実施している「アクションプラン素案」では、将来費用の総額からの削減額及び削減面積を示すこととした。また、現時点において、点検・診断等による建物状況の把握が十分出来ていないうえ、修繕・更新等の優先度を判定する仕組みを、第2期アクションプランに向け、構築していく予定としている。

このことから、第1期アクションプラン素案の「公共サービス・施設の適正化」では、築30年以上経過し老朽化対策が急務である施設のうち、第4次総合計画前期実施計画で進めていた整備が完了していない施設及び老朽化・耐震性等の課題の緊急性や重要性が高い施設の対応に優先して取り組むほか、サービスを見極めたうえで、地域への移譲や廃止、複合化等を進めるなど16の取組項目とした。

福祉作業所の民設民営化について
質問①民設民営なのに建設・運営補助金を出す必要があるのか
現在、民間事業者を公募中とのことだが、今年度予算案において、債務負担行為として建設補助金3億円が提案されている。しかし、現在、行われている民間事業者への募集要項では、市の補助金無しでの事業計画の提出が条件とされている。

つまり、自力で建設・運営できる事業者が落札されるわけだ。ならば建設補助金はいらないのではないか。だからこその民設・民営ではないか。

質問①回答(中台健康福祉部長)
民間事業者が通常整備する規模より大きな施設として整備すること、また、第五次千葉県障害者計画において、重度重複障害者の住み慣れた地域での日中活動の場の確保の必要性が課題として盛り込まれ、あり方検討委員会より、重度重複障害者の受け入れ可能な施設整備を提言されたことや,市内に重度重複障害者の受け入れ可能な施設がなく、費用の面において民間事業者での運営は難しいことから、建設及び運営に対する補助金は必要なものと考えている。

三田の関連発言
何と比較して民間事業者が通常整備するより、大きな施設をつくるから補助金が必用と言うのか。RC工法の坪単価を仮に100万円として、入浴設備と機器、その他の設備費等を積算しても、数千万の建設補助金あれば充分。決して3億のお金はかからない。この点、重要なので指摘しておく。

再質問
次に、なぜ、費用の面で民間事業者での運営は難しいのか。具体的に示してほしい。

再回答(中台健康福祉部長)
重度重複障害者の方は、体調不良等により欠席される場合が多く、給付費収入が安定しないことや、医療的ケアとして看護師が必要となることなど、運営するにあたり費用負担が多くなることがあげられる。

三田の関連発言
重度重複障害者の医療的ケアとは、喀痰吸引、経管栄養のことだ。運営補助金が必要な理由として、そのケアの為の看護師が必要と言うことと、重度重複障害者の給付金が不安定の2つをあげているが、今回、実施予定の「生活介護事業」は、重度重複障害者を受け入れる、受け入れないに関わらず、もともと看護師の配置義務がある。

また、医療的ケアは、現在では、看護師だけではなく所定の講習を受けた介護職員でも、平成28年度以降に資格を取得した介護福祉士も出来る制度になっている。だから、医療的ケアの看護師が必要だから、運営補助金がいる理由にはならない。

質問②補助金を交付する基準と条件は何か
今年度予算に建設補助金として、債務負担行為3億円までの予算案がでているが、その場合の補助金を交付する基準と条件は何か。

質問②回答(中台健康福祉部長)
建て替えを予定している新しい施設につきましては、重度重複障害者の受け入れ、また、今後ますます増加する八千代特別支援学校卒業生にも対応するため、施設定員に対して余裕のある広さの施設を予定している。このことから、費用面での運営が難しい重度重複障害者の受け入れ部分、及び、市が要望する施設整備面積部分について補助金交付を考えている。

三田の関連発言
八千代市の補助金の交付基準と条件が具体的に回答されていない。八千代市は、昨年、平成27年6月に、「補助金等の見直しについて」を策定している。そこには、補助金交付の選定基準、審査チェックリストが明記されている。なぜ、それに言及して回答しないのか。何か不都合があるのか。

特に財政がひっ迫している八千代市の現状を踏まえると、民間事業者に、多額な建設補助金と運営補助金を交付することは、市民に納得のいく説明がつかないことを強く指摘しておく。

八千代市平和事業について
質問①平和事業の取り組み状況と今後の計画は
戦後70年。今ほど「戦争と平和」について国民があらためて考えさせられる時代はない。だからこそ自治体における平和事業は重要だ。八千代市は昭和62年9月に平和都市宣言をしているが、平和事業の取り組み状況と今後の計画は。

質問①回答(皆見総合企画部長)
過去3年間の実績は、平成25年度は映画上映会「ラストゲーム 最後の早慶戦」を勝田台文化センターのホールで開催し、226名の来場。平成26年度はミュージカル「ぞうれっしゃがやってきた」を市民会館で開演し、925名の来場。平成27年度は朗読劇「夏の雲は忘れない」を市民会館で開催し、452名の来場。

例年8月6日の広島への原爆投下時刻に合わせ、市民会館平和祈念碑前にて実施する黙とうと献花においては平成25年度196人、平成26年度173人、平成27年度は150人の参加。また、千羽鶴を広島・長崎市へ送呈する事業や原爆のポスター、体験集等を展示した平和パネル展、市内小・中学校を対象に原爆被爆者の会による被爆体験講話の支援を行っている。

質問②非核平和都市宣言と、日本非核宣言自治体協議会に加盟しないのか
日本非核宣言自治体協議会は「北東アジア非核兵器地帯」の創設を訴えており、その意義は大きいものがある。近隣自治体でも佐倉市、四街道市、流山市、成田市、浦安市、松戸市などが加盟している。八千代市も非核平和都市宣言と、日本非核宣言自治体協議会に加盟しないのか。

質問②回答(秋葉市長)
本市は昭和62年9月に平和都市宣言をしており、その宣言は核兵器の廃絶と世界の恒久平和の達成のため努力することを提唱している。名称の相違はあるが、内容としては同様なものと考えている。また、日本非核宣言自治体協議会は平成28年度より加盟する予定となっている。

三田の関連発言
協議会に加盟を決めたことは評価したい。ただ、単に宣言するだけでは形だけのものになってしまう。非核条例を制定する自治体や、福島原発事故を踏まえて脱原発条項も含めた非核条例を制定する自治体が増えている。ましてや、秋葉市長は全国38都道府県で構成される「脱原発をめざす首長会議」の会員だ。ぜひ、中味のある事業を推進してほしい。

質問③原爆投下の日時に防災無線で黙祷の呼びかけを
原爆投下の日には全国の自治体で追悼行事が取り組まれている。八千代市でも、もっと全市民に参加してもらう意味で、原爆投下の日時に防災無線で黙祷の呼びかけを実施できないか。

質問③回答(皆見総合企画部長)
本市での防災無線は緊急性があり、広く市民に周知する場合の利用に限られることの認識に変わりはない。

再質問
日本非核宣言自治体協議会の事務局がある、長崎市役所に問い合わせて聞いたところ、防災無線での呼びかけを実施している自治体は多いとのこと。防災無線を利用しても問題はない。だから他の自治体でやっている。要はやる気の問題ではないか。これは市長の音頭でやれるのではないか。

再回答(秋葉市長)
防災以外の目的は内外の慎重な意見交換が必要だ。今後、他市の実施状況等を研究・検討したい。

三田の関連発言
わが八千代市も平和都市宣言や、日本非核宣言自治体協議会加盟自治体の名に恥じない自治体として、防災無線で黙祷の呼びかけを実施することを強く要望する。

秋葉市長の政治姿勢について
質問①公文書改ざん問題の責任をとるべきではないか
「仏の顔も三度」という諺がある。すなわち、秋葉市長には、平成26年9月に「市長が地方公務員法違反の恐れとなる事案を放置していた」という理由で、問責決議された。

また、平成26年11月には、「市民をあざむく政治姿勢」それから「無計画な市運営政」それと「議会軽視」という3点をもって、市長辞職勧告が決議されている。そして、今回の、どう考えても市長責任が免れない「公文書改ざん問題」。ようするに「仏の顔も三度」だ。

