2022年3月21日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(148)

~「抑圧・戦争・コロナ」がキーワードの国際情勢~

プーチンのウクライナ軍事侵攻を糾弾する!

廃墟と化したウクライナ都市

近年の国際政治情勢は、とりわけ「抑圧・戦争・コロナ」がキーワードではないでしょうか。まずは香港情勢。香港で2014年9月の民主化運動(雨傘革命)は、中国政府の一国二制度政策の下で、2017年香港特別行政区行政長官選挙から普通選挙が導入される予定を抑圧。それに学生や市民が抗議して起きた運動でした。

さらに、2019年3月から「逃亡犯条例改正案の完全撤回」や「普通選挙の実現」などを含む五つの目標「五大要求」の達成を目的に運動が高揚しましたが、習近平・中国政府の香港国家安全維持法による言論弾圧の激化により、民主化運動活動家や民主派メディアへの徹底的な弾圧で民主化運動は壊滅的な状況に追い込まれています。

また、やはり日本に近いミャンマー情勢も軍部によって民主的政治が弾圧されてり、背景には中国政府の影がちらついています。2020年11月8日に執行されたミャンマー連邦議会の総選挙では、与党・国民民主連盟(NLD)が改選議席476議席のうち8割以上を占めましたが、敗北を喫した国軍と連邦団結発展党(USDP)は「総選挙に不正があった」とクーデターを行い、アウンサンスーチー氏は拘束されました。事実上壊滅的打撃を受けた国民民主連盟(NLD)は「国民統一政府」(NUG)の樹立を発表していますが、国軍との厳しい闘いは今後も続いています。

プーチンを止めるのは誰か。

そして、ここにきて世界に衝撃を与えたのがプーチン率いるロシアによる、ウクライナへの軍事侵攻です。国連によると、2月24日の軍事侵攻が始まってからの2週間で、ウクライナ国外に避難した人は、230万人を超えたといいます。一部に「プーチンは正気ではない」などの論調もあります。

たしかに許し難い暴挙に間違いありませんが、その背景には「アメリカを中心とした大西洋条約機構(NATO)によるロシア包囲網が築かれたことへの不満があった」とも指摘されています。だからプーチンの目的は「NATOの東方拡大の阻止」に他なりません。だからといって、今回のような暴挙が許されるはずもありません。怒りをもって糾弾するものです。

プーチンは「ロシア離れを進めようとしているウクライナ指導はネオナチ」と規定して「ファシズムからウクライナ国民を解放する」と強弁しました。かつて日本が「大東亜共栄圏」をでっちあげて東南アジアを侵略したように、あるいはヒトラーやスターリンによる血の支配と大弾圧のそれと同様です。さらにはウクライナの原発基地の攻撃と占拠を展開。かつてのチェルノブイリ原発事故と比較にならない危機に直面しています。

ここにきて、ロシアへの経済制裁を背景にした経済的影響が世界的に出ています。2月24日の日本の株式相場は売り先行の展開となり、日経平均株価は2020年11月以来の2万6000円割れ。また、ロシアは世界第3位の原油国であり、欧州は天然ガス輸入の約4割をロシアに依存。パラジウムも同様です。また、穀物価格も大きな影響が。ロシア、ウクライナはともに小麦、トウモロコシなどの主要生産国です。小麦に関しては、両国で世界全体の輸出の約3割を占めます。ガソリン、電気、ガス、小麦などの値上がりは日本も含めた世界経済に重くのしかかっています。

このほかにも、北朝鮮、イラク、シリア、アフガニスタン、新疆ウイグル自治区、ロヒンギャ難民など、枚挙にいとまがありません。

また、3年目に突入したコロナ感染も世界経済に大きく影響を与え続けています。

世界での累計感染者数は3月12日現在で、約4億5200万人、死者約602万7000人にのぼり、感染予防対策やワクチン接種が推進されていますが、いまだに収束のめどはついていません。


 

2022年3月1日火曜日

なにやら四方山話(78)

粘り強く、地道に、地域に根ざした「脱原発八千代ネットワーク」の運動に期待


去る2月26日、「脱原発八千代ネットワーク」の第105回定例会が開催されました。

まず最初は、恒例の月イチ情勢報告。長くなりますが、下記のとおり報告され、情勢認識を共有しました。

(1)フクシマの状況

①2/8  東電は1号機の格納容器内部調査を5年ぶりに約3年の遅れで再開。一方、廃炉計画からは「汚染水ゼロ」「建屋解体」の目標が消えた。2050年までの廃炉完了計画は完全に破綻している。

②2/17 東電は凍土壁において1月に発生した約4トンの冷却材漏えい事故原因を配管と凍結管の接続部シールの損傷によるものと説明。もともと6~7年とされる凍土壁の寿命がいよいよ尽きてきた。

③国は昨年末より「原発処理水は安全」というチラシを全国の学校に配布。岩手、宮城、福島などでは児童・生徒への配布を見合わせる学校が相次いでいる。

④1/20 日弁連は政府に対しALPS汚染水の海洋放出計画に反対す意見書を提出。原子力市民委員会が提案するモルタル固化案などを検討するよう求めた。

⑤2/9 東電経営陣3名の刑事責任(業務上過失致死傷)を問う2回目の控訴審が開かれた。新たな承認申請と現場検証を求めたが却下。次回結審の予定。

(2)原子力規制と再稼働の動き

①現在稼働中の原発は大飯③④、高浜③④、伊方③、玄海④、川内①の7基。玄海③、川内②は定期検査中。

②2/21 報道:電力11社の安全対策費総額が5.7兆円以上となることが判明。当初見込みの2倍以上と。特重施設の設置費用が一部含まれておらず、更に膨らむ見込み。

(3)その他のトピック

①2/27  小泉、細川、菅、鳩山、村山の元首相5名はEUタクソノミーに反対する声明を発表。原発を地球温暖化に貢献するグリーンな投資先として認定することは「未来を脅かす亡国の政策」と批判。

②2/10  仏マクロン大統領は、新たに原発6基の新設を発表。一方で、2007年に着工したフラマンビル原発(EPR)はトラブル続きで稼働が23年以降にずれ込み、費用も5倍以上に膨らんでいる。更に仏電力公社(EDF)の財政が悪化しており、2/18政府は21億ユーロの注入を決定。

③2/24  ロシア軍。ウクライナに大規模侵攻開始、チェルノブイリも占拠と。ウクライナでは電力の約半分を原発に頼り、4か所15基中13基が稼働中。「時限核爆弾」となる恐れ。

●原発は地球を温暖化させるのか?

後半は、毎回テーマを決めて誰かが講師を務めます。今回のテーマは「原発は地球を温暖化させるのか?」。

「多くの人が原発も怖いけど、CO2の排出で地球温暖化が進むよりは良いじゃないか?と思いこまされている」との視点から温暖化の原因はなにかを考えました。たしかに化石燃料は熱を発するが、それは原発も同様です。

しかも、地球や人類にとって、原発のほうがはるかに危険なシロモノなのに、国はいまだに「安くて安全」という神話にしがみつき、世論操作をしている現実があります。私たちは国家的プロパガンダに騙されずに原発反対の声を上げ続けていかなければなりません。粘り強く、地道に、地域に根ざした「脱原発八千代ネットワーク」の運動に期待がかかります。

2022年2月21日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(147)

断固糾弾!国が原発汚染水の海水放出を正当化するビラを全国の学校に配布していた!

