2018年6月22日金曜日

なにやら四方山話(45)

舞台劇「裏の泪と表の雨」を観てきました

劇ポスター
紗椰は団員ではないけど終了後に劇団グッズ販売(後ろは私)
久々ですが、タレントをやっている、孫娘の山田紗椰(エーライツ所属・12才)の、親バカならぬ爺バカ宣伝です。テレビや映画の出演が多かった以前より舞台出演が増えています。

劇団・Buzz Fest Theater の 第7回本公演「裏の泪と表の雨」が6月20日~24日に赤坂レッドシアター(地下鉄赤坂見附駅下車)にて公演中です。また、6月30日~7月1日に大阪府 一心寺シアター倶楽(JR天王寺駅下車)で公演。

いずれも紗椰は主人公の娘役。東京、大阪公演も出ます。

同劇は、第4回公演として2016年12月にウッディシアター中目黒でも公演。紗椰も出ました。好評につき再演となったようです。紗椰は第5回公演の「光と影からの恵み」でも出演しています。

ちなみに「裏の泪と表の雨」は、コウカズヤの作・演出。大阪・西成区の裏通りにある、お好み焼き屋を舞台とした人間模様が描かれており、同劇団の持ち味である、笑いと涙のお話し。

私も昨日の夜に観てきました。2度目なのに面白い。平日なのに会場は満席。お時間と興味のある方は是非どうぞ。日程など、公演の詳細とチケット購入方法は下記まで。

http://buzzfest.biz/next-stage/

2018年6月10日日曜日

なにやら四方山話(44)

鈴木邦夫さんに今後も注目!

憲政記念館にて
過日、「一水会」元最高顧問の鈴木邦男さんと遭遇。

実は私は鈴木さんのファン。「なんで、右翼と!」と批判される方もおられるかもしれませんが、鈴木さんは、そんな次元を乗り越えている。いまの政治を考えるときに貴重な存在だと思うのです。飾らない人間性も魅力です。

たしかに、かつては「新右翼」とか呼ばれつつも立ち位置は右翼。しかし、近年では「国難において、もはや右も左もない」と警鐘を乱打して、立場を超えた政治的共同を提唱しています。カビの生えたセクショナリズムは弊害でしかありません。

鈴木さんは、かつて仲間?だった右翼から様々な攻撃を受けてもビクともしません。すごいです。

「愛国者の俺とあいつは違うとか、愛国者だから韓国は許せないとか言って、よそに憎しみを向けて、自分が愛国者であることを証明しようとしているのが今の愛国心。愛国者なのに愛がないんです」と氏はおっしゃる。愛国心に右も左もありません。

著作業、講演、予備校講師、「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」共同代表など、多忙を極めている鈴木邦夫さんに今後も注目したいと思います。

 

 





2018年6月7日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(96)

~オールジャパン・総決起集会~
市民と野党が連帯して安倍自公政権を打倒しよう!
熱気あふれる会場
6月6日、東京・永田町、憲政記念館講堂にて「オールジャパン・総決起集会」が開催され、会場は満席で熱気にあふれました。

同集会は、市民や超党派で構成された「オールジャパン平和と共生」が主催した取り組みで〈反戦・反核・反貧困=平和・共生〉をスローガンに①集団的自衛権の行使を容認しない ②原発の稼働を許さない ③大多数の市民の利益に反するTPP等のメガFTAに参加しない ④沖縄県名護市辺野古に米軍基地を造らせない ⑤貧困を撲滅するとともに格差拡大でなく格差縮小を目指す。を基本方針としています。
山本太郎議員。すごい!じっとしていません。
望月衣塑子記者。優秀なだけじゃない。美しい人でした。
山城博治沖縄平和運動センター議長。しまんちゅの心意気!
集会は続々と著名人の発言。原中勝征(前日本医師会長)、寺脇研(元文科省広報調整官)、望月衣塑子(東京新聞記者)、伊藤真(弁護士)、梓澤和幸(弁護士)、佐久間敬子(弁護士)、平野貞夫(元参議院議員)、川内博史(立憲民主党・衆議院議員)、穀田恵二(日本共産党・衆議院議員)。

また、鳩山友紀夫(元総理)の基調報告に続き、山本太郎(自由党・参議院議員)、山城博治(沖縄平和運動センター議長)、鈴木邦夫(元一水会最高顧問)、福島伸亨(前衆議院議員)、加藤好一(生活クラブ生協連合会理事長)など、様々な立場からの発言がありましたが、共通していたのが「安倍政権は、国民主権を理解しない。平和と民主主義の敵である」ということ。したがって、市民と野党が連帯して安倍自公政権を打倒しなければならないという視点です。