私は、先の12月議会でも「公文書改ざん問題」に関連して「市長として責任は感じていないのか」と質問している。市長は、「10月の臨時議会で、行政の最高責任者として深くお詫び申しあげますと述べています。現在もその認識と気持ちに変わりはございません」と回答しているが、具体的に、どうお詫びするのか。

質問①回答(秋葉市長)
問責や辞職勧告は別の問題だ。請求者に真摯に、誠実に対応する。また、情報公開に関する再発防止の職員研修を行った。

質問②潔く市長を辞職するべきではないか
いずれも市長の責任として問われている。別ではない。12月18日に開かれた、職員5人の参考人招致で市長からの指示があった旨を証言していること、また、指示メールの存在が明らかになったことなど具体的な証言や証拠が多く示されている。それに対して2回行われた市長の証人喚問では、市長が肝心なことは「記憶にない」という言葉を繰り返すだけだ。

物事の経緯に対しては、肯定するにしても、否定するにしても、「いつ・どこで・だれが・どうした」を明確にしなければならない。情報公開審査会も、百条委員会側はその点は立証している。それを、あなたは自分の立場が危うい場合は、最後の「どうした」の都合のいい部分は言うけれど、「いつ・どこで・だれが」を問われると「記憶にない」となる。これでは弁明にもなっていないし、立証もできていない。これでは市民は誰も納得しない。このさい、いさぎよく市長を辞職すべきではないか。

質問②回答(秋葉市長)
理由には当たらないので、辞職する考えはない。

再質問
先日、菅野議員の「謝って済むことではない。責任の取り方は?」との質問に、あなたは「しかるべき時に慎重に判断する」と回答した。そこで、菅野議員が「いつか?」と聞くとあなたは「自分がしかるべきと思った時」と答えている。これは居直り回答だ。なんという、傲慢かつ質問者を愚弄した回答か。責任をまったく感じていないから、あんな誠意のない回答をするのだ。だから、秋葉市長は議会を軽視している、と言われるのだ。

再回答(秋葉市長)
失礼な内容だという認識はない。私がしかるべき時と思った時に判断する。

三田の関連発言
自分の置かれている立場と状況が、まるで分っていない。公文書改ざんは刑法違反だ。そして、証人喚問でも虚偽答弁が立証されれば、これも刑法違反だ。市長たる者が、その責任を問われている。「記憶にない」という言葉が免罪符になると思っていたら、大間違いだ。

市長という立場と、今回での責任の重さに相反して、あなたの、この間の対応は、あまりにも軽すぎる。「市長は辞職せよ」の声は議会だけではなく、今後、さらに市民に広がっていく。そのことを市長は心していただきたい。

2016年2月20日土曜日

不肖・三田登がモノ申す!(53)

~2/13アベ政治を許さない!市民のつどい~
1100名の市民参加で会場を埋め尽くす!このエネルギーで2000万署名を成功させよう!

 
講演する小林 節・慶応大学名誉教授
去る2月13日に八千代市民会館大ホールにおいて「アベ政治を許さない!市民のつどい」が「八千代・戦争法ストップの会」と「戦争させない!2000万署名推進八千代実行委員会」の共催で開催されました。やや遅くなりましたが、情報発信したいと思います。

結論から言うと、集会は約1100名の参加で会場は満杯。大成功となりました。

冒頭は、小林貞夫・八千代9条の会協同代表の挨拶に続き、大木晶・明学大名誉教授、安保関連法に反対するママの会@やちよ、奥山直廣・八千代翼友会理事長などの連帯のアピールがありました。
2階席から見た1階会場。満席です。
その後、メインである小林 節・慶応大名誉教授の講演です。タイトルは、「安倍暴走を止めるために」。

講演の要旨は「安倍独裁政権」について。①「日本を取り戻す」と言いながら「売り渡している」。②9条無視。議会制民主主義の否定。緊急事態条項は憲法否定で独裁条項。③戦争法がテロと戦費破産を招く。④「平和大国」の喪失。⑤「中国と北朝鮮の脅威」の嘘。⑥メディアへの威嚇と懐柔。そして、「アベ政権を倒す方法」として、選挙で勝つしかないとしつつ、足並みがそれ追わない野党の問題を指摘し、だからこそ「民意の力」が重要と力説しました。
熱心に聞く参加者たち。多くの質問も出ました。
独特の毒舌とユーモアで聞く人を話しに引き込みます。小林 節といえば「改憲論者」として有名でしたが、「引っ込めた」と言い切ります。それほどアベという戦後最悪のファシストと、支える自・公・大阪維新などによるこの国の危機に警鐘を乱打しなければならない、と感じているのでしょう。2日に1回の割合で全国から依頼される講演活動をしているそうです。
市内在住の大木 晶・明治学院大学名誉教授も挨拶
八千代市の市民運動史において、例を見ない大規模の集会を成功させました。当日、私は会場入り口で2000万署名コーナーにて、声を枯らして呼びかけ。約200筆が集まりました。

今後は、このエネルギーを戦争法廃止を求める2000万署名の達成と、それを参院選につなげてアベ自公政権を追い詰めていく国民運動が求められています。
「安保関連法法に反対するママの会@やちよ」の皆さん






2016年2月8日月曜日

三田登と共に市政を考える会(23)

~三田 登・市政報告会~
41名の市民が参加して積極的な意見交換がありました!
1日目の大和田公民館にて
12月議会と市政情勢を主題に、去る2月6日に大和田公民館、さらには2月7日に八千代台東南公民館にて「三田登・市政報告会」が開催され、合わせて41名の方々に参加していただきました。

議会報告では、12議会での私がおこなった一般質問の説明。そして議案と請願などの賛否説明をしました。(基本情報は、当ブログの12月25日付け「市政レポート」で情報発信済みです)

市政全般の報告では、大問題となっている秋葉市長の主導で行われたとされている「公文書改ざん問題」について、具体的な資料に基づいて説明を行いました。

さらには、八千代市が直面している最も深刻な財政問題について報告しました。八千代市は実質収支・単年度収支・実質単年度収支が全て赤字のトリプル赤字であり、借金総額は約728億円。しかし、秋葉市長の財政再建策は市民への責任転嫁政策であり、市民サービスの切り捨てによって乗り切ろうとしています。

とりわけ、本年は、後期・第4次総合計画(平成28年度~平成32年度の5年間)の初年度であり、秋葉市長の肝煎りである「財政リスク回避戦略・2014キックオフ(2年計画)」の最終年度です。

同戦略は、市民サービス、福祉、教育の切り捨て戦略にすぎず、その中核をなすのが27%の公共施設の廃止・統廃合を目的とする「八千代市公共施設等総合管理計画(アクションプラン)」です。同プランでは、すでに16項目を対象に、小学校統廃合、青年館廃止、児童会館廃止、学童保育所移転、福祉作業所民営化、市営住宅廃止などが提案されており、福祉・教育を切りまくろうとしています。

一方で秋葉市長は、せっせと、ワークショップ、市民委員、シンポジウム、パブリックコメントなどで「市民参加、情報公開」のアリバイ作りをしていますが、市民の意見は反映しない形式だけのシロモノであることは明白です。
2日目の八千代台東南公民館にて
参加者からは、「初めて知ったことが多い。市は何をやっているのか」「旧研修センターの未処理は税金のムダだ」「もっとも責任が大きいのは議会だ」「市長は交代すべき」「早く市民による次期市長候補を探すべき」など、多くの意見がありました。

3月議会は新年度の当初予算が議論され、とりわけ重要な議会となります。参加者の皆さんの声を議会に届けたいと思います。

2016年2月4日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(52)

~アベ政治を許さない!八千代市民のつどい~
アベ暴走政権打倒へ!市民の怒りの声を結集させよう!