「東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出について、『安全な状態で処分される』などと紹介する国のチラシが昨年末から全国の学校に届き、各地で波紋を広げている。東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の市町村教育委員会によると、児童生徒への配布を見合わせる学校が相次ぎ、一度配布したチラシを回収する学校もある。市町村教委に知らせず、学校に直接送った手続きも疑問視されている」と河北新報の報道。

チラシは放射性物質トリチウムが含まれる処理水を大幅に薄めて海に流すと説明。「トリチウムの健康への影響は心配ありません」「世界でも既に海に流しています」などと根拠のない内容。

とんでもない話です。不当にも、政府は2021年4月、2年後をめどに処理水の海洋放出を決定しましたが、多くの反対の声の頭越しに、既成事実化するために事実ねつ造のプロパガンダを政府主導で経済産業省、資源エネルギー庁、復興庁、文部科学省が連携して行ったのです。

「宮城県内では少なくとも16市町で配られた。七ケ浜町教委は海洋放出に反対する多くの漁業者や関係自治体などへの配慮に著しく欠ける行為と捉え、配布したチラシの回収に動きだした」と同紙報道。

ひどい話ですが、国民の「フクシマの記憶」がやや遠ざかっている現状に乗じて無節操な暴挙に出たのです。原発再稼動(8基)の加速化や、「温暖化対策に原発は有効」という意図的な論調も同様です。

いまなお帰還できない多くの被災地の避難住民の存在や、先が見通せない原発事故処理。それが現実であり、負のスパイラルに陥っているのが原発の実態です。

私たちは絶対に福島原発事故を風化させてはなりません。原発のない国をめざしましょう。 

2022年1月23日日曜日

なにやら四方山話(77)

本年最初の「脱原発八千代ネットワーク」定例会に参加してきました

1月22日に開催された「脱原発八千代ネットワーク」の定例会に参加してきました。同会は2011年3月11日の福島原発事故を契機に、「原発問題を自らの問題として捉えよう」と、八千代市の市民で結成された団体です

月に1回の定例会では、情勢報告と毎回違うテーマを決めて学習会を行ってきました。コロナ禍という難しい情勢下ではありますが、今回で実に104回目になります。また、反原発集会の参加や、議会要請、広汎な市民参加による講演会、映画会などのイベントも企画して成功させてきました。

決して大きな組織ではありませんが、11年目となる運動の継続をエネルギーにした草の根運動を展開しています。私も初期メンバーとして末席に置かせていただいています。

今月の情勢報告は、原子力市民委員会の委員でもあり、脱原発八千代ネットの中心的役割りを担っている川井康郎さんからでした。内容は概ね下記の通りです。

1.フクシマの状況

(1)東電は1号機で開始予定だった格納容器内部調査を水中ロボットの動作不良のため断念。デブリの取り出し計画は暗礁に乗り上げたまま。

(2)トリチウム汚染水の放出計画は規制委員会にて審査中。漁連は放出反対の姿勢を堅持。放出時期については認可、準備工事を含めると2023年春開始は困難との見込み。

(3)事故時に6才~16才で県内に住んでいた甲状腺がん患者の男女6名が東電に対して総額6億円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴予定。

2.原子力規制と再稼働の動き

(1)現在稼働中の原発は大飯③④、高浜③④、伊方③、玄海④、川内①②の8基。

(2)柏崎刈羽原発の消火設備で多くの手抜き工事が発覚。計1580か所の溶接をやり直すこととなった。工事の元受け業者(東電グループの東京エネシス社)による工事管理があまりにも杜撰であった。

(3)九電は川内1~2号機の特別点検を開始。それぞれ2024年7月、2025年11月に40年の期限を迎えるための延長申請準備。

(4)東海第二は年内に安全対策工事を完了予定だが、昨年3月の水戸地裁の判決(控訴中)にて指摘された、地元自治体による実効性のある避難計画策定は困難との見通し。

3.その他のトピック

(1)EU委員会は原発と天然ガスについて脱炭素化に貢献するグリーンな電源(投資対象)と認定する案を提示(EUタクソノミー)。ただし、ドイツ、オーストラリア等は原発については強く拒否。

(2)経産省はプルトニウムを利用する(MOX燃料として)プルサーマル発電を新たに行う原発立地自治体に交付金を支払う制度を2022年に開始すると。事実上破綻している核燃サイクルの延命が目的だが税金の無駄遣い、かつ効果は疑問。なお、プルサーマルを実施している原発は現在、高浜③④、伊方③、玄海③の4基。

(3)政府の地震調査委員会は南海トラフ巨大地震の今後40年以内の発生確率を「80~90%」から「90%程度」に引き上げた。また1月15日にはトンガ沖にて海底火山の大規模噴火が発生。昨年8月の小笠原沖海底火山噴火による軽石漂流も含めて、自然災害による原発への影響が懸念される。

(4)電気の卸電力市場価格が上昇し、再エネ新電力が苦境に立たされている。原因は火力燃料費高騰、冬期需要増大、大手電力によるつり上げ。

また、テーマ別では、作業員やその家族たちの生の声に耳を傾けることで、今なお福島で何が起こっているのかを知ろうと、事故直後から10年以上にわたって現地で取材を続けてきた東京新聞福島支局の片山夏子記者の連載記事「ふくしま作業員日誌」をもとに、様々な意見交換がなされました。

福島原発事故はまさに過去の事ではなく、現在進行形です。原発再稼動や、「温暖化対策に原発は有効」という誤った論調や、日本も原爆6000発分のプルトニウムを保管している現実。汚染水の処理問題、そして、いまなお帰還できない多くの避難住民や、いまも命を削って除染作業をしている労働者がいる現実。私たちは絶対に福島原発事故(いや、事故と言っていいのか)を風化させてはなりません。

決して派手なパフォーマンスではなくても、このような地道で地域に根を張った運動は、必ず脱原発社会の実現に向けた道筋への一助になるはずです。

関心のある方は PFA00532@nifty.com(川井)までメールにてお問い合せください。

2022年1月11日火曜日

不肖・三田登がモノ申す!(146)

労働者への背信=芳野連合会長糾弾!野党共闘の前進で参院選に勝利しよう!

野党は野党統一候補で参院選に勝利しよう!

「労働者の味方ヅラ。連合の噴飯。いよいよ正体があからさまに」と、先日の日刊ゲンダイが芳野友子連合会長の批判記事を掲載。夕刊タブロイド紙でも、一貫性のある主張は評価できます。

中小労組出身なのに初の女性連合会長に指名されたのは、大資本と保守政治勢力の操り人形として「野党共闘つぶし」の命を受けてのことです。

だから、連合の新年交歓会に自民党としては9年ぶりに出席した岸田首相に「光栄です」と、大はしゃぎする無節操ぶりでした。

芳野会長は、ことあるごとに「共産党が掲げる野党共闘とは綱領に基づく共産主義社会実現のための手段」とお門違いの批判を繰り返していますが、そもそも芳野会長は近年の、少なくとも宮本体制以降の日本共産党綱領を読んだことがあるとは思えません。

全労働者への背信者・芳野友子連合会長

芳野会長は「立民の議席が減ったのは野党共闘のせいだ」と力説しますが、事実は逆です。210を超える選挙区で野党共闘が実現。「与野党1対1」となった選挙区は約130となり、野党共闘をした小選挙区では48議席から57議席と、9議席増。東京でも小選挙区では野党共闘で4から8議席に倍増。減少したのは野党共闘していない比例区であり、野党共闘そのものは敗北していないのです。もし野党共闘がなかったら立民はもっと減少していたことでしょう。

大資本と保守政治勢力が最も恐れているのは、この後の参院選で再び野党共闘が実現することです。その野党共闘つぶしの先兵が芳野連合会長に他なりません。

国民はデマゴギーに惑わさせることなく、衆院選での経験を活かして、参院での「ねじれ国会」実現をめざすことが肝要です。


2021年12月31日金曜日

なにやら四方山話(76)