それは、日本共産党・穀田議員の「『小異を捨てて大同につく』でなく『大異を捨てても大同につく』ということだ」という言葉に集約されていると思います。


そして、新潟県知事選でなんとしてでも池田千賀子候補を勝利させること。次期国選に野党が勝利し、安倍自公政権を打倒すること。

「オールジャパン総決起集会」は、その起爆剤となるものと感じました。

2018年6月4日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(95)

安倍・麻生は政治責任をとって辞職・辞任せよ!
 

財務省は4日、森友学園問題で「文書改ざんの調査報告書を発表。当時理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官が、改ざんや交渉記録廃棄の方向性を決定付けた」と認定。

しかし、「関係者20人を戒告・減給とし、佐川氏を停職(すでに辞職してるじゃないの!)3カ月」という大甘のアリバイ工作が図られました。

報告書でも「改ざんと記録廃棄は、安倍晋三首相が夫妻の関与を全面否定した昨年2月の国会答弁がきっかけだ」とし、安倍首相と麻生財務相の政治責任は明白になりました。

約束どおり安倍首相は議員辞職し、麻生財務相も閣僚給与分だけ返納ではなく辞任は当然です。

「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」は4日、大阪地検特捜部が佐川宣寿前国税庁長官らを不起訴としたのは不当として、検察審査会に審査申立書を郵送したとのこと。当然でしょう。

森友・加計問題の幕引きに奔走する安倍政権を許さない!という国民の声を今後も安倍政権打倒まで継続・発展させなければなりません。

2018年6月3日日曜日

なにやら四方山話(43)

9条改憲阻止の千葉県民集会に1000名の市民が参加!

 
会場に1000名以上の市民が参加
テレビでお馴染みの木村草太氏が講演

本日6月2日、「安倍9条改憲を絶対に止めるために!千葉県民集会」が千葉市民会館で開催されました。会場は1000席の大ホールでしたが、後の方は立ち見が出るほどの盛況でした。

冒頭は、地域の会から「四街道9条の会」「千葉県地方議員ネット9条の会」「活かせ9条・松戸ネット」の発言。その後、テレビでもお馴染みの、木村草太(首都大学東京教授)さんの講演でした。

講演は、まず、大日本帝国憲法から1947年の日本国憲法へ作り変える過程において「国家権力の三大失敗」とは、①戦争②人権侵害③独裁。であり、①については軍隊と戦争をコントロールする「第2章・戦争の放棄」②については人権を保障する「第3章・国民の権利及び義務」③については、権力を分立して独裁は許さない「第4章~8章・三権分立、地方自治」で守ってきた「立憲主義と憲法」における基本認識の話。

木村さんは、憲法改憲について「安倍総理はあまり考えていない」と言いきります。

なるほど。岸信介の野望を成就させて、せいぜい御爺ちゃん孝行くらいにしか考えていないのが、安倍ボンクラお坊ちゃま宰相なのです。それを周囲が忖度するから無理矢理な改憲論が出来上がる。

ところで、自民党の「9条と自衛隊明記改憲」についての話が面白かったので、そこだけ。

改憲案には3案あって、①「国際法上、許されるすべての武力行使(国防軍創設)」これは支持者が少なく可決は絶望。②「個別的自衛権プラス集団的自衛権限定容認」これは安保法制を国民投票にかける。③「個別自衛権まで」これは可決されるが安保法制の違憲が明確になってしまう。ということで、いずれも難題になるというのです。

例えが面白かった。「遠足で飲み物持ち込みはダメだが、水筒はOKと言っているようなもの。そこでは水筒の中味が問題なのだ」と。

「そこで自民党は任務曖昧化作戦に出る。①任務を曖昧にして発議②可決後に集団的自衛権も含め、自衛隊の現状が認められたと言い出す」というのです。こりゃ酷い。

改憲だけでなく、秘密法・戦争法・共謀罪などの悪法や、森友・加計・イラクPKO改ざん・セクハラ問題・原発推進などで、さすがに安倍内閣の支持率は低下して「安倍1強」が揺ぎ、ポスト安倍が画策されているなか、3000万署名運動の成功は、安倍政権打倒への野党共闘を後押しする大衆的エネルギーとなるはずです。