安保関連法(戦争法)の強行採決後も、日本を切れ目なく戦争参加させる国にしようと躍起になっている戦争大好き宰相=ヒットラー・アベを許さない、という国民の声は衰えを知りません。安保関連法(戦争法)廃止への集会や署名活動が全国的に展開されています。

来る2月13日、八千代市において取り組んでいる、小林 節・慶大名誉教授や、八千代市在住の大木 晶・明学大名誉教授らを招いての「アベ政治を許さない!八千代市民のつどい」を何としてでも成功させなければなりません。

会場の市民会館大ホールは1200席のキャパです。過去、八千代市での市民集会では約300人が最高。しかし、大ホールを満席にすべく、「八千代・戦争法ストップの会」「2000万署名推進八千代実行委員会」、その他の市民団体、平和団体、婦人団体、労組などが寒さにも負けず、連日の情宣活動、署名活動を展開しています。私も呼びかけ人の一人として奮闘しています。

集会成功のエネルギーは、必ずや、今夏の参院選で立憲主義と平和憲法を守り、国民の命と生活のための政治勢力の多数派形成につながるでしょう。市外の方も「市民のつどい」に参加されますよう、お願いいたします。

2016年1月24日日曜日

市政レポート③

三田  登・市政報告会に御参加ください!
日 時
1日目 2月6日(土)午前10:00~12:00     
2日目 2月7日(日)午後1:30~3:30   

会 場
日目 大和田公民館(2階・講習室)         
2日目 八千代台東南公民館(3階・会議室)

市政レポート文面
本年も市民の立場に立ち尽くした議員活動に取り組みます!
新年あけましておめでとうございます。
さて、新人議員として1年が経ちました。これまで本議会、委員会において、必ず質問や討論を行いました。今後も議員でいる限りは全議会で質問や提案をします。それが議員として最低限の任務だと考えているからです。もちろん議会外での様々な問題にも真摯に取り組みます。一切の利権やシガラミを排し、市民の立場に立ち尽くして奮闘いたします。本年も御支援をよろしくお願い致します。

たなざらし状態の「旧農業研修センター」は税金のムダ遣い!
「旧農業研修センター」は稼働率19%で、市民ニーズにそぐわない施設でした。それなのに総経費80億円の「新川ハコモノ事業」の一環として「農業交流センター」に改称して、10億円で機能移転しました。さらに、道の駅に繋がる歩道橋を4億円で建設。それでも閑散としている状況はさほど改善されていません。

しかも、建設費2億円だった旧研修センターは転用もできず、売却するにしても、立地条件からして相手は農協しかなく、買い叩かれる可能性があります。「本来ならば研修センターの処理が先。それを、とにかく交流センターを先に建設してしまえ、という構図だった。3年近くもたなざらしにして管理費もかけている。このような税金のムダ遣いの責任はどこにあるのか」という私の質問に、市側は答えることができませんでした。                

 福祉作業所の民設・民営化は福祉切り捨て!
知的障害者が通所する福祉作業所は老朽化が著しく、第1・第2作業所の建て替えが計画されていました。用地を取得して基本設計も完成し、平成27年度に完成予定でしたが、突然に秋葉市長は昨年9月に計画を白紙撤回し、民間事業者による建設と運営への方針転換をしたのでした。

作業所の利用者・保護者、議会への相談もない独断でした。民営では、これまで市営で推進されてきた事業がどれだけ保障されるのか不確定です。「秋葉市長の方針転換は、障がい者福祉の切り捨てだ」と追及しました。ところが市側は、現作業所の在り方を担保する「設置・管理条例」の廃止案を上程してきました。まだ議会で議論されている途中です。明らかに議会への議論封じであり、断じて承服できません。

飼い主のいない猫対策「地域猫活動」等への助成制度を!
飼い主のいない猫による糞尿被害(衛生問題、トキソプラズマ症など)、鳴き声、子猫出産など、すべての地域において深刻化しており、地域住民からの苦情が絶えません。千葉県では平成24年に「地域猫活動に関するガイドライン」が策定され、「地域猫活動」で対応することが求められています。  

活動には、猫の状況把握、管理された餌やり、トイレの設置、そして、猫を増やさないための不妊・去勢手術が欠かせませんが、経済的負担が課題で、手術代の助成制度が必要となっています。すでに制度化している自治体も多く、私が地元町会に相談されたことを契機に、6自治会・町会から制度化を求める請願が提出され、本議会で賛成多数により請願が可決されました。大きな前進だと思います。

秋葉市長主導の「公文書改ざん」は市民への裏切り!
新聞などで報道されているように、市民が情報公開条例に従って開示請求した部長会議録で、市側が開示した会議録は「9頁あったものが4頁に改ざんされて開示された」ことが問題となり、第三者機関である情報公開審査会も「市長主導の組織ぐるみによる違反行為」と審査報告しました。

これを受けて市議会でも、地方自治法100条に基づく議会の監視権限である百条委員会を設置して、事実関係の究明に動いています。しかし、11月24日に行われた秋葉市長への証人喚問において、秋葉市長は違反行為に「そういう認識はない」とし、状況についての質問には大事な点になると「記憶にない」「知らなかった」という曖昧で無責任な答弁を繰り返しました。

秋葉市長は「市民参加」を旗印にしていただけに、明らかな市民への裏切りです。

私は、12月議会の秋葉市長への質問で「どのような認識をしているのか」「責任を感じていないのか」と責任を問い質しましたが、秋葉市長は「情報と認識不足。また、条例の解釈を誤った」と従来からの弁解を繰り返すだけでした。

では、なぜ改ざんがされたのか。どうやら「自分は知らない。実行したのは部下だ」と言いたいようですが、あり得ないことです。その後、12月2日の百条委員会で、担当職員5人からの聴取があり、市長の言い分との食い違いが明らかになりました。今後、秋葉市長への再喚問も予想されます。

「安保関連法(戦争法)の廃止を求める2千万署名」に御協力を!
昨年9月、安倍政権は、8割の国民が異を唱えていた安関連法案(戦争法案)を強行採決しました。まさに、国民不在の強権政治です。安倍首相の持論である「戦後レジームの脱却」とは、日本の国是である平和憲法を破壊して立憲主義を否定し、自らの独裁政治を遂行することにあります。

このままでは日本は「切れ目なく戦争に参加する国」となります。安倍政権は「それが国際貢献だ」と強弁しますが、戦争が国際貢献のはずがありません。そして現在、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の呼びかけで「戦争法の廃止を求める統一署名」による全国2,000万署名の実現をめざしています。
 
八千代市でも昨年6月に「八千代・戦争法ストップの会」が結成され、国会抗議行動、駅頭宣伝、市民集会・デモなど連日の反対運動を展開しています。今回の全国2,000万署名の呼びかにも応え、独自目標を31,000署名として、活動を全市内で開始しました。市民の皆様の御協力をお願い致します。


市政レポート(オモテ面)
市政レポート(ウラ面)




2016年1月20日水曜日

なにやら四方山話⑲

~「精神障害者家族会・かたくり会」~
「ポレポレ祭り」に参加してきました
トークを聞く参加者。席はほぼ満席でした。
バザーの一角にて。収益は活動費に役立てます。
1月20日、八千代市の「精神障害者家族会」である「かたくり会」が毎年、主催している「ポレポレ祭り」(会場:八千代台東南公共センター)に参加してきました。

統合失調症や気分障害などの患者の家族などでつくる会ですが、全国に同様の組織があります。相互扶助を目的としつつ、社会的な差別や偏見から精神障がい者への理解を求める活動、医療・福祉の充実を図るための行政への要望などを行い、障がい者の社会的共生を求めています。

さて、「ポレポレ」とは、スワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味だそうです。「他者と比べるのではなく、あるがままの自分で過ごす」という思いが込められています。

当日は、多くの参加者で会場が満員でした。参加者による歌、演奏、トークなどのパフォーマンスが披露され、昼食会もあり、盛り上がっていました。また、バザーやハンドメイドマーケットも盛況でした。

かたくり会は、第三火曜日に月例会、第一金曜日にピアカウンセリング、第二水曜日に第二例会など、積極的な活動をしており、「月刊かたくり通信」を発行しています。

健常者も精神障がい者や家族らがが抱える問題を共に考えて、問題意識を共有化できる会です。私も同居家族に精神障がい者がいますので、とても勉強になりました。今後も何かできることがあれば、お手伝いしたいと思いました。

2016年1月3日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(51)

本年も「市民が主役の市政」実現に向けて奮闘します

~年頭の挨拶~

新年あけましておめでとうございます。

昨年12月は、齢59才にて八千代市議選に初挑戦。市民運動にて若干ながらも培ってきたネットワークが機能して何とか当選。

あれから1年が過ぎ、新たな年を迎えました。僅か1年といえども様々な出来事がありました。

個人的には、恩人を病気で失ったこと。還暦を迎えたこと。それと、子役タレントをやっている孫娘がテレビドラマでメジャーデビューを果たしたことでしょうか(すみません。爺バカです)。