【追悼文】杉田尚志氏の死を悼む

在りし日の杉田氏(2017年の市長リコール市民集会にて)

八千代市の市民運動にとって、またもや貴重な人を失ってしまいました。

「市民が主役の市政を実現する会」の顧問であり、「情報公開と市民の会」の元代表であった杉田尚志氏が、肺疾患で8月に入院したものの、治療の甲斐もなく去る10月21日に逝去されました(享年85才)。ここに故人の御冥福を心からお祈り申しあげます。

逝去は10月21日ですが、それを知ったのは12月30日でした。てっきり入院中とばかり思っていました。たまたま近況を聞くために電話したところ、御家族から悲しい事実を知らされました。もっとマメに連絡すればよかったと慚愧に堪えません。

2~3年前から体調を崩した杉田氏に変わって一年前に「情報公開と市民の会」の代表に就任した故・原弘志氏(元八千代市議)が、同じ肺疾患で杉田氏の半月前に逝去されて追悼文を同会のブログに書いており皮肉な結果にとても複雑な気持ちです。そして、悲しい気持ちでいっぱいです。

杉田さんと私との出会いは、2015年11月22日に胃癌で急逝した、「市民が主役の市政を実現する会」と「情報公開と市民の会」の代表を兼務していた故・曽我正男氏と同様でした。故・杉田氏と故・曽我氏は両会の創成期からの市民運動家でした。そういう意味では八千代市の市民運動にとって、ここ数年で貴重な指導者を3人も失ったことになります。

とりわけ「情報公開と市民の会」は、前身の2003年7月に「公正な医療体制整備を求める市民の会」として発足。八千代市医療センター(破格の80億円を要して東京女子医大を誘致しました)に関わる問題点を明らかにし、最高裁まで戦いました。2004年5月から「情報公開と市民の会」に組織変え。曽我、原、杉田氏はその時からの中心メンバーでした。9年前からは「市民が主役の市政を実現する会」の役員としても活動しました。

私は市民運動は2010年からの関わりなので、その前のことは詳細には知りません。また、よく考えると杉田氏のことをよく知っているのかと言われると自信がありません。と言うのも、杉田氏は自身のことをあまり語らない人だったように思います。

杉田氏の人柄を一言でいえば「まっすぐな人」でした。

広島県に生まれ、その後に大阪に移住。国立大阪大学卒のインテリでした。大手総合商社で働くエリートサラリーマンとして外国にも足を運び、英語も堪能で読書家。でも、それらをひけらかすこともなく、淡々としていました。話をすると少々長くなりつつも、単刀直入にもの申すのも「杉田流」でした。

たびたび酒宴の席を共にしましたが、前述のとおり自身をあまり語らない(ごく最近、俳句をたしなんでいることを知りました)ので、今思えば10年以上も共に活動してきたのだから、もっといろいろな話をすればよかった。人生の意味について教えを請えばよかったと後悔しています。

今後は故人の意思を引き継ぎ、八千代市での市民運動の発展に奮闘する決意です。杉田さん、本当にお疲れ様でした。安らかにお眠りください。合掌。

 

2021年12月24日金曜日

なにやら四方山話(75)

 賢者は愚かな指導者を選択してはならない

あらためて「つくづくアホな男を領袖にしたものだ」と思い知らせてくれるのが安倍前総理。「モリカケ・桜・公文書改ざん」は言うに及ばず、ここにきて再注目?されている「天下の愚策・アベノマスク」の顛末。

国民の血税486億円を投資した「アベノマスク」。不評のあげく8272万枚も在庫がだぶつき、保管・配送費用にすでに約6億円。管理費も年間で9億円。

苦し紛れに松野官房長官は「災害備蓄や地域住民への配布などで活用していただく」と発言するも、引き受け手なしとのこと。

「自称キングメーカー・安倍」の顔色を伺っていた岸田総理も、たまらず、ついに廃棄を発表。これは英断でもなんでもなく「国民に早く忘れてもらうために、この世から抹殺してしまえ」という思惑なのは明らかです。廃棄費も約6千万円かかるとか。これも国民の血税。

国民もつくづく舐められたものです。誰が総理になろうと、自公(維)政治がまかり通っているうちは苦労するのは国民です。来たる参院選で、まずは「ねじれ国会」の実現をめざして、野党共闘をさらに発展させる必要があります。



市議会レポート(53)

 ~2021年12月議会・一般質問を行いました~

去る12月22日に八千代市議会の12月議会(第4回定例会)が閉会。23議案について審議されました。詳細は議会ホームページを読んでいただきたいと思いますが、12月7日の私の一般質問について、私が発行している「市政レポート」から抜粋して報告とさせていただきます。

質問に登壇。例によって厳しい質問を浴びせました(ネット中継より)

八千代市は6年後に人口減少化が始まる。市は対策を急げ!

● 20万人都市が2060年には3万人も減少の推計

「八千代市人口ビジョン」の将来人口推計では2028年の20万4500人をピークに減少を始め、2060年には17万2千人と、約3万人以上の人口減少が推測されています。市人口減少化対策を問いただすと、底である17万2千人に減少した後の目標を「17万2千人にプラスアルファ」などと呑気なことを言っています。八千代市の活力が落ちても、それでよし、と言っているようなものです。今からそんなことでは八千代市の財政と行政運営は厳しい環境下におかれることになります。

●ついに流山市が八千代市の人口を抜く。理由は積極的な子育て支援

全国的にも注目されているのは、同じ千葉県北西部にある流山市です。全国でもトップレベルです。昨年の流山市の人口増加率は八千代市の約3倍でした。とりわけ「母になるなら流山市」と謳われているように若い世代の流入が特徴的です。

そして、県内で7番目の人口規模を長く維持してきた八千代市ですが、昨年年7月についに流山市に人口を抜かれ、八千代市は長らく維持していた県内7位の座を明け渡しまた。

流山市では駅前で児童を預かり、保育所までバスで送迎する行政サービスなどでも先駆けてきました。1人の女性が産む子どもの数を示す合計特殊出生率も、流山市は平均が1・62と、全国平均の1・43を上回っています。八千代市も流山市に学ぶべきです。

「八千代市の魅力づくり」で人口の流入をめざせ!~3つの提案~

●「三世代同居・近居支援制度」新設で子育て世代の再流入を

私は、昨年の12月議会でも同様の提案を行いました。「三世代同居・近居支援制度」とは、子育て世帯が親世帯と同居・近居するために新たに家を取得した場合、その費用の一部が助成される地方自治体の制度です。これにより、独立した子どもたちが地元に戻ってきやすくなります。

助成は、新築費用の一部、持ち家の増改築費用の一部、引越し費用の一部など様々ですが、近隣だけでも千葉市、市川市、船橋市、習志野市、松戸市、四街道市、白井市など多くの自治体がすでに実施しており、その点では八千代市は遅れています。早急に導入

することを求めました。

●「新生児誕生祝い制度」の新設を

八千代市の魅力づくりのカギは、子育て支援による若い世代の流入です。私は、「新生児誕生祝い制度」の新設を提案しました。子育て世代に八千代市に住み続けるモチベーションを維持してもらうために必要な制度で、県内だけでも、旭市では第2子に10万円、第3子以降20万円支給。君津市では第3子以降3万円支給。富津市では出生から1才誕生日まで毎月ギフト3500円分支給。大網白里市では第3子以降に8万円支給。茂原市は第1子〜第2子まで5千円のチケット、第3子以降は1万円のチケット支給を実施しています。いずれも子育て支援を通して人口の流入をめざすものです。

現在、コロナ支援事業の新生児1万円給付が12月で打ち切られますが、1月以降に子どもが生まれた世帯に不公平感が生じます。私は、新生児への給付の前提はコロナに限定せず、「新生児誕生祝い」としての給付を恒常的に継続することを求めました。

●280本も倒木している千本桜の植栽事業を急げ

市が「観光の目玉」と位置づけている新川千本桜ですが、実態は平成13年度から15年度にかけて市民の寄付などで1329本植栽された千本桜は、枯損や台風で280本が倒木したままというお寒い状態で放置されていました。私は、昨年の12月議会で「観光の目玉なら、それらしくするべきだ」と倒木分の補植栽事業を要求。その結果、本年度から予算化され補植事業が開始されました。

しかし、予算は450万円で植栽はわずか26本分にすぎません。これでは10年以上かかる計算で、その間にまた倒木がでるので「これではイタチごっこだ。もっと予算化を」と要求しました。

迷走する本庁舎整備計画。耐震不足対策こそが急務だ!

