2018年9月23日日曜日

市議会レポート(34)

~税金のムダ!「旧・農業研修センター」売却問題~
市が農協にバナナの叩き売り案。三田の議会追及で市側が案を取り下げ!!

6年も棚ざらしの旧農業研修センター
迷走。旧農業研修センターを6年間も野ざらし! 
現在も審議中の八千代市議会の9月議会ですが、前代未聞の問題が明らかになっていますので、中間報告します。
 
八千代市農協の横にある「旧農業研修センター」は、6年前に新川計画で道の駅の川向こうに「農業交流センター」が新設されて廃止されましたが、廃止だけが先行して処理が後回しにされ、売却か転用かで結論が出ずに野ざらし。しかも、無人の旧施設にお金をかけて警備会社に管理させていたのでした。

新設された農業交流センターは閑古鳥! 
そこまでして10億円もかけて新川の道の駅の反対側に新設した「農業交流センター」は閑古鳥が鳴き続けています。テコ入れのため4億円かけて道の駅とつなぐ橋を建設しても効果なし。施設の稼働率は、たったの18%。唯一の稼ぎ頭が指定管理事業者によるバーベキューとは

すでに建設目的の「農業振興」とはかけ離れたものになっています。こんな施設に年間運営費5千万をかけています。まさにハコモノ行政の末路です。
税金のムダ遣いを厳しく糾弾!(議会中継より)
7800万円の経費をかけて農協に3000万円で売る愚案!
処理に困った市の案は、農協に買い取りを懇願。「土地だけなら買う」という農協のために、国と県からの補助金3,100万円を返還。解体費や諸経費4,700万円。合計で7,800万円の経費で肝心の土地代はせいぜい3,000万円というもの。まさに「バナナの叩き売り案」です。

負担は市民に押しつけ!逃げる服部市長は責任を取れ!
このような愚案が9月議会に上程されたことに、三田議員は「市側の怠慢によるもの。市民に負担させ責任を押しつけている。決済した服部市長はトップの責任をとれ!」と厳しく追及。

私が市長答弁を求めても部下に答弁させて張本人はダンマリ。市長として、あまりにも無責任な行為です。結局、市側は前代未聞の議案取り下げに。議員個人の追及では異例のことであり、大きな成果をあげました。マスコミも注目しており、朝日新聞の取材も受けました。

しかし、問題が解決したわけではなく今後の動向が注目されます。答弁さえもせずに逃げまくる服部市長は責任を取れ!  
朝日新聞でも紹介されました。マスコミも注目です!

2018年9月18日火曜日

なにやら四方山話(49)

「さようなら原発・全国集会」に参加してきました
メインステージ上から撮った会場風景

撮影時に全員が揃わずにザンネン。前列左から3番目が私
去る9月17日に代々木公園において「さようなら原発・全国集会」が、1千万人署名市民の会、総がかり行動などの呼びかけで開催されました。
 
今回は、八千代市の市民と隣町の習志野市の市民が合流しての取り組みとなり、約20名の両市民が会場に足を運び、デモにも参加しました。今までは別々でしたので、とても貴重な取り組みだったと思います。

当日は、いつものように木内みどりさんの司会で、第1部が音楽などのアトラクション。第2部では、鎌田慧さん、澤地久枝さん、福島原訴訟団、主催者などが反原発のアピール。


最後に落合恵子さんの力強い挨拶で2コースのデモへ。当日は秋とは名ばかりの30度を超える暑さ。それでも参加者は沿道にアピールしながら元気にデモを敢行しました。ただ、参加者が8千人と、やや少ないことに今後の課題を感じました。

アベ政権は、核で汚染された膨大なゴミ、土壌、水の問題、多くの避難住民の問題など無視して、国民に負担を押しつけて原発の再稼動や輸出に奔走しています。さらには自民党総裁選後には、いよいよ憲法改悪へ加速することは明白です。アベ自公政権打倒しか原発も憲法改悪も止める手立てはありません。さらに奮闘しましょう。