また、議会では、すべての本議会や委員会にて、質問を行いました。今後も議員でいる限り、必ず行うことを約束します。あたりまえのことですが、実行していない議員も少なくはありません。

そして、一般情勢において特筆すべきは、安倍自・公政権による安保関連法案(戦争法案)を始めとする、国民不在の強権政治に対する国民の全国的な抗議の声と、大衆運動によるダイナミズムでした。

第一次安倍内閣における、安倍首相の言う「戦後レジームからの脱却」とは、まさに戦後70年培ってきた戦争への反省と不戦の決意を破壊し、9条を始めとする平和憲法を改憲し、日本の戦争参加を合法化することにありました。

そして、趣味の悪いブラックジョークとしか思えなかった安倍政権の再登場。とりわけ民主党の責任は重いものがあります。

憲法改悪を見据えて国民投票法を制定させていた安倍政権は「国家機密法」と「マイナンバー」で国民を統制し、「解釈改憲」で立憲主義を否定しつつ、国民の8割が否定していた安保関連法案(戦争法案)を強行採決、原発の再稼働と輸出を推進、沖縄辺野古への基地移設、そして、アベノミクス失敗の反省もなく、消費税値上げ、派遣法改悪、残業代ゼロ法案画策等々、国民の命、平和、生活を上から強権政治で押さえつけて、モノも言えぬ安倍独裁政治を完成さえようと策動しています。

本年は、まさにアベ独裁政治・自公政権を打倒する年です。

当ブログで記載したように、すでに総がかり行動実行委員会の呼びかけによる「2000万人・戦争法の廃止を求める統一署名」に呼応した運動が各地で開始されています。この運動はいま求められている参院選での野党の協力と勝利に連動する運動として位置づけられています。

八千代市でも、戦争法案廃案に向けて奮闘してきた「八千代・戦争法ストップの会」の呼びかけで、署名実現に向けて署名実行員会が結成されました。私も呼びかけ人として参加しています。

また、参院選を見据えて、「「安全保障法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が結成され、各地でも同様の運動が開始されています。さらには「安保法制違憲訴訟の会」が違憲訴訟を発表して法廷闘争も開始されようとしています。

地方議員で組織される「自治体議員立憲ネットワーク」には、すでに全国で760人が参加(私も八千代市議で唯一の参加議員として活動しています)しており、注目されています。また、全国で反対決議をした地方議会数は180以上となっており、さらに拡大しています。当然のことです。

しかし、わが八千代市議会では、9月、12月議会で複数の「安保関連法」への反対決議を求める議員発議や、市民からの請願があったのに「地方議会の事務になじまない」「国会の審議に委ねるべき」という理由で、いずれも否決、不採択となっています。自治体議員の役割をまったく理解できていません。

地方自治体は国の従属機関ではありません。地方自治体が国を支えているのです。地域の声に密着し、求めに応えつつも、国の有り様(ありよう)にも凝視し、情勢に反応し、かつ行動することが地方議員の資質として問われるのだと思うのです。
千葉県庁にて記者会見で戦争法案に反対声明をする「自治体議
立憲ネットワーク・千葉県」のメンバー(右から2番目が三田)

          



2015年12月25日金曜日

市議会レポート⑭

12月議会最終日となる総括審議において、議案・第10号「八千代市知的障害者通所施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定 」について討論を行いました。長くなりますが重要なので全発言を掲載します。

また、12月議会での議案、発議案、請願の議員別賛否一覧も転載します。見にくい場合は拡大していただくか市議会ホームページをご覧ください。

秋葉市政の福祉切り捨て政策を徹底的に批判しました(ネット中継)
三田 登・討論
議案・第10号「八千代市知的障害者通所施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定 」について、議案に反対の立場で討論を行います。

福祉作業所の建て替え問題は、今から10年前に、古く、狭く、不衛生な第1福祉作業所の建て替えについて市と保護者、手をつなぐ親の会が公設民営を前提にした話し合いが進められ、その結果、前期・第4次総合計画に「福祉作業所の整備事業」が組み込まれ、平成27年度には完成の予定でした。

その計画に沿って、福祉作業所の建て替えに向けた、具体的な作業として、市内の3つの社会福祉法人、保護者、手をつなぐ親の会、其々の代表、そして、行政及び建設関係者からなる「福祉作業所あり方検討委員会」が発足し、平成23年3月に「公立施設として、民間事業者では困難な事業を担う」という大前提で、新しい施設のあり方が提言されました。

そして、市が土地を購入し、保護者、障害者支援課、設計者が協力して、約1千万円の経費と半年の時間をかけて基本設計を完成し、ようやく保護者も10年来の念願が叶うと思っていた矢先に突然、秋葉市長は平成26年9月2日の「諸般の行政報告」で、福祉作業所を民設民営で整備すると発表しました。今回の一連の問題は、そのことに端を発しているわけです。

市は、その理由として、平成26年7月31日に開催した「八千代市障害者健康福祉推進連絡会議」の会議録で、ある社会福祉法人が「福祉施設は指定管理者制度には不向きである」「土地があれば民設民営で出来る」と言った事を挙げております。

民設民営では、事業者の都合で、問題行動があり、或いは手のかかる重度障害者の入所を拒否し、退所させることが出来ます。実際、福祉作業所の利用者が、民間施設に短期入所を希望しても面接によって拒否されたケースが幾つかあります。

この件は、複数の市民が、先日、民設民営で入所を拒否された場合の対応はどうするのか。と市側にただしたところ、今から約3週間前の12月4日付けの秋葉市長名の書面で、民設民営では利用者の状況によっては、入所を断られる事もある。と明確に回答しています。

ちなみに近隣自治体を見回しても、同種の市営施設がない自治体はありません。それは、障害者福祉行政の責務を果たす当然の結果です。八千代市は、行政が管理・運営する福祉作業所を有しない唯一の近隣自治体となるわけです。これは恥ずべきことではないでしょうか。そして、法的にも問題があります。

保護者、関係者そして議会との協議もなく、秋葉市長が決定した突然の民設民営化への方針変更について、市側は「地方自治法・第149条における普通地方公共団体の長の権限」を根拠にしていますが、そこでは、地方自治体の長の「公の施設の設置、管理、廃止する権限」を定めているに過ぎず、施設を民営化できる権限を定めている訳ではなく、市側が御都合主義的な拡大解釈をしているにすぎません。

補助金についても、来年1月から開始予定の民間事業者募集要項に、議会の議決を経ていない建設補助金を記載することは、手続き上、大いに問題があります。

地方自治法・第211条1項により、市長は補助金を含む毎年度会計予算を議会に提出し、議会は同法第96条2項により、予算を議決する権限があります。

したがって、補助金を含む予算の議決は、来年3月議会でなされなければならないはずです。すなわち、補助金の交付決定は、先に議会の議決が必要と言うことであります。

また地方自治法第・232条2項で、公益上必要がある場合に於いては補助又は寄付を出来るとしていますが、行政実例では、公益性を認定するのは、市長及び議会としているという重要な点も指摘しておきます。

そういう意味で、様々な問題点があり、かつ、議会で今回の補助金の公益性を審議、議決をしていないにもかかわらず、一方的に募集要項に謳い、公募を行おうとしているのです。

この他にも様々な問題点があるにもかかわらず、市側は今議会で「八千代市知的障害者通所施設の設置及び管理に関する条例」を廃止しようとしています。今ある第1、第2、第3福祉作業所は昭和58年に制定された、この条例によって存在を法的に担保されてきたわけですが、廃止されるとなると存在意義を失うので、わざわざ施行日を2年以上も先の平成30年4月としています。なんとも奇妙な条例です。           

理由としては、米本にある第1、第2福祉作業所とは別に、高津にある、まだ建て替えが不要な第3福祉作業所の建物を公募落札事業者に譲与、つまり、ただであげるために今議会で条例を廃止し、附則で譲与を合法化させる必要があったわけです。土地も全て無償貸与です。