●「基本設計を変更して規模を30%縮小する」という計画変更

耐震不足の本庁舎整備計画を巡り、実に10年以上も迷走を続けています。かつて豊市政で耐震化工事と大規模改修(予算=約50億円)の計画が、次の秋葉市政では建て替え(予算=設計前に市長交代)に変わり、そして服部市政でも秋葉方針を踏襲。基本設計(予算=別館や付帯費用別で約118億円。全体では約140億円か)ができたものの、「コロナが収束するまで計画を延期する」とし、2年が経過。昨年6月の市長選挙で再選した服部市長は「コロナ対策でのリモートワークやリモート会議が計画を見直すきっかけとなった。働き方改革を行う。」として、「現基本設計から30%コンパクト化(概算では約30億円削減)するために設計を見直す」と宣言。5千万円かけた基本設計は白紙に。開業までにあと5年はかかるとのことです。

●計画見直しの背景には財政難での豪華建て替え計画批判の市民の声があった

前述のように、服部市長は当初「コロナが収束するまで計画を延期する」と方針転換しました。そして再び「コロナ対策をきっかけにリモートワークなど働き方改革が必要になったので、市庁舎整備計画見直す。教育委員会の合同化を中止して現在と同規模に縮小する」と方針の再転換を指示しました。

しかし、よくわからない話です。コロナ禍でも工事は可能で延期する理由にはなりません。また、再度の延期と計画見直しの大きな理由となった「働き方改革」は肝心の中味については何も示されていません。

本当の理由は、莫大な借金を抱えつつ、今後は「公共施設等個別施設計画」で24%の公共施設を削減しようとしているのに「なぜ市庁舎だけ豪華な建て替えをするのか」という多くの市民の批判の声を無視できなくなったのです。

大事なことは、財政難を配慮しつつ、いかに、いつ来るか分からない大震災から市民と職員の安全安心を速やかに担保するかです。一刻も猶予はありません。建て替えにこだわらずに、まずは早くて安い耐震化工事を進めることが現実的です。



2021年12月17日金曜日

なにやら四方山話(74)

千葉2区市民連合主催の「市民連合講演会」に参加してきました

満席の会場でした

12月16日に千葉2区市民連合の主催で、習志野市の菊田公民館において「市民連合講演会」が開催。賛同人でもある私も参加してきました。

本日の講演者は、著書「貧困の現場」で日本労働ペンクラブ賞、ジャーナリズム賞受賞。その他にも「15歳からの労働組合入門」などで著名な毎日新聞社・社会部記者の東海林智さん。私のFacebook友達でもあります。

演題は「野党共闘の評価・その手を離すな」でした。東海林さんは講演の冒頭から結論を述べています。「衆院選の結果、野党共闘をどう評価するいのか」というテーマで「小選挙区では敗北していない。何も嘆くことはない。希望を持ち前に進もう」と結論づけています。

力強い講演をする東海林氏。ロン毛がかっこいい。

「立民は比例区で21減となったので、全体では14減となったが、野党共闘をした小選挙区では48議席から57議席と、9議席も増やしている。東京でも小選挙区では野党共闘で4から8議席に倍増した。減少したのは野党共闘していない比例区だ。つまり、野党共闘そのものは敗北していない」と分析しています。

負けた選挙区でもかつてない接戦を展開しており、逆に言えば、もっと野党共闘を徹底していればもっと勝てたということになります。したがって、参院選も含めた今後の議論としては「どうやって、さらに野党共闘を強化・発展させるか」にかかっています。

それなのに、反動勢力が「野党共闘は失敗した」「立憲民主などは共産党、市民連合とは手を切れ」と御用達メディアも動員して喧伝しまくっていることは許せません。

とりわけ、連合が最先頭で反野党共闘キャンペーンをしているのはいかに「全労連憎し」といえども、労働者のナショナルセンターとしての立場を放棄した行為としか言いようがありません。「立民は共産と決別を」「(参院選は)立民と国民民主党の間でやっていただきたい」と、政治センスの欠如を露呈している芳野友子氏を会長の座に座らせた周辺の思惑が見えてきます。

「今回の結果は共闘が強くなる過程。お楽しみはこれからだ」という東海林氏の視点は、まったくその通りです。がんばりましょう。 

東海林氏とツーショット



2021年12月15日水曜日

なにやら四方山話(73)

 「第36回戦争を考える千葉集会」に参加してきました

満席の会場

去る12月12日、「戦争責任を考える千葉8月の会」主催の「第36回戦争を考える千葉集会」に参加してきました。同会は「戦争」の本質を考えることにより、再び戦争をさせない運動を長年にわたり地道に千葉の地で取り組んでいる会です。

今回は千葉市生涯学習センターにて、「後期日中戦争」の著者で、愛知大学講師の広中一成さんが「後期日中戦争期の中国戦線~太平洋戦争の裏で何が起きていたのか」を演題にしての講演でした。レジュメがなくプロジェクターのみの講演だったので、記憶とメモの範囲で記述します。違ってたらごめんなさい。

12月といえば8日の真珠湾攻撃で太平洋戦争が勃発した時です。ちょうど80年になるわけです。日本は「大東亜戦争」と位置づけ、連合国との太平洋や東アジア、東南アジアなどを中心とした戦争はミッドウェー海戦、ガダルカナル島の戦いで敗北。広島、長崎への原爆投下などで無条件降伏。

多くの国民の命と財産が奪われたわけですが、広中さんは「太平洋戦争に至る理由となった日中戦争において、多くのことが太平洋戦争前に起きていることにもっと注視するべき」と言います。盧溝橋事件、通州事件、第2次上海事変、南京大虐殺、トラウトマン工作、徐州作戦、武漢作戦、広東作戦、長期持久戦、第2次国共合作、平型関の闘い、台児荘の闘い、百団大戦、重慶爆撃、三光作戦、毒ガス戦、細菌戦(七三一部隊)、従軍慰安婦、傀儡政権等々。日中戦争は8年続きましたが後半4年間は太平洋戦争と同時のアジア太平洋戦争だったので、広中さんは太平洋戦争中の日中戦争を「後期日中戦争」と位置づけています。

左が若き歴史学者・広中一成さん。右が私。

日本=軍部の日中戦争の目的は大東亜共栄圏(日本を頂点として東アジア太平洋地域の共存共栄の確立~八紘一宇)としていましたが、結局は欧米の植民地支配を真似たにすぎず、目的もあまり深く考えていなかったといいます。それが「泥沼の日中戦争」になり、太平洋戦争に突き進んでいったのでした。

大量虐殺は28万人~30万人といわれる南京虐殺が知られていますが、江南殲滅事件のなかで起きた3万人が虐殺された廠窖事件など、数多くあるという事実があります。「虐殺なんてなかった」などと言う人もいますが、客観的な歴史観が欠けているとしか思えません。

