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政府が今夏の閣議決定を目指す「第5次エネルギー基本計画」の原案で「原発20~22%。核燃料サイクル政策は維持し、原発輸出も積極的に進める」と発表。原発を「重要なベースロード電源」として従来計画の位置づけを維持。原発推進という従来の姿勢を崩していないといいます。
しかし、そうなると原発を30基は稼働する必要がありますが、むりやり再稼働させた原発は現在9基。なんとも現実と乖離した計画です。
福島原発事故の賠償で、国は東電への支援に13兆円を費やしていますが、結局はそのツケを国民に押しつけることになることは明らかです。費用はさらに膨張していくことでしょう。
核燃料サイクルも、ほぼ稼働しないまま廃炉化して1兆1300億円をドブに捨てた「もんじゅ」の大失敗を無視しています。
原発輸出もうまく進まないのも当然。原発に対する国際世論の趨勢は「脱・非原発」だからです。お坊ちゃま宰相・アベ総理が現実を直視できないのはモリ・カケ問題だけではないようで「採算性・民意とズレ」(朝日新聞)を無視して、さらに原発の推進と輸出に舵を切ろうとしています。
やはり戦後最悪の宰相、アベ政権を打ち倒さなければなりません。
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