しかし、福祉作業所民設民営化問題は、まだ議会で議論されているところです。条例廃止は、さらに議論が尽くされてからでも間に合う性質のものです。

そして、第三福祉作業所は、この条例が制定されれば、平成30年4月から、行政財産から普通財産になります。平成23年1月の最高裁の判例では「普通財産の無償譲渡は、寄付または補助」に当たるとし、公益上必要な要件を満たすことを求めています。

また、地方公共団体が行う寄付または補助は、反対給付を求めずに行う財政援助であり、最終的には住民の負担に帰することから、法は、これにより特定のものを利するのではなく、住民全体の利益に資するよう行うことを必要としています。したがって、最高裁の判例にのっとり、第三福祉作業所の譲与が公益上必要の要件を満たすかどうか、市長及び議会の審議、議決が必須条件であります。

そして、最も強調したいことは、今回の民設民営化は秋葉市長が推し進めようとしている「財政リスク回避戦略」の中核を担う、公共施設の廃止または統廃合を目的とする「公共施設等総合管理計画」(アクションプラン)の一環として位置付けているということです。

すなわち、秋葉市長は、「財政回避戦略」遂行のために、真っ先に障害者福祉を切り捨て対象としたということであります。

その結果として、障害者の砦である作業所を民間に投げてしまうという、許しがたい福祉の切り捨てと、行政の責任放棄をしようとしています。

皆さん。あらためて強調しておきたいと思います。福祉作業所の民営移行に伴う施行日が、平成30年4月であるのにもかかわらず、今議会で10号議案が上程されたのは、今の設置・管理条例を早々と廃止して、議会の議論封じ込めを目的とするものであります。

これは秋葉市政に多々見られる議会軽視が、またもや反映されたものであり、到底、承服できるものではありません。

以上、法令違反の可能性と、福祉切り捨て、さらには秋葉市長の議会軽視に反対する立場から、議員の皆様に本議案の否決を強く訴えて、討論とします。

12月議会・議員別賛否一覧
 



2015年12月23日水曜日

不肖・三田登がモノ申す!(50)

参院選に向けて「安全保障法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が結成!
去る12月20日、総がかり行動実行委員会、学者の会、SEALDsなど5団体が、来年の参院選に向け、安全保障関連法廃止を訴える野党統一候補支援のため、「安全保障法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)が結成され、記者会見が行われました。

先日、当ブログで情報発信した、立憲ネットのシンポジウムが開催された日であり、シンポに参加していた山口二郎法政大教授やSEALDsの諏訪原健さんも記者会見に出席しています。

全国32の1人区で候補者を絞り込むよう野党に働きかけ、安保法の廃止や集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回といった基本方針に賛同する候補者を推薦し、選挙応援などをする。独自候補は擁立しない方針を明確化しています。

記者会見(要旨
安全保障関連法に反対する学者の会・佐藤学東京大名誉教授
いま何よりも必要なのは、非自民の中身を具体的に定義し、野党共闘の理念と政策の軸を打ち立てる作業だ。市民連合の理念と方針に賛同する諸団体有志および個人によって組織し、各地域において野党、あるいは無所属の統一候補擁立を目指し活動している市民団体との連携をはかる。

立憲デモクラシーの会・山口二郎法政大教授
具体的に何をやるかだが、まず要綱を基盤にした、あるいは自民党政権への政策的対抗軸を提示するということ。要綱に合致した市民派野党統一候補の推薦、支援を各地の市民団体と連携して行う。市民連合への個人賛同者は2000万人署名を通じる形で募集し、賛同団体はメールやホームページなどを通して受け付けるという形で運動を広げていきたい。

戦争させない9条壊すな!総がかり行動実行委員会・高田健氏
第1次安倍内閣も参院選の不信任の結果、退陣しており、その再現をなんとしても今度の参院選で実現したい。多くの団体の皆さんと一緒に、この市民連合を担うという決意をしている。参院選で戦争法制は欠かすことができない重要な争点だということを全国の2000万人の署名を集めることで明らかにしたい。

安保法制に反対するママの会・西郷南海子さん
この夏の国会では、子供たちに説明もできないようなとんでもないことが繰り返された。憲法とは、権力者に対して私たち一人一人のかけがえのなさを守らせるためのものだ。しかし、安倍政権は嘘とごまかしで憲法を骨抜きにした。このようなやり方でしか成立させられなかった安保法制は、安倍政権の終わりの始まりにしよう。そのために次の選挙では、ぜひとも野党共闘が必要だ。

SEALDs・諏訪原健氏
まず皆さんに話したいのは、この市民連合ができるということがどういう意味を持っているのか。ということだ。市民がリーダーシップを発揮して、そして社会を自分たちの手で動かしていく。そういう政治のあり方、民主主義のあり方が始まるという意味を持っている。

「安保法制違憲訴訟の会」が違憲訴訟の取り組みを発表!
去る12月21日、「安保法制違憲訴訟の会」は、9月に国会で成立した安全保障法制が違憲・無効だとして、集団的自衛権行使の差し止めや、国家賠償を求める裁判を起こすことを発表しました。

同会は、高等裁判所がある8つの都市の地方裁判所に差し止め訴訟と国家賠償請求訴訟を起こすほか、その他の各地裁にも国賠請求訴訟を起こす予定。

なお、各地の訴訟を担当する代理人として、約300人の弁護士が名乗りをあげています。

「違憲訴訟の会」の共同代表は、伊藤真、内田雅敏、黒岩哲彦、杉浦ひとみ、田村洋三、角田由紀子、寺井一弘、福田護、堀野紀の各弁護士。

訴訟内容は①集団的自衛権の行使(存立危機事態における防衛出動)②重要影響事態における後方支援活動③国際平和共同対処事態における協力支援活動の3点を中心に差し止めを求めていきます。

このほか、国家賠償請求として、安保法制の制定によって平和的生存権や人格権などが侵害されたとして、精神的損害に対する慰謝料を求める方針です。市民連合とともに今後の動向に注視したいと思います。


不肖・三田登がモノ申す!(49)

~自治体議員立憲ネットワーク~
「地方から参議院選挙を考えるシンポジウム」に200名の議員・市民が参加!
去る12月20日、東京・四谷の主婦会館プラザエフにおいて、自治体議員立憲ネットワーク(会員760名)主催のシンポジウムが、「~地方から参議院選挙を考える~立憲主義の回復。安保法制の廃止。野党・市民連合の可能性」をテーマに開催され、北海道から沖縄まで全国から200名以上の自治体議員や市民が参加しました。

まず、西崎光子都議・共同代表(都議)、近藤昭一・幹事長代理(民主党)、初鹿明博・国対委員長(維新の党)、山下芳生書記局長(共産党)、山としひろ常任幹事(社民党)からの挨拶がありました。

その後、伊藤 真(弁護士・伊藤塾塾長)、小林 節(慶応義塾大学名誉教授)、山口二郎(法政大学教授)、中村 未央(沖縄県議会議員)、諏訪原健(SEALDs)のパネリスト5氏が、①参院選②沖縄問題③違憲訴訟を主なテーマとして発言。

伊藤弁護士は「地方自治は憲法を守る実践の場」としつつ、弁護士の会として違憲訴訟に取り組む考えを明言。しかし、制度上、具体的な事件がないと門前払いになる現状をどうするかという問題がありつつも「声を上げ続けることが必要」と強調。

小林節教授は「自分は護憲的改憲論者」とし、「護憲を生活習慣にしなければダメだ」と強調。また、樋口陽一・東大名誉教授らと「立憲臨調」立ち上げの構想を発表しました。

山口教授は「戦後民主主義にとっていい年だった。理論ではなく実践で市民が動いた」と評価。

仲村未央・沖縄県議は「アベを倒すことは新基地を作らせないたたかい」であるとし、11日に「自治体議員立憲ネットワーク・おきなわ」(自治体議員63名)が設立されたことを報告しました。

SEALDsの諏訪原健さん(筑波大学院)は「空中戦だけではダメ。地方で何ができるかが大切」と問題提起。

全体的には、この間の全国的な戦争法反対運動の高揚を持続・発展させ、かつ、国民の生活や平和的生存権、沖縄問題と連動させながら、いかに来年の参院選に繋げるのか。そのために、市民と野党との連携を、どう具体化させていくのかが論点となったと思います。