さて、レポートが雑駁となりましたが、お許しを。まとめとしては①目的なき戦争が戦争長期化の一要因②指令官のひとことで進められる作戦③戦争犯罪を検証し事実を認める④被害者数や殺害方法で「矮小化」される戦争犯罪~戦争犯罪の本質に着目する。ということが認識するべきポイント。

最後に広中さんの著書「後期日中戦争」から一文を抜粋。

「後期日中戦争はなぜそれほど混迷したのか。その主たる要因は日本が日中戦争に明確な目的を示せなかったことである。(中略)目的もなく始まった日中戦争に大義名分を形作るため、日本政府は「東和新秩序の建設」を打ち出す。しかし、この抽象的な大義名分では日中両軍の軍事衝突を止める効果はなく、日本は何ら解決の糸口を見いだせないまま、強国の米英を相手とする太平洋戦争までも始めたのである」

これらは80年後の現在も共通しかねません。新自由主義、戦争法などの軍拡路線、増え続ける防衛(軍事)予算、憲法改悪策動など、戦争への道に舵を向けようとしている日本。再び目的なき侵略国家にしないために私たちの任務は重いと思うのです。


2021年12月6日月曜日

不肖・三田登がモノ申す!(145)

「オスプレイいらない!市民集会」に近隣市民が大結集。怒りのシュプレヒコール!

去る12月4日に船橋薬円台公園にて、私も共同代表を務めている「オスプレイいらない!習志野・八千代・船橋ネットワーク」主催の「オスプレイいらない!市民集会」が開催され、約550人の市民が参加しました。昨年に続き、3回目の開催となります。

開会前のアトラクションで楽団演奏があり雰囲気を盛り上げました。集会は主催側を代表して吉沢さんからの挨拶に続き、共産党、社民党、新社会党、緑の党から挨拶。また、立憲民主、れいわからメッセージがありました。

また、近隣の「習志野台8丁目町会」事務局長の栗山さん、「花見川革新懇」の鶴岡さん、「木更津オスプレイいらない住民の会」の野中さん、百里から梅沢さん、そして、「高江ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐さんなど、それぞれ連帯の挨拶で盛り上がりました。

なお、集会前には習志野自衛隊駐屯地に出向き、「習志野演習場を使用するオスプレイの訓練の中止とすべてのオスプレイ機種の日本配備撤回を求める要請文」を岸田総理、岸防衛大臣、茂木外務大臣、堺習志野駐屯地司令宛てに提出しています。
集会後は習志野駅までのパレードを行い、怒りのシュプレヒコール。周辺住民からも注目されていました。

住民の命と財産を危機に陥れる、安倍~菅~岸田政権による欠陥軍用機オスプレイの配備と飛行がどれだけ許し難い暴挙であるかは、これまで多くの事例が雄弁に物語っています。

墜落事故だけでなく、最近だけでも8月12日には、米軍普天間飛行場所属のオスプレイが重さ約1.8キロのパネル落下事故。そして、11月29日には米軍普天間飛行場所属のMV22オスプレイから金属製の水筒が住宅地に落下した事故。しかも、日本側に報告もしなかったということ。いずれも人命にかかわる問題です。それなのに日米地位協定で、日本は米国にモノ申すこともできません。理不尽の極みです。

これでは私たちは安心して生活することができません。市民の命と財産を守るために、岸田政権が進めている軍拡路線に反対し、地域住民の声で配備と飛行を止めましょう。

なお、毎月10日に各地域で取り組まれている抗議行動である「オスプレイいらない!アクションデー」は、「オスプレイいらない!八千代ネットワーク」が京成八千代台駅頭にて午後3時から宣伝行動を行います。お近くの参加できる方はよろしくお願いいたします。



2021年11月16日火曜日

不肖・三田登がモノ申す!(144)

「NO!オスプレイ・アクション」

  連続の11月行動!!

3市の市民が参加しての宣伝行動。右から3番目が私。

「オスプレイいらない!八千代ネットワーク」は、「NO!オスプレイ・アクション」として、連続の抗議と宣伝行動を行いました。

まず、11月3日は、来たる12月4日(13:30~)に薬円台公園にて「オスプレイいらない!市民集会」とデモの参加呼びかけです。昨年の集会は600名以上が参加しており、3回目となる今集会はさらに多くの参加を呼びかけています。

市民集会の参加呼びかけを習志野市、船橋市の市民と共に「オスプレイいらない!3市ネット」として、八千代緑が丘駅頭にて宣伝行動とオスプレイ配備に反対する第2弾の署名活動もあわせて取り組みました。

当日は約27名の市民が参加。3市ネット事務局からの基調報告に続き、習志野市、船橋市、八千代市からの訴えがありました。市民集会の宣伝ビラも200枚以上が配布されるなど、市民の注目度が徐々に高まっています。

また、昨年7月10日に、木更津基地に配備予定の17機の1機目が配備されたことに抗議する意味で、各地で毎月10日は抗議の日として取り組まれており、八千代市においても11月10日に八千代緑が丘駅頭にて、10名の参加で取り組みました。

陸上自衛隊導入のオスプレイは、8月から本格的な飛行訓練が開始され、百里基地、館山基地、東富士演習場への飛行訓練が確認されているところです。今後、訓練を重ね、操縦士の練度が向上したところで、訓練区域の拡大が予定されています。当然、習志野自衛隊基地をめざして私たちの住む街の上空を飛んできます。

やたらと墜落や故障をするオスプレイはオートローテーション(自動回転機能)がなく、航空法違反のシロモノあることも指摘されています。だから、生産国アメリカ以外の国で導入しているのは日本だけです。国民の命と財産よりアメリカへの忖度と防衛費の拡大を優先させる自公政権の暴挙は断じて容認できません。

つきましては、皆さんの行動参加を呼びかけます。近隣住民の方(近隣でなくても)は12月4日の市民集会にぜひ御参加ください。

(オスプレイいらない!3市ネット共同代表・三田 登)

八千代市、習志野市、船橋市など広汎に配布されているビラ


2021年11月4日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(143)

 ~2021総選挙~

今後も野党共闘の継続と発展で政権交代をめざせ!

総選挙の結果については残念でしたが、野党共闘の意義は揺るぎません。野党一本化した217選挙区では62勝しており、善戦しています。また、前回と違い、全体の4割が接戦でした。

維新が約4倍に「躍進」しましたが、維新の本質は第3極ではなく、自公の補完勢力でしかないことが結果的にクローズアップされなっただけのことです。今後、国民はその正体を知ることになるでしょう。

ちなみに英ガーディアン紙は、「日本の選挙、右翼ポピュリストが大阪で圧勝的得票」と報道。外国は日本をよく観察していますね。

共産党は比例の票が減ることを覚悟して、多くの選挙区で身を引いたので、ある程度の議席減少は予想できましたが、立憲は議席増が当たり前なのに14減とは酷すぎます。枝野代表の辞任もしかたがないところでしょう。

野党共闘は7割以上が「住み分け」できたものの、実際の選挙戦では思ったより上手く機能していなかったのも事実ではないでしょうか。しかし、野党共闘はこれが初めてです。「やっぱり駄目だったじゃないか。野党共闘は見直そう」などという考えは自公政権の思うつぼです。

事実、不穏な動きが早くも始まっています。維新の松井代表は憲法改正について「来年の参院選挙までに憲法改正案と国民投票を実施すべきだ」と2日の記者会見で発言しました。予想以上の41議席確保で、だいぶ調子にのっているようで、国民の多くが改憲には反対であることを忘れたようです。今回は維新にとっては結果オーライ選挙。国民はいつまでも騙されません。維新の勢いはそう続かないでしょう。

