行政と議会は提言に基づく財政再建に着手し、市民との合意形成をめざせ!
第1回説明会に60名の市民が参加。多くの意見がありました (東南公共センター) |
そこで、秋葉市長は「財政の健全化」をめざして昨年「財政リスク回避戦略」を打ち出しました。しかし、それは専ら市民負担を前提としたものであり批判が出ています。
昨年10月に行われた図書館ワークショップは中央・緑ヶ丘以外の地域図書館の廃止をめざしたしたものであり、11月に行われた「事業仕分け」も効果は極めて薄いものに終わっています。
また、現在おこなわれている「地域の公共施設を考える市民ワークショップ」も、2~3割の公共施設統廃合をめざす「公共施設等総合管理計画アクションプラン」への道筋づくりに市民を動員するものにすぎません。「市民参加という名のパフォーマンスにすぎない」という批判が議会で出ているのも無理はありません。
しかし、この問題については批判するだけでなく、対案が必要です。そこで、昨年末に市民有志によって「財政研究会」が設立されました(私も末席にて参加しました)。
財政研究会は11回に亘る真剣な議論と分析を経て、「八千代市財政再建に向けての提言」をまとめ、7月末~8月に秋葉市長、各部長、市議会議長、各市議に提言書を提出しました。
第2回説明会に50名の市民が参加(緑ヶ丘公民館) |
その後、第1回報告会が8月22日に八千代台東南公共センターにて、第2回報告会が8月23日には緑ヶ丘公民館にて、第3回報告会が9月6日に総合生涯学習プラザにて開催され、約150名の市民が参加しました。関心の高さの表れだと思います。
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第3回報告会にも40名の市民が参加(総合生涯学習プラザ) |
提言は荒削りな部分もあるかもしれせんが、あるべき方向性は示しています。ただ、提言を出しただけでは意味がありません。
ハードルは決して低くはありませんが、行政、議会、そして市民との共同作業が大前提です。提言は、そのための問題提起でもあります。
報告会の司会進行は3回とも私が勤めました |
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