記憶をもとに、なかりアバウトな報告となりましたが、次回のブログでは、具体的行動として同じ日に設立された「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」についても報告します。

2015年12月19日土曜日

不肖・三田登がモノ申す!(48)

~2000万人・戦争法の廃止を求める統一署名~
「八千代・戦争法ストップの会」が取り組みを開始!
9月19日の参議院でのアベ自・公政権による「平和安全保障関連法」の強行採決は、文字通り国民不在の暴挙でした。しかし、この間の戦争法案反対運動は「60年安保以来の運動の高揚」と言われています。

今回の運動がこれだけ高揚した背景は、憲法9条が壊されることの危機、戦争に巻き込まれることへの危機、立憲主義がないがしろにされることへの危機、過半数が反対・憲法学者90%が違憲だと批判し、市民運動が大きく高揚しているにも関わらず強行採決の姿勢を崩さない安倍自公政権への怒りがありました。(総がかり行動実行委員会・報告より)

「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は、1万人以上の集会を12回(のべ43万人)や、様々な全国的運動の成果を踏まえつつ、今後の取り組みとして、①戦争法廃止・発動阻止の取り組み②立憲主義・憲法擁護の取り組み③沖縄・脱原発・人間の安全保障を視野に入れての取り組み④戦争法廃案で奮闘した野党との連携強化⑤諸団体、市民との連携した取り組みの強化などを方針化しました。

また、具体的取り組みとして、①総がかり行動実行委員会の組織の強化と運動の継続・拡大②毎月19日行動の取り組み③戦争法施行・具体化に対応した集会・抗議行動の取り組み④違憲訴訟支援の取り組み⑤一大署名運動などを提案しています。

すでに、総がかり行動実行委員会の呼びかけによる「2000万人・戦争法の廃止を求める統一署名」に呼応した運動が各地で開始されています。この署名運動は、従来は別々に取り組まれていた署名運動を1本化するという画期的な試みです。この運動はいま求められている参院選での野党の協力と勝利に連動する運動として位置づけられています。

八千代市でも、戦争法案廃案に向けて奮闘してきた「八千代・戦争法ストップの会」は、曽我正男・共同代表が急逝するという悲しみを乗り越え、戦争法廃止に向けた運動をさらに発展させるため、2000万人署名運動の取り組みを開始しています。私も呼びかけ人として参加しています。

八千代・ストップの会は独自目標として、3万1千署名いう高いハードルを課し、地域ごとに団体や個人に署名活動の呼びかけを開始しています。また、2月には、いま話題の小林   節・慶応大学名誉教授の講演や、八千代市在住の大木   晶・明治学院大学名誉教授、その他を招いて「アベ政治を許さない!八千代市民のつどい(仮称)」を開催する予定です。

戦争廃止、立憲主義をとりもどす八千代市の大きなうねりを作ってゆく運動を展開します。

2015年12月17日木曜日

なにやら四方山話⑱

議員生活1年です

朝の駅頭宣伝(京成大和田駅にて)
12月21日を以て、八千代市議会議員に当選して丸1年となります。昨年の今頃は選挙初挑戦。何もかも未経験で、あたふたしていました。

59歳で、もはや初老の貧乏サラリーマンが一念発起。会社も退職して退路を断っての選挙戦でした。などと言えば聞こえはいいのですが、我が家の山の神が「いい歳こいて、落選したら生活どうするの!」と、至極もっともな御指摘。「う~ん。なんとかなるさ」などと、根拠のない言い訳。

結果としてはホントに「なんとかなった」わけですが、任期の四分の一(あっ、1期で終了するつもりはないです)が経過したわけです。

まず最初から決めていた「全ての議会で質問席に立つ」ことを、これまでは実行できました。もっとも、臨時会や委員会を除けば定例会は年4回(期間は1回につき約1ヵ月です)。1期4年ですから計16回。「皆勤」と威張っても大したことはないのですが

そうは言っても、質問や発言する姿をトンと見かけない議員もいます。でも、それでは市民に批判されてしまいます。やはり、議員は議会で働いてナンボではないでしょうか。

国会では「永田町の論理」なるものがありますが、市議会でも、やはり、あるように感じます。議会は大和田新田(市役所4~5階)にあるので「新田の論理」かな?

だから、一般市民の感覚だと頭の上に「?マーク」がたくさん浮かぶことがあります。私は、いまだに頭の上に「?マーク」がぐるぐると回ってしまいます。でも、そんな市民感覚を大事にしたいと思うのです。

まだまだ、これからです。政策ビジョンをもっと明確にしなければなりません。それが曖昧だと、市民ニーズに応えるにしても、単なる票集めのための行動になってしまいます。それではダメです。

この間、議会内だけではなく、様々な市民運動、平和運動、議員による立憲運動などにも参加して、自分のキャパを拡げる努力をしていますが、いかんせん浅学菲才の身。それでも悪戦苦闘しつつ、今後も奮闘する決意です。

2015年12月15日火曜日

市議会レポート⑬

三田 登の12月議会一般質問(要旨)

12月議会は22日の総括審議を残すだけとなりました。情報発信が遅くなりましたが、10日にあった私の一般質問を要旨となりますが掲載いたします。
一般質問で秋葉市長を鋭く追及する(ネット中継より)

旧農業研修センターについて

質問①(三田)
旧施設売却の進捗状況は。

質問①の回答(安斉喜久夫財務部長)
隣接地権者である八千代市農業協同組合を相手方として不動産鑑定評価を基本として交渉行っており、売却条件等を含め交渉を進めている。

再質問(三田)
具体的にどのような交渉内容になっているのか。

再回答((安斉喜久夫財務部長)
平成26年7月に開催した、八千代市公共施設再配置等推進委員会において、旧農業研修センターを売却処分とする方針が決定され、平成27年10月までの間に計10回、八千代市農業協同組合と売却条件等について交渉を重ねている。

質問②(三田)
10年前から「研修センター」の処遇は検討課題となっていたはず。その問題は棚あげして、「とにかく10億円かけて先に農業交流センターを建設してしまえ」という構図が明らかになった。

「農業研修センター」は、たな晒しとなり、お金をかけて警備会社に管理してもらっている。またもや予算の無駄遣いを続けている。この責任の所在はどこにあるのか。

質問②回答(五十嵐産業活力部長)
旧農業研修センターの取扱いについては、同施設の機能を農業交流センターに確保が出来る見込みとなったため、他用途への転用や売却など幅広く諸条件の整理を行ってきた。しかし、用途廃止までに売却という処分方法の決定までには至らなかった。

再質問(三田)
質問の趣旨に答えていない。経過を聞いているのではない。旧センターの処理を後回しにした結果、このようになった事をどう考えているのか。また、責任はどこにあるのかを聞いている。

再回答((五十嵐産業活力部長)
旧農業研修センターの処分については、平成25年4月1日付けで、当該土地及び建物を産業活力部から財務部へ所管替えとなるとともに、行政財産から普通財産へ種別替えを行った。

その後、昨年4月に八千代市農業協同組合より、当該土地・建物の買い取りの希望を受け、同年7月の八千代市公共施設再配置等推進委員会において検討した結果、売却処分とする方針が示され、それに基づく対応が図られてきたものと考えている。

再々質問(三田)
答えになっていないので、ここは市長にお聞きしたい。

再々回答(秋葉市長)
本来は、もう少し速やかな検討があってしかるべきだったかと思う。

①~②の三田発言
市長は「公共施設等総合管理計画」(アクションプラン)において2割前後の公共施設を廃止または統廃合する意向のようだが、それならば「農業研修センター」は最優先課題ではないか。

仮に売却したとしても、売れれば何でもいいという訳ではない。そして、最終責任者は秋葉市長であることを強調しておく。

福祉作業所の民設民営化について

質問①(三田)
民設民営事業者の公募日程はいつか。募集要項に建設補助金は明示するのか。

質問①回答(中台章記健康福祉部長)            
公募の日程につきましては、平成28年1月から2月までの2か月間公募を行う予定。また、建設に係わる補助金についても募集要項に定めて補助金を交付してまいりたい。
                  