野党共闘の意義と成果を踏まえつつ、何が足りなかったかを総点検して、今後に繋げていく必要があります。そして、来年の参議院選挙では、野党共闘の継続と発展で、まずは「ねじれ国会」の実現をめざしましょう。その先には政権交代があるはずです。



2021年10月27日水曜日

なにやら四方山話(72)

愚行、ここに極まれり

思い出すだけでも忌々しい天下の愚策、「アベノマスク」が大量に使われず保管(早い話が使い道がなくて余った)されていることが報道されました。

ウイルスには殆ど効果のない、しかも小さな布製マスクのアベノマスクの購入代と郵送代の総額約502億3744万円に、文部科学省のコールセンター窓口業務代予算37億5000万円で合計539億8700万円もかかりました。
ところが、約3分の1にあたる約8200万枚が、今年3月末時点で配布されず倉庫に保管されており、金額にして約115億円。保管費用は約6億円とは呆れるばかりです。
この税金のムダ遣いの責任は誰がとるのか。
                      
コロナ失業などで生活困窮に陥り、炊き出しに列を作る人々がいるというのに、あらためての愚行に怒るのは私だけではないでしょう。
実質上、アベノミクスを継承することになる岸田内閣の今後も、推して知るべし。
やっぱり、政権交代しかありません。

2021年10月3日日曜日

なにやら四方山話(71)

千葉2区市民連合の駅頭情宣が緑が丘駅頭にて行われる

いまこそ、野党共闘で政権交代を実現しよう!

10月2日、千葉2区市民連合の駅頭情宣が緑が丘駅デッキにて行われ、32人の参加がありました。私も宣伝行動に参加しました。

宣伝には、来たる総選挙の野党側候補予定者である黒田ゆう(立憲民主党)、寺尾さとし(日本共産党)、三井よしふみ(れいわ新撰組)の他、かつまた竜大・市川市議(社民党)、宮川敏一(新社会党中央本部)、吉沢弘志(市民ネットワーク千葉県)などの熱い訴えがありました。私としては、千葉2区候補者をなんとか一本化してほしいところです。

国民のいまの心配ごとは、何と言ってもコロナ禍です。政府は総選挙を意識して緊急事態宣言を解除しましたが、感染者減少化にあっても専門家はリバウンドを危惧していますし、市民生活や経済活動の回復には、まだまだコロナ対策事業は必要です。

にも関わらず、この間、菅政権はコロナ対策を議論するための国会を開かず、挙句の果てに政権の責任を投げ出しました。

その結果、自民党は派閥政治による総裁選に明け暮れ、結局は安倍傀儡・岸田体制を作り上げました。今後は首班指名選挙だけの国会が開かれ、すぐに総選挙に流れるという政権側の身勝手さに、国民の不信感は拡大しています。

市民連合が求めた「衆議院選挙における野党共通政策の提言」に立憲・枝野幸男代表、共産・志位和夫委員長、社民・福島みずほ党首、れいわ新選組・山本太郎代表の4人が署名しており、「①憲法に基づく政治の回復②科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化③格差と貧困を是正する④地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行⑤ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現⑥権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する」ことをめざしています。

今度こそ自公政治に終止符を打つために、来たる総選挙で野党がセクト主義を排し、国民主体の立場で野党共闘が構築できれば野党連合による政権交代が展望できるはずです。

2021年9月29日水曜日

市議会レポート(52)

 ~一般会計補正予算で唯一の反対議員に~ 

 総括審議で反対討論を行いました

本日、29日は9月議会の最終日であり、議案や請願などの賛否が決定されました。令和3年度八千代市補正予算として約15億9800万円の補正が組まれ、補正後の一般会計予算は約945億8700万円となりましたが、いま最大の課題は何と言ってもコロナ禍対策です。

今補正では経営支援として、15%売り上げ減には10万円給付するために約億1250万円が計上されましたが、肝心の生活困窮支援が皆無あることは大問題でした。

私は補正予算案に反対し、財政調整基金を活用した、コロナ対策支援事業のための修正予算案を議会して発議することを討論で訴えましたが、残念ながら原案に反対したのは私ひとり。八千代市政の現状と急務がなんなのかを理解できない八千代市議会の実態が浮き彫りになりました。ましてや、一部の保守系議員からヤジが出る始末でしたが、私は今後も不退転の決意で市民生活を守るために奮闘します。

以下、私の反対討論を転載します。

●一般会計補正予算案・反対討論

議案第6号 令和3年度八千代市一般会計補正予算について、反対の立場で討論を行います。反対の趣旨を先に言えば、コロナ対策の予算が不十分であるということに尽きるわけであります。

9月以降は感染者が減少し、今月いっぱいで緊急事態宣言と、まん延防止等重点措置を解除する政府方針が示されましたが、それでコロナ禍による生活困窮や経営難などを始めとする一連のコロナ禍問題が一朝一夕で解決されるわけではありませんし、社会活動や経済活動全体がコロナ禍以前に回復するのには、まだかなりの時間を要する思われます。したがって、今後も国や自治体によるコロナ対策事業が必要であることは言うまでもありません。

にも関わらず、政府はあらたなコロナ対策を議論するための国会を開かず、本日の総裁選後は首班指名選挙だけの国会が開かれ、すぐに総選挙に流れるという菅政権に多くの国民が疑問を抱いていることと思います。

さて、世界のコロナ累計感染者数は9月28日現在ですが、約2億3234万人、死者が約476万7000人と、いまだに感染収束には程遠い状況です。また、ワクチン接種による抗体の最も有効な期間は、2回目の接種から5カ月以内で、その時間を過ぎると、徐々に効力が低くなっていくとされています。

イギリスでは3回接種の接種を行うブースター接種が9月から開始されました。また、ワクチン先進国であるイスラエルでは4回目接種の検討が始まっています。日本でも医療従事者に対しては早ければ10月から、高齢者に対しては来年1月からブースター接種が始まる予定といわれておりますが、富山県では、12月から3回目接種を開始するとの報道がありました。が、全体的にはまだ時間のかかる話です。

ただし、いわゆるワクチン先進国のこのような動きについて、世界保健機関(WHO)は発展途上国に行き渡るワクチンが不足するとして、新型コロナワクチンを豊富に備蓄する富裕国に対し、年内のブースター接種を控えるよう呼びかけており、今後、不透明な部分もあります。

さて、日本の累計感染者数は、9月28日現在ですが、169万5457人、死者1万7515人。ワクチン接種率も2回接種率は、総人口の58%にとどまっています。

八千代市も感染者数が減少しているとはいえ、9月28日現在ですが、3735人となっており、県内ではたえず6番目の多さです。また、健康づくり課の統計によれば、4月の感染者は141人でしたが、8月の感染者は970人と約7倍に激増し、年齢別感染者は20才台から50才台までの若い層の感染が増加傾向にありました。

八千代市の2回目コロナワクチン接種率は9月27日現在ですが、65才以上は約85・8%となっているものの、12才以上64才以下の若い年齢層は、39.8%にとどまっています。

また、緊急事態宣言の解除による、気のゆるみから来る感染者の増加が危惧されており、リバウンドによる第6波の可能性を専門家も指摘していることを八千代市としても認識しておく必要があります。

さて、これまで健康に関する問題を指摘してきましたが、忘れてはならないのがコロナ禍による生活困窮と雇用問題などの市民生活と、中小事業主の経営難問題であります。

一般質問でも指摘しましたが、全国で仕事につけない期間が1年以上に及ぶ人は全失業者の3割以上を占めていることにみられるようにコロナ禍による生活困窮は深刻です。

八千代市においても、福祉総合相談室に限定した相談件数だけでも、令和2年は1906件で、前年度比2.53倍。令和3年度も8月までの統計ですが、583件となっており、コロナの影響がなかった令和元年度と比較すると8月での件数は345件と、早くも1.7倍になっています。相談内容も令和元年度では2番目だった「経済的困窮」が2年続けて1番目となっています。この点だけみてもコロナ禍で八千代市民が苦しんでいることがわかります。この数字はコロナ禍による生活困窮の一端に過ぎません。