①の三田見解
当初、市は6月に公募を予定していたはず。このようなタイトな日程で、応募事業者が審査に必要な施設図面を仕上げるのは非常に困難。審査日程を見直す必要があるのでは。

質問②(三田)
議会の議決前に建設補助金を決定するのは法令違反ではないか。

質問②回答(中台章記健康福祉部長)  
現在、施設整備費等に係わる補助金要綱の策定を進めており、地方自治法149条における普通地方公共団体の長の事務にあたることから、法令違反にあたるとは考えていない。

①~②の三田発言
建設補助金の決定手順は法令違反の可能性がある。地方自治法第232条2項で、公益上必要がある場合に於いては、補助又は寄付を出来るとしている。行政実例では公益性を認定するのは市長及び議会としている。まだ議会で、今回の補助金の公益性を審議し、議決をしていない。                

地方自治法211条1項により、市長は補助金を含む毎年度会計予算を議会に提出し、議会は同法96条2項により、予算を議決する権限がある。また、同法第232条3項で、補助金を含む支出負担行為は、法令又は予算の定めるところに従う必要があるとしている。即ち、補助金の交付決定は議会の議決が先であると言うことである。              

補助金額の最終決定は、民間事業者が決定し、予算が議決された後に、八千代市補助金等交付規則第13条にのっとり、市長が所定の手続きを経て、決定することになっているはずである。

質問③(三田)
昨年の9月に秋葉市長が突如、作業所の民営化を決定したが、そもそも地方自治法において、首長にその権限が明記されているのか。

質問③回答(中台章記健康福祉部長)  
地方自治法第149条における普通地方公共団体の長の権限及び事務によるものと考えている。尚、現在、八千代市知的障害者通所施設の設置及び管理に関する条例の廃止条例の準備を進めている。       
             
③の三田発言
地方自治法149条7項では、地方自治体の長は、公の施設の設置、管理、廃止する権限を定めているに過ぎない。施設を民営化できる権限を具体的に定めている訳ではない。                 

そもそも障害者基本法第10条2項で、地方公共団体は、障害者の自立及び、社会参加のための施策を講ずるに当たっては、障害者、関係者の意見を聴き、その意見を尊重するよう努めなければならない。と定めている。

ところが、市は、障害者、関係者を一切無視して、平成26年7月31日に一方的に庁内会議を開き、作為的に作ったと思える公設民営と民設民営の運営負担金の比較資料で決定した。これは、障害者基本法第10条2項の法令違反の可能性がある。

野良猫対策について

質問①
認識と対策は。 (注)他の議員質問と重複したので当日は割愛
                                     しました

質問②(三田)
千葉県では、平成24年に「地域猫活動に関するガイドライン」が策定された。野良猫の状況把握、管理された餌やり、トイレの設置、そして、野良猫を増やさないための不妊・去勢手術が欠かせない。

そのため、県に頼るだけではなく、近隣だけでも7~8自治体で助成制度を導入している。八千代市も制度化すべき。

質問②回答(秋葉市長)
近隣他市の状況を調査のうえ、実施に向け制度を検討する。また千葉県に対し、当該事業の拡充を要望していきたい。

①~②の三田発言
今議会には、助成制度を求める請願が複数の自治会や町会から出されている。まさに市民の多数の声だ。「検討」ということではなく、助成制度を作り、予算も計上するということを強く求める。

公文書改ざん問題について

質問①(三田)
どのような問題として認識しているのか。

質問①回答(秋葉市長)
情報不足、確認不足、条例の解釈の誤りによって、不適切な結果となった問題である。

質問②(三田)
「八千代市情報公開審査会」の答申では「市長の主導で公文書改ざんが行われた」と結論づけている。秋葉市長は否定し、「条例の解釈を誤った」と弁明しているが、市長たるものが、そんな基本的なことも知らなかったのか。

質問②回答(秋葉市長)
知識云々ではなく、情報不足、確認不足ということだ。

再質問(三田)
先日、八千代市職員労働組合が機関紙で市長の対応を批判している。市民や議会だけではなく職員からも批判されている。このような状況に責任は感じないのか。

再回答(秋葉市長)
10月7日の臨時議会の冒頭で、行政の最高責任者として「深くお詫びします」と述べている。

再々質問(三田)
まったく責任を感じていないとしか思えない。11月24日の証人喚問では大事なところになると「よく覚えていない」などと、あいまいな答弁を繰り返していた。

これは、市長の政治姿勢の問題である。質問にまともに答えないなら、秋葉市長の対応は、まさに議会軽視そのものである。議会との関係を、どう考えているのか。

再々回答(秋葉市長)
11月24日の証人喚問では、明確な記憶にあることは話し、記憶にないこと、していないことは、そのように述べた。

①~②の三田発言
秋葉市長の答弁は、いつも不誠実である。保身に走るあまり、意図的に話をはぐらかす。そして論点をかえる。「その場しのぎ」に事実ではないことも、さも、確信したように説明する。その場しのぎに、アリバイ作りをし、保身に走る。そのためには誰かに責任を押しつける。

これが当選直後からの変わらぬ秋葉市長の政治姿勢である。こんな人に19万都市の首長を任しておいていいのか。それが多くの市民の声ではないか。

今回の問題は、百条委員会が終わればすむ問題ではない。今後、市長の政治責任が根本的に問われることになるということを強調しておく。

2015年12月3日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(47)

~主催・自治体議員立憲ネットワーク~
シンポジウム
~地方から参議院選挙を考える~

8割の国民による「説明不足」という声を無視して、アベ政権により、衆・参で強行採決された「安保関連法」、すなわち、戦争法に対する国民の怒りや疑問は、沈静化するどころか、さらに持続・拡大しています。

先日の「2015年ユーキャン新語・流行語大賞」のトップテンに「アベ政治を許さない」(澤地久枝さん )、 SEALDs(奥田愛基さん)が選ばれたことにも、その一端が見てとれます。

しかし、戦争法廃止への運動は流行などという一過性のものではなく、立憲主義という国是と平和憲法、そして国民の命と生活を守るための全国民的運動です。

今も国会前行動は続けられており、違憲訴訟の動きもあります。また、全国的な草の根運動も継続されており、とりわけ「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」呼びかけで「戦争法の廃止を求める統一署名」として、全国で2千万署名運動を提起し、全国の様々な団体、グループが共同呼びかけ団体として運動を展開しています。

「八千代・戦争法ストップの会」も、独自目標として3万1千筆の達成に向けて運動を開始しています。人口19万4千人の八千代市で、決して低いハードルではありませんが、全力で取り組まねばなりません。

この署名運動の大衆的なエネルギーは、来年夏の参院選に連動していきます。戦争法反対の声を参院選に繋げ、自公・アベ政権を打倒するための運動でもあります。

その一環として、来る12月20日に、私も末席にて参加している「自治体議員立憲ネットワーク」主催のシンポジウムがあります。多くの参加を呼びかけたいと思います。(下記参照)

シンポジウム・地方から参議院選挙を考える
    立憲主義の回復。安保法制廃止。野党・市民連合の可能性
日時2015年12月20日(日)午後1時~
会場主婦会館プラザエフ(JR・地下鉄四谷駅)
発言/(予定)
               民主党・社民党・共産党・生活の党と山本太
               郎なかまたち・維新の党
パネリスト
             伊藤 真 (弁護士・伊藤塾塾長)
             小林 節 (慶応義塾大学名誉教授)
             山口 二郎(法政大学教授)
             中村 未央(沖縄県議会議員)
             SEALDs


2015年11月23日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(46)

追悼文
曽我正男さんの死を悼む

「戦争法案ストップ!八千代市民の集い」で挨拶する曽我さん
八千代市における「市民運動の顔」であった曽我正男さんが、去る11月22日に胃がんで逝去されました。ドイツへの旅行先で体調をくずし、帰国の翌日に緊急入院。末期ガンを宣告されていました。その約1カ月後、享年68才の早すぎる死でした。
心から御冥福をお祈り申し上げます。

私が初めて曽我さんと会ったのは2010年8月でした。「情報公開と市民の会」が主催する、自治体での財政問題に関する市民集会のビラを偶然、駅で受け取り、何となく集会を覗きに行ったのがきっかけでした。