また、帝国データバンクの調査によれば、資本金1000万円未満の小規模企業を中心に、法人および個人事業主の、いわゆる新型コロナウイルス関連倒産は9月27日現在ですが、2094件と右肩あがりの増加が報告されています。八千代市の小規模事業の経営者の方々も同様の苦労をされていると推察します。

本来、コロナ対策は国の責任であることは言うまでもありません。安倍政権、菅政権の3次にわたる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は八千代市には約20億3600万円交付されましたが、それでは足りないことは明らかでした。

しかし、今年度国会ではコロナ対策が政策化されていないことは大問題でした。だから地方自治体も積極的なコロナ対策事業ができなかったわけであります。

具体的には、昨年度に実施された市単独コロナ対策事業のなかで、生活支援事業の①1万円助成の新生児新型コロナウイルス感染予防助成事業②3万円給付のひとり親家庭緊急支援事業③10万円給付の新生児特別定額給付金給付事業。15万円給付の経営支援を再度実施するべきと考えます。

たしかに今議会での補正予算には中小企業者等経営支援金として、15%売り上げ減の事業者に10万円の給付のために4億1257万円が計上されていますが、それでは足りないことは明らかです。ましてや、生活支援事業なしというのは、コロナ禍の現状を認識していないとしか言いようがありません。

したがって、私は、コロナ禍における生活支援事業と経営者支援を積極的に組み込んだ補正予算を強く求めます。財源は財政調整基金を使うべきと考えます。

今回、財政調整基金に積み立てた12億3700万円のうち、10億円を財源として、すでに経営者支援として計上されている4億1257万円とあわせて約15億円をコロナ支援事業予算として補正予算化することを提案いたします。

昨年実施された市独自コロナ支援事業であった、①新生児新型コロナウイルス感染予防助成事業②ひとり親家庭緊急支援事業③新生児特別定額給付金給付事業の総予算は約1億5200万円。15万円支給の経営支援事業に約4億4400万円。これを合計すると約5億9600万円。それを今後2回実施しても11億9200万円です。残り約3億円は無料PCR検査などの感染予防対策費や、その他生活防衛予算として活用するべきであります。

それでも、財政調整基金には約32億円が残にので、基本ラインである標準財政規模のほぼ10%の維持ができており、無理のないプランだと考えます。

以上、議場の皆さんには、今補正予算案に反対し、議論したうえで、あらためて補正予算修正案の議員発議を行っていただくことを強く訴えて、私からの議案第6号反対討論といたします。


2021年9月24日金曜日

なにやら四方山話(70)

 ~関西生コン事件~

ゼネコン・検察・警察が一体となった組合つぶしを許すな!

「関西生コン事件」を取り上げた映画の第2弾である「棘2」が各地で上映活動が展開されています。かつて、杉浦弘子監督作品「棘~ひとの痛みは己の痛み。武建一~」として話題になり、その続編です。

去る9月23日には、千葉・京葉実行委員会の呼びかけで船橋市勤労市民センターホールにおいて上映会が開催され、コロナ禍にもかかわらず約160名の参加がありました。私も参加させていただきました。

さて、御存知の方も多いかと思いますが「関西生コン事件」とは、団交やストライキといった労働組合としては当然の活動をしていた全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部にたいして、ゼネコンと検察・警察が一体となって組合つぶしを行った一連の事件です。

滋賀県警が2017年に組合員と生コン業者ら10人に「恐喝未遂容疑」をでっちあげて逮捕。その後、大阪、京都、和歌山の三府県警が1019年に11の刑事事件をでっちあげ、のべ89人もの組合員と事業者を逮捕したのです。

いずれも、ストライキやビラまき、建設現場の法令違反を調査、申告するなどして公正な取引環境を実現するためのコンプライアンス活動、破産・倒産に対して雇用確保を求める活動など、あたりまえの労働組合活動が、恐喝未遂、恐喝、強要未遂、威力業務妨害といった刑事事件とされたものです。

組合の中心であった武健一委員長には、7月に懲役3年・執行猶予5年の不当判決が下されました。

余談ですが…。もう36年も昔のことですが、私がまだ若い頃、勤めていた中小企業で、労基法も守られていない劣悪な労働環境の改善を求めて労働組合を結成。私が委員長となりました。その時のスローガンが「会社は労基法を守れ」という極めて当然の要求でした。

組合の呼びかけに社員の過半数が組合に加入しましたが、結成通知を渡した翌日から露骨な組合つぶしが始まり、不当労働行為攻撃の連続。地域の労組仲間とともにストライキで対抗。ついに労働争議になって、裁判など、苦労した思い出があります。(いろいろあって今は市議をやってますが)

とりわけ70年代以降は大手労組も、官公労労組も労使(資)の馴れ合いになり、日本の労働運動は危機的状況となって久しいのですが、いまや、「当たり前の労働運動」をした組合は組合つぶしや、「反社」扱いになるのです。その先鋭化した事例が「関西生コン事件」です。労働者の当たり前の権利を守るためにも「関西生コン事件」を許してはならないと思うのです。


2021年9月19日日曜日

市議会レポート(51)

2021年9月議会で一般質問を行いました

8月30日~9月29日まで八千代市議会第3回定例会(9月議会)です。去る9月8日に一般質問を行いました。議員になって皆勤で質問しているので、通算27回目の登壇となります。今後も議員でいる限りは必ず登壇します。要旨ですが、当日の発言内容を10月初旬に発行予定の「市政レポート26号」から転載して掲載いたします。

コロナ禍から市民の命と生活を守るための積極的な対策を

●県内6番目に多い感染者数。市民の不安の声に市は応えているのか

9月以降は、減少傾向にあるものの、全国の累計感染者数は約160万人、死者は約1万7000人と事態は相変わらず深刻です。八千代市も累計感染者数が3700人を超えており、県内6番目の多さです。八千代市の高齢者のワクチン2回接種率は約85%ですが、64才から12才までの若い年齢層の2回接種率はわずか17%(9月末現在)と遅れています。

また、「いま八千代市はどうなっているのか」という市民の声に「県が掌握しているので」と限定的な情報提供しかできない市への不安の声も広まっています。市は、市民への丁寧な現状報告と情報提供にもっと努めるべきです。

●入院できず自宅療養者が激増。服部市長は臨時医療施設開設を国・県へ要請せよ

とりわけ深刻なのは医療崩壊への危機といわれている事態です。入院したくても入院できない自宅療養者数は全国で急増しています。そこで三田議員は、県内主要自治体で複数の臨時医療施設の開設を提案し、国の窓口である熊谷知事に要請することを求めました。

福井県では体育館を利用して医療資源を集中活用して成果をあげています。県は、2月に千葉県がんセンター旧病棟に開設しましたが、病床数は最大で66床と、全県レベルの感染者には到底対応しきれません。ここは服部市長が20万都市の市長として、あるいは近隣市長とも連携して動くべきです。

●コロナ禍で苦しむ生活困窮世帯、失業者、中小事業主に継続的支援を

総務省の労働力調査によると、失業者233万人のうち仕事につけない期間が1年以上に及ぶ人は74万人で3割以上を占めています。

八千代市においても、福祉総合相談室への相談件数は令和2年が1906件で、前年度比2・53倍。相談内容も「経済的困窮」が1番目となっていることからもコロナ禍による生活困窮世帯の実態が如実にあらわれています。また、商工リサーチ調査によれば、コロナの関連破綻が続き、全国で1820件が倒産となっています。

●財政調整基金に蓄える決算剰余金12億円をコロナ禍による生活困窮支援と経営難支援に活用を

ところが、昨年度に実施した、コロナ禍による生活困窮支援、経営者支援事業が今年度は皆無でした。9月議会では中小企業経営支援事業として売り上げ15%減の事業者に10万円の支給が予定されていますが、これでは足りませんし、生活困窮世帯への支援は相変わらずゼロです。

では、予算がないのかというとそうではありません。9月議会では、決算剰余金などから財政調整基金(必要な時にいつでも使える貯金)に12億3700万円が積み立てられ、財政調整基金の合計額は40億1800万円となります。

三田議員は基金を取り崩して、今期補正の経営者支援4億1250万円とわせて15億円をコロナ支援事業として予算化することを強く求めました。そうすれば、昨年度に実施した生活支援や経営支援の継続、または新規支援事業が積極的に取り組めるはずです。

服部市長が市庁舎整備計画の見直しを公言するも不明瞭。早急な耐震対策こそが急務だ

●歴代市長の思惑で迷走を続ける市庁舎整備計画

市庁舎建て替え計画は昨年9月から「コロナ禍の収束まで」として基本設計完成後に延期の方針が示され現在に至っていますが、ここにきて服部市長は9月議会では見直しの意向を明らかにし「新市庁舎のコンパクト化」の方針を示しました。ただ、まだ漠然としており、「基本設計を見直すので基本計画も見直すことになる」ということが分かっただけです。

このように市庁舎整備計画は、豊田市政(耐震化工事)→秋葉市政(建て替え)→服部市政(建て替え)→服部市政(コロナ禍収束まで延期)→服部市政(コンパクト化へ見直し)と迷走を続けています。

●いつ来るか分からない大震災。早くて安い耐震化工事を

しかし、忘れてはならないのは、市庁舎が耐震不足なのに大震災はいつ来るか分からないということです。ただでさえ延期で遅れている耐震化対策は待ったなしのはずです。

かつて佐倉市が耐震不足の市庁舎の整備手法を建て替えではなく、耐震化工事をいち早く選択した理由は「いかに早く市民や職員の安全安心を担保するのか」という発想でした。八千代市も同様に考えるべきです。 また、国の「緊急防災・減災事業債」を活用すれば予算が減額(建て替えは対象外)できるので、早くて安い耐震化工事方針への再転換をするべきだと三田議員はあらためて提案しました。

高津川溢水対策工事がいつの間にか工事費50%増と工期延長。市民に丁寧な説明と情報共有を

●いつの間にか工事費が16億5400万円も 増額。工期も延長

2013年10月の豪雨では八千代1号幹線沿いの浸水被害は、住居や乗用車などに甚大な被害がでました。そこで溢水工事が開始されました。これは必要な事業です。しかし、工事予算の当初予算は33億2900万円でしたが、3度の予算変更があり、すでに16億5400万円が増額されており、実に50%増の合計49億8300万円となっています。(別表参照)また、今年度で工期終了の予定が流下型貯留管(シールド)工事の遅れを理由に来年度までに延長が予定されています。

●事後報告ではなく、市民に丁寧な説明と情報共有を

市側によれば工事費の増額理由は「特殊工法や、より効果の高い地盤改良が必要となった」とのことですが、当初の工事方法を変更したということになります。つまり、計画が甘かったのではないでしょうか。また、「オリンピック・パラリンピックによる資材や人件費の高騰」などを理由にあげていますが、オリパラがあることは最初から分かっていたことです。理由があるにせよ、5割増しの16億5400万円の増はひどすぎます。しかも工期も1年以上延長される見込みで、工事の完成を待っている沿線住民の期待を裏切るものです。

しかし、市側は「最小の費用で最大の効果が発揮できるよう、効率的な執行を常に念頭に置いて取り組んでいる」と反省の色もありません。三田議員は「市民の大事な財産である市税を軽く考えているのではないか」と猛省を求めました。

さらには工事による溢水効果についても問題があります。工事が完成しても床下浸水の可能性があるということです。したがって、床下浸水への対策と車の移動は依然として必要であることをどこまで市民に周知しているのでしょうか。

三田議員は「事後報告では市民の理解を得られない」と、事前に市民への丁寧な説明と情報共有を強く求めました。


2021年8月22日日曜日

なにやら四方山話(69)

習志野市旧庁舎跡地の有効利用の実現を!

参加した市民による積極的な議論がありました

本日、8月22日、プラッツ習志野にて開催された、「習志野市旧庁舎跡地の有効利用を考える連絡会」主催による「第2回市民のつどい」に、他市の市民ながら私も参加してきました。

習志野市では、新市庁舎の移転と建設にともない、旧庁舎跡地(約1万㎡)の活用を巡って問題が起きています。

習志野市長は、第1回「習志野市旧庁舎跡地活用検討委員会」で「財源化」を明言しています。つまり、「手っ取り早く売ってしまえ」ということです。

しかし、市民から異論が噴出しています。5月には「習志野市旧庁舎跡地の有効利用を考える連絡会」(地連絡会)が結成され、市民の立場での市議会議員らによる旧庁舎跡地議員連盟(跡地議連)も結成されました。すごいですね。

旧市役所跡地(約1万㎡)

地連絡会は「貴重な跡地を売却や貸し付けをしたりしても良いのか。それが市民サービスの向上につながるのか」「跡地は市民の共有財産・宝物で、一度手放したら二度と戻らない」と、市民への十分な説明と合意形成にもとづき、売却ではなく有効活用への方針転換を求めています。

八千代市も市庁舎建て替え問題を抱えており、何かの形で連帯できたら、と思います。


2021年8月12日木曜日

不肖・三田登がモノ申す!(142)

八千代緑が丘駅頭で月例の「NO!オスプレイ・アクション」敢行!

八千代ネット共同代表として演説しました

去る8月10日、八千代緑が丘駅頭にて、「オスプレイいらない!八千代ネットワーク」がオスプレイ配備と飛行に反対する宣伝行動を行い、10名が参加しました。

昨年7月10日に1機目が木更津基地に配備されたことを受けて、毎月10日は「NO!オスプレイ・アクション」と位置付けて取り組んでおり、船橋市の「どこの空にもオスプレイはいらない@フナバシ」からも津田沼駅頭で同様の取り組みが報告されています。

もう一人の共同代表である大崎さんも演説

これまでも繰り返して訴えてきたように、墜落や故障を繰り返し、アメリカ以外で配備を決定したのは日本だけ。にもかかわらず3600億円もかけて計17機が木更津に配備予定です。

オスプレイの飛行ルートは習志野演習場のみならず、館山航空基地(千葉県)、百里基地(茨城県)、東富士演習場(静岡県)、富相馬原演習場(群馬県)、関山演習場(新潟県)などの使用方針を明らかにしており、木更津基地にはすでに7機が配備され、近いうちに飛行訓練が開始されると言われています。

日本を戦争する国にすることだけを考えていた「アベ政治」をスガ自公政権はそのまま継承しています。国民統制への国民投票法や、反基地運動つぶしの土地利用規制法の強行可決はその道筋づくりを策動するものであり、オスプレイ配備もアメリカとの共同軍事路線の一環です。

植田八千代市議もアピール

これらの国民の命と財産を何とも思わない、ファシスト=アベ~スガ政治を国民の声で叩き潰さなければ私たち国民の未来を展望するはできません。最新の世論調査でもスガ内閣の支持率は暴落しています。

国民は分かっています。秋の総選挙は政権交代のチャンスです。そのためには野党全体での受け皿づくりが必要です。それが成功すれば、全野党共闘による政権交代の日は遠くありません。