当時は元日経新聞記者の上村淳三さん(現在は退会)が代表で、その日の集会では曽我さんが司会を勤めていましたが、実際は曽我さんの主導で進行されていた印象でした。

会の運動に共感した私は、その日のうちに曽我さんに電話をかけて「情報公開と市民の会に入れてください」と依頼し、快諾を得ました。その後、事務局長となった私との「名(迷?)コンビ」が誕生します。いま考えれば、あの日が、私が市民運動に関わり、結果として市議会議員になった契機となりました。

曽我さんは新潟の高校を卒業後、日本交通公社(現・JTB)で働き、傍ら同社労働組合の専従として活躍。その後、明治大学に社会人入学して卒業。大学院まで進む勤勉家でした。最近では裁判所の労働審判員資格を取得して活動の幅を広げていました。

この間に八千代市において展開された市民運動では、東京女子医大誘致(八千代医療センター)問題、新川ハコモノ建設計画の賛否を問う住民投票運動、豊田市長リコール運動、出直し市長選、市議選、9条の会、脱原発運動、安保関連法案廃止運動、市議会傍聴など、いつも中心的な立場で運動を指導してきました。

とりわけ、この間の安保関連法の廃案運動において、並々ならぬ決意で運動を牽引してきました。連日の宣伝活動、国会前行動など、近隣の市民運動団体からは「八千代市の運動はすごい」と評価を受けましたが、その立役者が曽我さんであったことは論を待ちません。

戦争法廃止!連日の宣伝行動に奮闘する曽我さん
曽我さんと出会ってから5年。決して長くはありませんが、濃密な時間を共有できました。

曽我さんのすごいところを一言で表現すれば「懐の深さ」ではないでしょうか。どのような立場の人にも胸襟を開いて接し、色づけをしません。だから相手も心を開きます。彼の人脈の広さと組織力はそこにあるのかもしれません。

私にとっては師であり、兄でもありました。だから私からのメールの冒頭は「曽我兄貴へ」でした。もっと、いろいろ教えてほしかった。もっと、酒を飲み交わしたかった。いつものように私を叱ってほしかった。しかし、もはや叶いません。

ここに書けないこともたくさんありますが、それは曽我兄貴と私の思い出として、しまっておきます。

曽我さん。志半ばのことはあるでしょうが、それは私たちが引き継ぎます。心から、「お疲れ様でしたと」言いたいのです。

合掌。

2015年11月9日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(45)

「高速増殖炉・もんじゅ」をただちに廃炉にせよ!

「もんじゅ」全景

 
動かぬままの「開栄丸」
去る11月4日、原子力規制委員会は定例会で「高速増殖炉・もんじゅは、日本原子力研究開発機構から、新たな運営主体を明示すること」を所管する文科省に勧告しました。

福井県敦賀市にある日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」は、「MOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)を使用し、消費した量以上の燃料を生み出すことのできる高速増殖炉の実用化のための原型炉」として1983年に着工、1991年に運転を開始しました。

しかし、いまだに技術的に成功していない代物です。これまで膨大な予算を垂れ流し続け批判されてきました。委員会の「組織替え」という勧告は呑気すぎる内容で、ただちに廃炉にするべきです。

1995年には、冷却材であるナトリウム漏洩による火災事故。2010年にも炉内中継装置落下事故。2012年でも約1万点の機器点検漏れ。2013年でも規制委員会から運転再開準備禁止命令。など、いまだに稼働できずにいます。もはや開発機構の体をなしていません。

安全面だけではなく、そもそも、ウラン価格は当時と違い安値となり、高速増殖炉の開発する経済的な理由はなくなっています。しかも実用化は事実上、不可能です。

それなのに、研究開発の事業費は実に1兆225億円(昭和55年度~平成27年度)、年間維持費が200億円という途方もない額です。

また、2006年に日本原子力研究開発機構が48億円かけて、核燃料サイクルの運搬を目的として造船された「開栄丸」は、毎年12億円の維持費がかかっていますが、過去5年間は1回も使用されていない始末。まさに税金を海に垂れ流しているのです。

安倍内閣は、国内の原発が稼働ゼロ時にも海外に原発の輸出を続け、この間、安全性が担保されていないのに川内原発、伊方原発など、原発再稼働をなし崩し的に推し進めています。「安くて安全」という原発神話が崩壊した今、原発とともに「もんじゅ」をただちに廃炉にすべきなのは明らかです。

2015年11月8日日曜日

不肖・三田登がモノ申す!(44)

~八千代市で「戦争法廃止!市民集会」が開催~
衰えない国民の戦争法廃止への声と行動!

多くの市民が参加しました。(八千代生涯学習プラザ・ホール)
11月7日、八千代生涯学習プラザにおいて「戦争法廃止!立憲主義をとりもどす市民集会」が、八千代・戦争法ストップの会、安保関連法に反対するママの会@やちよ、八千代9条の会、八千代革新懇の呼びかけで開催されました。

会場に多くの市民が参加するなか、大崎信・共同代表からの挨拶に続き、岩崎進吾弁護士(元千葉県弁護士会副会長)の「戦争法廃止に向けて」と題した講演がありました。講演の要旨は下記。

①戦争法の位置づけとして、日米軍事活動のための法律。戦争する国づくりに向けて大きく進んでいる。

②「推進側」の今後の課題として、武力行使との一体化は許されない憲法9条の縛り。増大する軍事費の確保。スーダンでの自衛隊の任務変更。

③戦争法に賛成している少数の国民も集団的自衛権を支持したのではない。

④60年安保以来の反対運動が盛り上がった理由は、一人一人の自発的な参加。それぞれの立場を尊重した上での一点共闘。

⑤今後の反対運動の立脚基として、国民は野党共闘ができ得ることを知っている。国民の中に廃案にしようという大きな動きがある。

⑥戦争法案成立前に野党共闘が続いたのは国民の反対の声を反映してのもの。今後も国民の戦争法案廃止運動の高揚があってこそ野党共闘が可能。

岩崎弁護士への質疑応答後、集会アピールと行動提起がありました。ただ、気になったのはアピール文で「閣議決定を撤回する政府をみんなでつくろう」と訴えていること。これは明らかに日本共産党の「国民連合政府構想」を指すもの。少なくとも、大衆的な市民運動体である「八千代・戦争法ストップの会」では意思一致されておらず、少し強引な印象を受けました。

行動提起では、①「総がかり行動実行委員会が提起している全国2000万署名の取組み②毎月19日の国会前行動参加③毎週水曜日の駅前宣伝④他の集会への連帯、参加。などが提起されました。

いずれにしても、今後とも継続して運動を取り組むことが求められています。アピールでも宣言してうるように「たたかいはこれからだ。戦争法廃止の声と運動は衰えていない」のです。

2015年11月4日水曜日

三田登と共に市政を考える会(22)

「三田のぼる・市政報告会」に25名の市民が参加。有意義な意見交換ができました!

市政報告会・1日目(大和田公民館)
去る10月31日と11月1日の2日間で「三田のぼる・市政報告会」が開催されました。様々な秋のイベントが重なったこともあり、前回より少な目ではありましたが、それでも25名の参加をいただきました。
報告会は両日とも2部構成で、前半は私の市政報告。9月議会での議案、発議、請願などの説明と結果報告。そして、私の一般質問の報告など。

当ブログでも既報のとおり、今議会は、八千代市政として2度目の26年度一般会計・特別会計決算不認定と、秋葉市長主導での公文書改ざんに対して、八千代市議会初の百条委員会が設置されたことが特徴的です。

後半は質疑応答。「農業交流センターの利用者は市の発表より少ない」「地域3図書館への予算削減、サービス低下は許せない」「不要な本の寄贈をもっと市民に呼びかけるべき」「溢水対策の進捗が分からない。市は住民との協議の場を作るべき」など、行政への不満の声が多く寄せられました。

そして、市議会への不信の声が毎回のように寄せられるのがこの報告会の特徴です。一言でいえば「議会は何をやっているのか分からない」ということだと思います。議会に関する情報公開が限定され、市民参加の場が少なすぎます。

市民は決して「市政に無関心」ではありません。内実のある市民参加型市政の実現に向けての責務が私にはあります。